馬単ボックス買いの点数は何通りが良いの?計算法や買い方のコツも紹介

馬単ボックス買いの点数は何通りが良いの?計算法や買い方のコツも紹介

「馬単をボックスで買う時は買い目の点数を何通りぐらいにするのが良いの?」
「どんな買い方をすれば馬単のボックス買いで回収率を上げられるの?」
「馬単のボックス買いで点数が何通りになるか計算する簡単な方法はある?」

このページを訪れたあなたは、以上のような疑問を抱いているのではないでしょうか。
今回は、馬単のボックスは何通りで買えば良いかに加え、簡単な点数計算法や回収率を上げる買い方のコツについても紹介していきますよ。

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馬単ボックス買いの点数を簡単に計算する方法

馬単ボックス買いの点数を簡単に計算する方法

まずは馬単のボックスについて、買い目が何点になるのかを計算する方法を紹介しますが、非常に単純なのでぜひ覚えてみてください。
馬単ボックス買いの点数は以下のようになります。

馬単ボックス買いの点数の計算式
選んだ馬の頭数 × (選んだ馬の頭数 – 1)

例えば、ボックスで 8頭の馬を選んで購入する場合は、以上の計算式から 8 × 7 = 56 で 56点の買い目があるということです。

馬単ボックス買いの点数に答えは無い

馬単ボックス買いの点数に答えは無い

馬単をボックスで買う際、何通りにするのが最善なのかは皆さん気になるところかと思いますが、残念ながら「必ずこの点数にするのが良い」という答えは存在しません。

同じ馬単でも、買い目のオススメ点数は出走頭数やレース内容などに大きく左右されますから、臨機応変に考えていく必要があるためです。

ただ、全てのレースに共通して何通り以上は控えるべきという基準や、一般的にオススメされる点数は存在するので、今回はそちらを中心に紹介していきます。

馬単ボックスで 6・7頭以上の選出は避けるべき

7頭以上の出走馬を選出して馬単のボックス買いをするのは、回収率の観点から全くオススメすることができません。
これは、頭数ごとの買い目点数と馬単のオッズ中央値を見比べれば一目瞭然です。

まず馬単におけるオッズの中央値は、2005 ~ 2020年の集計によると 36.5倍で、買い目ごとに購入金額を調整しない場合は 36.5点分に相当します。

一方で頭数ごとの買い目点数を見ていくと、馬単ボックス買いでは 6頭を選ぶと買い目は 30点、7頭を選ぶと買い目は 42点です。

つまり、7頭以上を選んで馬単ボックス買いをするとオッズの中央値を買い目点数が超えてしまい、的中させても半分以上の確率でトリガミになることが決定します。

7頭を選出した馬単ボックス買いは、的中させても赤字になる可能性がとても高いばかりか、そもそも当たらない確率すら大きく残っている買い方です。

大損することが明らかな点数ですから、馬単ボックス買いで 7頭以上を選ぶことは避けるべきだと言えますし、正直 6頭選出でもかなり危ないと思います。

確かに的中率は犠牲となりますが、回収率を上げて馬単で稼ぐことを狙いにしているなら、6・7頭以上を選んでの馬単ボックス買いは避けるように心がけるのが基本です。

一般的には 5頭を選出した馬単ボックスが人気

理由こそバラバラではあるものの、一般的には 5頭を選出する馬単ボックスが最もオススメされているようです。
中でも、人気馬・中穴馬・大穴馬のバランスが取りやすい点はよく挙げられます。

的中の軸にするための人気馬を 2頭チョイスしたうえで、配当を大きく取るために実力のある中穴馬を 2頭選出し、万馬券も射程に入れるため勝てる可能性がある大穴馬を 1頭加えるといった具合です。

できれば軸となる人気馬は 1頭に絞ってしまって、代わりに中穴馬の候補を 3頭出したり、4頭ボックスに変更したりできると更に回収率は上がります。

人気馬と同じくらい馬券に絡むと予想できる中穴馬がいるなら、そちらにシフトしたほうがオッズも上がって期待回収率も上がるでしょう。
実力の伴っていない人気馬も切って、ボックスの買い目点数を減らすことで、やはり期待回収率は上がりますからね。

また、5頭の馬単ボックスは 1口あたり 2,000円とキリが良い数字で、収支を管理しやすく回収の見通しも立てやすい点をメリットに挙げる方もいました。

我々一般の競馬愛好家は月々で賭けられるお金にかなり限りがありますから、予算に沿って計画を組みやすいのは確かにメリットでしょう。

キリが良いというと 6頭の馬単ボックスも 1口 3,000円と綺麗な数字ですが、初めに書いた通り 6頭以上となると回収が見込めないため除外します。

5頭の馬単ボックスが相応しくない例外的なレース

5頭の馬単ボックスが相応しくない例外的なレース

基本的には 5頭による馬単ボックスがオススメと書いてきましたが、当然ながら頭数を変えたほうが良いレースも多数あるのです。
ここからは、同じ馬単ボックスを買うにしても頭数を考えなおすべきレースについて紹介していきます。

大荒れが予想されるレースで人気馬を除外するなら 6頭以上も

人気馬が軒並み実力を伴っていないなどの理由で、人気馬以外にも勝つチャンスが十二分にあるレースだと考えられる場合は、人気馬を捨てる前提で 6頭以上を選出した馬単ボックスも一考の余地があります。

このように不当な人気馬だらけのレースは、人気馬に賭けるのがデメリットだらけである代わりに有力な穴馬が非常に狙い目で、もともと勝負に出る価値の高いレースです。

オッズの低い人気馬を完全に排除してしまえるので、思い切って 6・7頭からなる馬単ボックスを買っても回収が望めますからね。

具体的な買い目点数を何通りにするかは、最も低い配当になる買い目の倍率によって決めるのがオススメです。
ボックス買いでも的中しない可能性は十分にあることを考えれば、最低オッズでも賭けた金額の 2・3倍以上が返ってくるよう調整するのが理想になります。

ありえませんが極端な話、300倍以上のオッズが確定している馬単ボックスなら 10頭買いだろうが問題ないわけです。

逆に万馬券が確定していない程度の買い目なら、いくら穴馬にチャンスがあるといっても、6・7頭でボックスを組むことは考えなおすべきだと考えられます。

また、6頭以上でボックス買いしたいがために、走りそうもない穴馬を無理矢理入れるのは御法度です。
6頭以上のボックス買いは、あくまで実力とオッズどちらも優れた馬が多い場合にのみ活かせる買い方になります。

有力馬もしくは出走頭数が少ない場合は 4頭以下に

馬券に絡む可能性の高い有力な馬が少ないレースや、そもそも出走頭数が少ないレースでは、4頭以下の馬単ボックスにするべきです。

いくら 5頭による馬単ボックスがオススメだと言っても、有力馬が 4頭以下しかいないレースで、足りない分の馬を無理に選出するのはリスクしかありません。

馬券に絡みそうな有力馬が 4頭以下しかいないレースは、むしろ買い目の点数を絞れるチャンスだと考えて、有力馬のみに絞った馬単ボックスで勝負するのが得策でしょう。

地方競馬などの一部レースでは、出走頭数が 16 を下回るようなものも多くありますが、そのようなレースでも 5頭より少ない数で馬単ボックスを買うほうが良いです。

出走頭数の少ないレースは馬単でもオッズが低くなりやすく、5頭を選出したボックス買いだとトリガミになることも少なくありませんからね。

馬単ボックスで回収率を上げる買い方の工夫

馬単ボックスで回収率を上げる買い方の工夫

ここまでで馬単ボックスを買う際の点数は何通りがオススメか書いてきましたが、可能なら全てのレースで点数を絞れるだけ絞ったほうが良いのは言うまでもありません。

以降は、馬単ボックスに絡める馬の頭数をできるだけ絞り、買い目の点数を少なく抑えるためにできる買い方の工夫を紹介していきます。

馬単ボックスの買い目を全て見直して点数を絞る

馬単に限った話ではありませんが、何ならそもそもボックス買いをしないのが最善策と言えるほど、ボックス買いは無駄が多くなる買い方となっています。

おそらく、ボックス買いをする方の多くは「この 5頭はどれも良いな!まとめてボックス買いにしてしまおう。」くらいの感覚で購入してしまっているのではないでしょうか。

しかし一度、冷静になって馬単ボックスに含まれる全ての買い目を精査してみれば、買う必要の無いものが何個か混ざっていることが殆どです。

例えばある馬が 1・2着となるレース展開になった場合、どうあがいても馬券に絡まない馬がいるとすれば、それら 2頭での馬単は買わないほうが良いことになります。

不思議に感じるかもしれませんが、レースによっては 5頭を候補に出した馬単ボックスを 1つ買うより、3頭からなる馬単ボックスを 2種類にしたほうが良いこともあるくらいです。

実際 3頭ボックス × 2 のほうが買い目点数は 12点と少ないですし、ちゃんとした理由で絞れているなら期待回収率も大きく上がります。

1・2着どちらの可能性もある馬しか選んではいけない

馬券へ絡まない馬を排除していく予想法をする人には関係のない話ですが、有力と感じた馬を候補にどんどん挙げていく予想法を取っている人は、「馬券に絡みそうだけど 1着は厳しい馬」などもボックスで買ってしまいがちです。

馬単をボックスで買う場合、当然すべての馬が 1着になるパターンも 2着になるパターンも購入するわけなので、1着・2着いずれかの確率が低くなる馬はボックスに含めてはいけません。

1着に入る可能性が低い馬をボックスで買うということは、その馬を 1着に据えている買い目すべてを、ただ寄付しているようなものと言っていいでしょう。

馬単ボックスで買い目に入れてもいいのは、2着以内に入る力はあると思われるものの 1着を取れるかは怪しい、という馬だけなのです。

ボックス買いは馬の優劣が付けられないレースでの最終手段

正確かつ具体的な予想ができていればいるほど、ボックス買いは非効率的で回収が望めない買い方であり、流し馬券やそれらに頼らない買い方より劣ります。

あくまでもボックス買いは、候補に挙げた数頭の馬をさらに絞るだけの材料に乏しく、優劣が付けられない時の最終手段だと考えてください。

馬単ボックスを何通りで買うかという点数を考える前に、まずボックス買いが本当に最適の買い方なのかを考えることから始めましょう。

例えば、圧倒的に強い馬がいるにもかかわらずボックス買いしてしまう人は、そのような馬が 2着に入る買い目すべてを無駄にしていると言っても過言ではありません。

競馬で勝つために「買い目を絞る」ことは、必ずアドバイスされるほど重要なことです。
ボックス買いがその真逆を行く買い方だということは、常に頭へ入れておきましょう。

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馬単ボックス買いの点数は 20 以内を目安に

馬単ボックスの買い目点数を計算する方法や、何通りを目安に買うのがオススメなのかなど、様々な観点から馬単ボックスの点数について書いてきました。
ここまでの内容をまとめると以下の通りです。

・馬単ボックス買いの点数は選んだ馬の頭数 × (選んだ馬の頭数 – 1)で簡単に求まる
・馬単の配当中央値を考えると 6頭以上でボックス買いをするのは損になりやすい
・一般的には 5頭を選んでのボックス買いが馬単ではオススメされる
・大荒れが予想されるレースで人気馬が除外できるなら 6頭以上でも良い
・出走頭数や有力馬が少ない場合は 5頭ボックス買いでも多すぎる
・馬単をボックス買いする前に買い目を全て考えなおすのがオススメ
・馬単ボックスは馬の優劣が付けられない場合の最終手段だと考える

馬単をボックス買いする上で、買い目の点数を何通りにすべきかという問いに対しては、基本的に 20点以内へ抑えるべきというのが一応の回答になります。

ただ、実際はレース予想の内容やオッズなど、様々な要因で最適となる買い目の点数は全く変わってきますから、柔軟に対応していくことが重要です。

また、便利さと的中率の高さから何でもかんでもボックスで買ってしまう人は、ボックス買いが最終手段と言える買い方であることを肝に銘じ、レースに応じてボックスより絞った買い方ができないか考えるクセを付けましょう。

全体としてはデメリットにも近いことを多く書いてきましたが、ボックス買いも正しく使えば堅実に収益を積み上げられる優秀な買い方に成り得ます。
買うべきときに買うべき点数でボックスを利用し、回収率を上げていきましょう!