地方競馬で強い馬は?最強の血統は?2022年の現役最強馬も紹介

地方競馬で強い馬は?最強の血統は?2022年の現役最強馬も紹介

「名馬と呼ばれた地方競馬の馬たちを知りたい!」
「地方競馬で最強の血統って一体どの血筋なの?」
「2022年も現役で活躍している地方競馬最強の馬はどれ?」

このページを訪れたあなたは、日ごろ地方競馬をご覧になっている中で、以上のような想いを抱いているのではないでしょうか。

今回は、地方競馬で名馬と呼ばれた強い馬たちや、最強の血統は一体どの血筋なのか、そして 2022年における現役の最強馬を紹介していきます!

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地方競馬出身の様々な名馬たちを紹介

地方競馬出身の様々な名馬たちを紹介

競馬の世界で名馬と言えば、デビューした時から中央競馬という馬ばかり取り沙汰されることも多いのですが、地方競馬出身の馬にも様々な伝説を残した名馬は数多くいます。

すごい実績を残した名馬がいることを知ってもらえれば、あなたも地方競馬がもっと気になってくるようになるはずです。

今回は、地方競馬のファンでなくとも名前を知っているであろう馬から、コアなファンでないと知らないのではないかという馬まで、いろんな名馬を見ていきましょう!

中央競馬の強豪としのぎを削った地方競馬の名馬たち

オグリキャップ(引用元:https://prc.jp/jraracingviewer/contents/yushun/003.html)

地方競馬出身の名馬を紹介するうえで、まずオグリキャップの存在はやはり欠かせません。
オグリキャップは笠松競馬場でデビューするやいなや、8連勝を含む 12戦10勝の成績を叩き出して中央競馬へ移籍、重賞レースで 12勝を挙げて “平成三強” と呼ばれるなど、当時の競馬界を席巻する活躍ぶりでした。

そんなオグリキャップのように、中央競馬で大きく活躍した地方競馬の名馬は他にも多数います。
例えば、2007・2008・2010・2011年の計 4回も地方競馬の年度代表馬に選ばれたフリオーソは、よく名馬としても名前の挙がる馬です。

交流重賞で何度も中央競馬の強豪馬と戦いながら、毎回のように上位へ食い込む力を見せつけ、ジャパンダートダービーでは優勝も果たしています。

そんなフリオーソが名馬と言われる最大の理由は、獲得賞金総額が地方競馬史上最高の 8億4544万6000円に達した点であり、これは 2022年時点でも未だに破られていない記録です。

2022年現在、地方競馬に所属したまま中央競馬の G1レースで優勝した唯一の馬である、メイセイオペラも地方の名馬として頻繁に取り上げられます。

地方競馬と中央競馬の交流が始まった 1995年に、中央進出の初戦でいきなり優勝してみせたライデンリーダーも間違いなく名馬でしょう。

この活躍があったからこそ、地方競馬にも侮れない馬がいることを中央競馬ファンに印象付け、今日まで続く交流競馬の礎が形作られたと言っても過言ではありませんからね。

また、史上初めて 2歳という若さで地方競馬の年度代表馬に選出されたラブミーチャンも、中央競馬で 3戦のみの出場ながら 1勝を挙げるなど、自身の名前を冠したレースが登場するほど活躍した名馬の 1頭です。

世界を相手に力を見せつけた地方競馬の名馬たち

コスモバルク(引用元:https://prc.jp/jraracingviewer/contents/yushun/076.html)

地方競馬の馬にとっては中央競馬の馬とレースをするだけでも一仕事ですが、中には海外の強豪馬とも互角以上に渡り合った名馬がいます。

まずは 1983年、当時は海外の馬がかなり強く国内レースでも相当に幅を利かせていた時代ですが、第5回のジャパンカップに出走したロッキータイガーは、初めての芝レースながら海外馬を軒並み抑える好走を披露しました。

道営のエースと呼ばれたコスモバルクも相当な名馬で、地方競馬に所属しながら初めて、国際G1 のシンガポール航空インターナショナルカップで優勝する快挙を達成した馬です。

また、中央競馬の舞台でこそ勝てなかったものの、地方競馬所属の馬として初めてドバイワールドカップに招待され、世界の強豪と渡り合って 6着に収まる健闘を見せたアジュディミツオーも名馬と言えます。

以上のように、地方競馬からも中央競馬と勝負になる馬が出ているばかりか、世界の舞台でも活躍できる名馬は輩出されているのです。

たった 100戦で賞金 1億円を稼いだばんえい競馬の伝説馬

地方競馬の中でも特殊なばんえい競馬という舞台にも、キンタローという伝説級の名馬が存在しました。
ばんえい競馬で初めて賞金総額 1億円に達したキンタローは、最高峰のレースであるばんえい記念(当時は農林水産大臣賞典)を 3度制するなど、数々の功績を持っています。

これらの記録だけでも名馬たるに相応しいものなのですが、今では賞金総額 1億円の馬も 7頭が存在する中、キンタローが最も優れているのは 3割を超える勝率でした。

快進撃とも言えるこの生涯勝率もあって、キンタローはたった 102戦で賞金 1億円を達成しており、これは賞金総額 1億円を稼いだ 7頭の中でも最小の数字となっています。

他の 6頭は勝率 2割前後が普通で、150戦近く出走して 1億円がやっとであることを考えると、キンタローが頭一つ飛び抜けた馬だったことは明白でしょう。

優秀な産駒を送り出す地方競馬最強の血統とは

優秀な産駒を送り出す地方競馬最強の血統とは

「地方競馬で最強の血統は?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
そもそも、何をもって最強の血統と言うべきかも難しいところですが、競走馬としての総合力に優れた馬を多く輩出していればいるほど、強い血筋と言っても良いでしょう。

今回は、血筋の強さを判断する指標としてリーディングサイヤー、つまり産駒全体の総獲得賞金額で種牡馬を順位付けしたものを用います。

優秀な産駒を何頭も地方競馬の舞台に送り出している最強の血筋について、近年の傾向を加味しながら紹介していきますよ。

10年近く続いたサウスヴィグラスの時代は終わりつつある

サウスヴィグラス(引用元:https://m.facebook.com/jra/posts/1659300900793729)

2021年までの最強血統という話であれば、間違いなくサウスヴィグラスの名前を挙げて記事を締めくくっていたことでしょう。
ここ 10年、2013年度と 2014年度を除いては、サウスヴィグラスがリーディングサイアーの座に収まり続けてきたからです。

地方競馬の世界で 7年連続のリーディングサイアーに輝くのは相当なことで、最強の血統だったことは疑う余地もありません。
では、なぜその時代が終わりつつあるのかというと、サウスヴィグラスが 2018年3月4日に亡くなっていることが理由です。

今後サウスヴィグラスの産駒が生まれることは無いので、これから先サイアーランキングは順位を落とす一方になると考えられます。

現に、2022年度のサイアーランキングでは現在 3位で、8年ぶりにリーディングサイアーの座を明け渡す可能性が高くなっている状況です。

常にサイアーランキング上位だったパイロは時代を築けるか

サウスヴィグラスがリーディングサイアーになっている間、サイアーランキングで常に 2位や 3位といった上位の常連だったパイロ。

しかし、今のところ 2022年度のサイアーランキングで 1位を確保しているのは、パイロと生年月日が近く、去年までは 10位あたりをウロウロしていたエスポワールシチーです。

まだ賞金総額の差はそこまで大きくありませんし、もちろん 2022年度が終わってみるまで結果は不明ですが、今年リーディングサイアーを取れたほうが一時代を築くかもしれません。

サウスヴィグラス亡き今、ずっとその機会を窺ってきたパイロがリーディングサイアーを手にし、一時代を築いて新時代の最強血統と呼ばれるようになるのか、今年度は強く注目したいところですね。

思わぬ伏兵のロードカナロアは真の最強血統になるかも

ロードカナロア(引用元:https://jra.jp/gallery/3minmeiba/horse1/)

地方競馬ファンはもちろん、中央競馬ファンの方もロードカナロアという名前を知っている人は多いと思います。
それもそのはず、ロードカナロアの産駒には中央競馬で三冠制覇や秋の天皇賞連覇を成し遂げた、あのアーモンドアイがいるからです。

中央競馬のリーディングサイアーで 2021年度 2位に輝いたロードカナロアですが、実は地方競馬にも優秀な産駒を送り出してきています。

2019年度は 37位、2020年度は 15位、2021年度は 11位と順調にサイアーランキングも上げてきており、今年度はまだ 13位ながらダートに強い産駒も生み出せることを証明している格好です。

既に、血統の強さを中央競馬では十分に見せていますし、パイロやエスポワールシチーより若い親馬ということもあり、地方競馬でも上位に食い込んでくる可能性は高いと考えられます。

仮に、芝が主戦場の中央競馬にもダートが主戦場の地方競馬にも、活躍できる産駒を送り込めるとなれば、ロードカナロアが最強血統の持ち主となるのは明らかでしょう。

ぜひ、サウスヴィグラスやパイロにエスポワールシチーといった馬の産駒だけでなく、ロードカナロアの産駒にも今後は注目してもらえればと思います。

2022年、今この馬たちが地方競馬で強い!

2022年、今この馬たちが地方競馬で強い!

地方競馬ファンならびに馬券を購入する人にとって、2022年現在も現役で走っている強い馬は気になるところかと思います。

本当なら地方競馬全体を通して最強の馬を挙げられればいいのですが、地方競馬のコースは競馬場ごとで全く違い、有利な馬もガラッと変わるので、異なる競馬場の馬を並べて評価するのは非常に困難です。

なので、現時点で飛び抜けた実力を持った馬のいる競馬場に絞って、各競馬場の強い馬を紹介していきます。

ばんえい競馬ではメムロボブサップが 2022年も圧倒的

世界で唯一、数百キログラムから 1トンにもなるソリを曳きながら争うばんえい競馬では、2022年もメムロボブサップが快調に飛ばしています。

2018年のデビューから 71戦に出走して、全く馬券に絡まない 4着以下はたったの 13回で、2022年に至っては 6月現在の 9戦消化時点で 4着以下は 1回だけ、他は 2着以内という圧倒的な勝ちっぷりです。
賞金総額も今年だけで既に 1000万円近く稼いでおり、生涯獲得額も 3500万円を超えています。

競争寿命の長いばんえい競馬においてはまだまだ戦える 6歳という年齢なので、このペースで行けば生涯 1億円も見えてくる可能性がある強い馬です。
今後しばらくは、メムロボブサップがばんえい競馬で暴れ回ってもおかしくありませんね。

中央競馬の馬でないと手が付けられないハクサンアマゾネス

金沢競馬場には、圧倒的王者と言っても過言ではないハクサンアマゾネスがいます。
この馬、実は 2020年のデビュー以来、中央競馬との交流レースでない限り複勝率は 100% です。

中央競馬の馬が来ない限りは、他の地方競馬場と交流レースをしても出張をしても必ず複勝圏内に入ってくるので、地方競馬全体で見ても結構な上位馬であると考えられます。

まだ 5歳という年齢で今年も今のところ好調なので、あと 2・3年は金沢最強の座を欲しいままにしていそうです。

賞金総額は既に 6600万円超えで、生涯 1億円に達するのはもはや既定路線として、一体どれだけ稼いでしまうのか末恐ろしい馬でもあります。

園田競馬の絶対王者として君臨するジンギ

園田競馬場で圧倒的な成績を誇り、中央競馬の馬を相手にしても全く引けを取らないジンギは、ハクサンアマゾネスと同じく地方競馬の中でもかなり上位に位置するであろう馬です。

この馬、なんと 2018年末にデビューしてこのかた 5着以下がたったの一度もありません。
他競馬場に出向いて交流戦をしようが、中央競馬所属の馬と交流戦をしようが、殆どのレースを 3着以内で終えてしまうのです。

2022年6月時点で今年も 4レースを終えて 1着が 3回に 3着が 1回と、全く期待を裏切らない成績で走り続けています。
その生涯複勝率はなんと 90% に達しており、オッズ 1.2倍でも買い続けているだけで儲かるという化け物です。

当然 1.2倍も付いてくれることなど中央競馬との交流戦でもなければレアな話で、むしろ 100円元返しが頻発するんですけどね…。

もしジンギに複勝で 1.2倍以上のオッズが付いていたなら、よほど何か不安要素でもない限り買っておくのが良いかもしれません。

他の競馬場には圧倒的と言えるほどの強い馬がいない

ここまで紹介した 3つ以外の地方競馬場では、強い馬が引退寸前の年齢だったり全体のレベルが高かったりで、今のところ強い馬として紹介できるほどの存在がいません。

門別競馬場のように強い馬はどんどん移籍させるというところもあれば、圧倒的に強い馬なら積極的に中央進出させることも珍しくないので、地方競馬に残っている強い馬は案外少ないのです。

今回紹介した 3頭の馬はかなり特別ですから、ぜひ名前を覚えて今後の競馬予想などに役立ててみてくださいね。

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地方競馬にも目を離せなくなるほど強い馬がいる

地方競馬で生まれた歴史的な名馬たち、最強の血統になりそうな親馬たち、そして2022年も現役として走り続ける強い馬たちを紹介してきました。
ここまでの内容をまとめると以下の通りです。

・中央競馬の馬だけでなく海外勢と互角以上の勝負をした地方競馬出身馬も多い
・最強血統と名高かったサウスヴィグラスの時代は終わりに近づきつつある
・地方競馬における次世代の最強血統にはパイロかエスポワールシチーが近いか
・中央競馬にも名馬を輩出するロードカナロアの産駒にも要注目
・ばんえい競馬ではしばらくメムロボブサップの時代が続きそう
・ハクサンアマゾネスは中央競馬の馬とやりあわない限りは強い
・地方競馬全体で見てもかなりの強さを感じさせるジンギはかなりの注目株か

記事を読んでくださった方は、地方競馬からも数々の名馬が生まれ続けていることや、最強の血統が今まさに変わりつつあるということなどを、感じ取っていただけたのではないでしょうか?

園田競馬場のジンギに代表されるような、これから中央競馬相手に何かやってくれそうなポテンシャルがある馬がいることも、地方競馬ファンには明るい材料かと思います。

「地方競馬には弱い馬しかいないと思っていた」という人も、ぜひこれを機に地方競馬の名馬や強い馬たちへ興味を持っていただいて、地方競馬にハマってもらえたら嬉しい限りです。