池添謙一の年収と獲得賞金、これまでの活躍と結婚・家族についても紹介

池添謙一騎手

池添謙一騎手といえば、近年ではメイケイエールとのコンビで重賞を勝ちまくっている騎手として有名ですが、それ以外にも輝かしい経歴を持っています。
本記事では池添謙一騎手についてこれまでの活躍や年収などについて紹介していきます。

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池添謙一騎手のプロフィール

池添謙一騎手のプロフィール(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=f0faSV7-Zw8)

池添騎手の基本的な情報を表にまとめました。

生年月日 1979年7月23日
血液型 O型
初免許取得年 1998年
初勝利 1998年3月14日
重賞勝利数 94勝
G1勝利数 27勝

初勝利まで

池添騎手は1978年7月23日滋賀県栗林市で生まれました。
栗林といえば現在でも競走馬のトレーニングセンターがあるところであり、さらに身内などに競馬関係者が多いこともあって、池添騎手も自然と幼いころから騎手になる事を志すようになります。

そして武豊にあこがれて競馬学校へ入学、卒業して免許取得後、1998年3月1日に騎手としてデビューすることになります。
デビュー戦は12頭立てで6着とまずまずの成績で、同月14日中京競馬場でのレースにて初勝利を飾りました。

池添謙一騎手のこれまでの活躍を紹介

初勝利以降、現在まで池添騎手がどのような活躍をしてきたかをここでは簡単ではありますが紹介します。

デビュー1年目で重賞初制覇

初勝利からおよそ4か月後の7月26日、中京競馬場が工事中のため、阪神競馬場で開催された北九州記念に東証オリオンで出走し見事勝利、デビュー1年目にして重賞レースを初制覇することとなります。
この年は最終的に38勝を挙げ、最多勝利新人騎手のタイトルも獲得しました。

突然の海外競馬デビュー

それから3年後の2001年7月13日、池添騎手はフランスのドーヴィル競馬場で観客としてレースを観戦していました。
しかしとあるレースで武豊騎手が落馬して負傷してしまい、次のレースに出走できなくなってしまいます。

代わりの騎手をどうするかと悩んでいた際に白羽の矢が立ったのが観戦中の池添騎手でした。
レースの準備はまったくできていませんでしたが、たっての願いであったのと、大ファンである武豊騎手の代役ができるということはこの上ない栄誉だという気持ちもあり、池添騎手は快諾します。

もちろん馬具は持っていなかったので、武騎手などから馬具を借りてレースに出走しました。
これが池添騎手にとって、はじめての海外レース出走ということになります。
翌2002年、アローキャリーに騎乗した池添騎手は見事先頭でゴール、これが初めてのG1レース勝利となりました。

2003年と2004年には大活躍

2003年、池添騎手はデュランダルの主戦騎手となります。
デュランダルは短距離、マイルを主戦場とする馬でありながら後方から切れ味抜群の末脚を炸裂させて勝利するという唯一無二の競走馬でした。

このデュランダルでスプリンターズステークスとマイルチャンピオンシップを制覇、更に翌年もマイルチャンピオンシップに勝利します。

また、2004年にはスイープトウショウで秋華賞に勝利するなど、2003年と2004年は大活躍の2年間となりました。

3冠馬オルフェーヴルとの快進撃

その後も毎年のようにG1レースで勝利を積み重ね、2008年よりドリームジャーニーの主戦騎手になると、翌年宝塚記念と有馬記念を制覇、春秋グランプリ制覇を成し遂げました。

そして2010年、池添騎手にとって忘れることのできない稀代の名馬であるオルフェーヴルの主戦騎手になると、2012年には皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシックレースをすべて制覇し、オルフェーヴルを三冠馬へと導くと、年末の有馬記念でも勝利、2012年だけでダービージョッキー、三冠ジョッキーとなっただけではなく、この年はスプリンターズステークスとマイルチャンピオンシップも制しており、当時では割いた最多タイとなる年間GⅠ6勝という記録も打ち立てました。

オルフェーヴルは翌年も宝塚記念や有馬記念を制するなど活躍、オルフェーヴルは凱旋門賞にも2度挑戦して2度2着になるという活躍をしたのですが、残念ながら凱旋門賞ではオルフェーヴルに騎乗することはできませんでした。
今でも「外苑紋章で池添騎手が騎乗していたら…」と悔やむファンは多いです。

有馬記念とマイルチャンピオンシップで4勝目を達成

オルフェーヴル引退後も様々な競走馬でG1レースを制してきた池添騎手、2018年にはブラストワンピースで有馬記念に出走するとこのレースを勝ち、有馬記念4勝目を獲得、有馬記念4勝は武豊騎手も記録しておらず、池添騎手自身が持つ単独での最多勝利記録となっています。

翌年2019年にはインディチャンプでマイルチャンピオンシップに出走、この騎乗は元々依頼があったわけではなかったのですが、騎乗予定だった福永祐一騎手が騎乗停止処分となったため、急遽騎乗依頼を受けることとなりました。

急な騎乗依頼にも関わらず池添騎手は見事このレースを勝利し、有馬記念同様単独最多勝利となるマイルチャンピオンシップ4勝目を挙げています。

池添謙一騎手の年収とこれまでの獲得賞金について

池添謙一騎手の年収とこれまでの獲得賞金について

池添騎手がこれまで獲得した賞金と年収はどれくらいの金額なのかを調べてみました。
池添騎手がこれまで獲得した賞金はおよそ980億円となっています。

まだまだG1レースなど大舞台でも活躍している騎手なので、この金額はこれからもどんどん伸びていくことでしょう。
ちなみに1勝あたりの獲得賞金では武豊騎手を抜き、1位に輝いています。

年収に関してはレースの勝利数やどのレースで勝利するかで大きく変わってきますが、2021年の年収はおよそ8,000万円となっていました。

池添謙一騎手がこれまで騎乗した競走馬たち

池添謙一騎手がこれまで騎乗した競走馬たち

池添謙一騎手は乗り替わりも含めて数々の名馬に騎乗、結果を出してきました。
本項目ではそのなかでも特に有名な4頭について簡単に紹介していきます。

スイープトウショウ

スイープトウショウは当時としては史上2頭目となる牝馬での宝塚記念制覇を果たした名馬ですが、とにかく気性難というよりワガママな性格でした。

期限を損ねると立ち止まって動かなくなる性格で、スイープトウショウが出走する際はどの馬番でも必ず最初にゲート入りさせるといった措置が取られるほどです。

池添騎手も彼女には相当苦労したらしく、とあるインタビューで「スイープトウショウを彼女にしたいですか?」という質問に即答で「いやー、キツイでしょ」と答えています。

デュランダル

短距離レースではできるだけ前のほうを走り、最終直線で抜け出すというのが基本戦術ですが、デュランダルは「聖剣」という名前通り後方から一気に追い込んで抜き去るという戦法で数々のG1レースを勝利、競馬界を席巻しました。

実はこの走りが得意というよりは気性難のため他の馬に囲まれると折り合いがつかなくなってしまうため、仕方なく追い込み戦法を取らざるを得なかったという裏話があります。

しかし、この方向転換のお陰でデュランダルは唯一無二の存在感を放つスプリントホースになったのです。

オルフェーヴル

池添騎手が騎乗した競走馬という質問をした際に、ほとんどの人がオルフェーヴルと答えるのではないでしょうか。
それほど池添騎手とオルフェーヴルの活躍は素晴らしいものでしたし、最強のコンビだったと断言できます。

しかし「金色の暴君」という異名が付くほどの気性難であり、池添騎手は新馬戦と菊花賞勝利後の二度、振り落とされてしまっています。
三冠を獲得した瞬間に振り落とされてしまうような珍事は今後起こることはないでしょう。

あの凱旋門賞の時ですら「最後は遊んでいた」と言われていて、この馬のポテンシャルは底が知れません。
池添騎手自身も「オルフェーヴルが一番強い」と引退レース後のインタビューで答えていました。

メイケイエール

最近競馬ファンになった人にとっては「生け終え騎手のお手馬はメイケイエールだ」という認識が強いことでしょう。
現役牝馬のなかではソダシと並ぶアイドルホースであり、写真集も販売するほどです。

しかしながらメイケイエールもまたなかなか気難しい性格の競走馬として有名で、池添騎手自身も含め騎乗した騎手は制御に苦労しています。

メイケイエールの場合、へそを曲げるというよりは一生懸命すぎる性格がゆえにレースになると折り合いがつかなくなるといった性格で、一時期は短距離レースでも池添騎手は汗だくになっていましたが、近年は徐々に改善されつつあります。

池添謙一騎手は結婚している?

堀あかり(引用元:https://www.oricon.co.jp/news/59989/photo/2/)

池添騎手は元グラビアアイドルである堀あかりさんと結婚しており、既婚者です。
実は池添騎手はそれ以前に一度結婚経験があり、堀あかりさんとの結婚は二度目ということになります。

大勝負に強い騎手

池添騎手はこれまで重賞を94勝していますが、なんとG1レースを27勝しており、勝利したレースのなかで 3レースに1回はG1レースという割合です。
これは驚異的な比率であり、池添騎手が大勝負に強い機種であることを如実に表しています。

デュランダル、オルフェーヴルといった強い好走場の主戦騎手になっていたからというだけではなく、乗り替わりでしっかりと結果を出しているからこそ、これだけのG1勝利数を積み重ねることができているのでしょう。

癖の強い馬の騎乗依頼が多い?

代表的な競走馬を見て分かる通り、池添騎手には癖の強い競走馬の騎乗依頼が非常に多いです。
これまではたまたまという感じでしたが、近年は「困った時の池添騎手」と言わんばかりに癖の強い馬をどんどん池添騎手に騎乗してもらうといった状況になっています。

しかし、他の騎手でまったく結果が出なかった癖馬が池添騎手の騎乗で好走、または重賞レースを制覇といったケースは多々あるため、このようになってしまうのも無理はないでしょう。
ある意味唯一無二の騎手であるといえます。

そのほかエピソード

武豊騎手にあこがれて騎手を目指したということもあり、武豊の大ファン、を通り越して武豊マニアといっても良いほどで、YouTubeではその豊富な知識を存分に披露している動画があります。

また、現在では恒例となっている騎手が集まって記念撮影をするきっかけを作ったのが池添騎手です。
あるレースで先輩である幸英明騎手が記念すべき勝利を挙げて記念撮影をする際に池添騎手がぬいぐるみを持って一緒に撮るというシーンがありました。

この行動に幸騎手はとても喜んだそうで、この出来事をきっかけに区切りの勝利での記念撮影の際には他の騎手が集まって記念撮影をするようになったそうです。

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まとめ

池尾添謙一騎手は有馬記念とマイルチャンピオンシップを4回制している名騎手であり、特に稀代の名馬であるオルフェーヴルの主戦騎手として有名です。

近年ではメイケイエールの騎手としても有名であり、中央競馬界の騎手では屈指の知名度を誇っています。
特に競馬ファンの間では癖の強い競走馬の制御力が高いことに定評があって、唯一無二の存在感を誇っています。

また、記念の勝利で騎手同士が集まって記念撮影をするという恒例行事のきっかけづくりをするなど、競馬界そのものを盛り上げるのにも非常に貢献している騎手です。