名古屋競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

名古屋競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

愛知県にある競馬場といえば真っ先に思い浮かぶのが「高松宮記念」などが開催される中京競馬場です。
しかし日本でおこなわれている競馬は中央競馬だけではありません。

中央競馬は土日しか開催されていませんが、それ以外に平日も開催されている地方競馬が存在しており、中央競馬とはまた異なる魅力で近年人気が上昇しています。

そして、愛知県にも地方競馬を開催している「名古屋競馬場」という競馬場があります。
本記事では名古屋競馬場について、概要やコースの特徴などを解説していきます。

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名古屋競馬場の概要

名古屋競馬場の概要(引用元:金シャチけいばNAGOYA)

名古屋競馬場は愛知県弥富市駒野町にありますが、実はここに移転したのは2022年4月の事で、それまでは愛知県名古屋市港区にありました。

名古屋競馬場として開催されたのは1949年6月で、以降先に紹介した通り港区でレースを開催していたのですが、2016年にこの場所を2026年に開催される「愛知・名古屋アジア大会」の選手村として利用するというプロジェクトが立ち上がり、2016年12月に正式決定されました。

そして名古屋競馬場は「弥富トレーニングセンター」へと移転することが決まりました。
旧名古屋競馬場は2022年3月11日に営業を終了、2022年4月8日に現在の新競馬場ではじめてレースが開催されることとなりました。

ちなみに旧名古屋競馬場の最寄り駅は「名古屋競馬場前駅」だったのですが、旧名古屋競馬場が閉鎖となったため、現在は「港北駅」と名称が改められています。

新競馬場に関してですが、SNS上では「アクセスが不便で来場者数が減るのでは?」と心配する声が挙がっていました。

実際に新名古屋競馬場のアクセスは最寄り駅である近鉄蟹江駅から送迎バスで24分ほど、名鉄バスセンター・旧競馬場であるサンアール名古屋からはバスで40分ほどと、いずれもかなりの時間を要します。

更に運行本数もかなり少ないということもあって、自動車でなければ気軽に通えるような場所ではない、というのが実情です。

競馬場側も特に来客してもらうことに力を入れているわけではないようで、スタンド席は屋内外合わせて574席とかなり少なくなっています。

現在はインターネットでの販売がメインとなっているため、そういった意味では最新の状況に対応した競馬場であるということもできるでしょう。
ただし、アクセス面が充実していないとはいえ、重賞レースの際は多くのお客さんが詰めかけます。

スタンド席が少ないうえに、アクセス面もお世辞にも便利とは言い難いことから、他の競馬場であればそれほど混乱しないような来場者数であっても、競馬場内が大混雑しますし、何より競馬場に通じる道路が限られているので道路が大渋滞します。

重賞レースの際に名古屋競馬場を訪れるのであれば、できるだけ早く行くようにすると混乱を避けられるでしょう。

それでも帰りの混雑は防ぎようがないので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。
グルメに関してはキッチンカーでの提供となっているので、定期的に販売されるメニューが変化するのかもしれません。

また、コンビニがあったり、「ウマ娘プリティーダービー」のアンテナショップがあったりと、他の競馬場とは少々趣が違った設備となっています。

コース全体の特徴

名古屋競馬場全体図(引用元:金シャチけいばNAGOYA)

名古屋競馬場のコース全体の長さは1,180mで、地方競馬場の平均距離が1,200mであるのを考慮すると、少し小さめの造りになっています。
新名古屋競馬場のコース特徴として特筆しておくべきことのひとつが「コース幅の広さ」です。

コース幅がもっとも広いところでは30mもあり、これは中央競馬場が開催されるコースに匹敵する広さとなっています。

コース幅が広いと各馬が自由にポジション取りをしやすいため馬群が固まりづらいため、事故が起きにくいというメリットがあります。

更に第3コーナーから第4コーナーにかけてがスパイラルカーブになっており、第4コーナーあたりで馬群がさらにばらけやすくなるような配慮が成されています。

最後の直線距離は240mとそこまで長いというイメージはありませんが、馬群がばらけやすい配慮が随所に見られるため、後方で脚を溜めていた差し・追い込みの馬もそれなりに活躍しやすいコースといえるでしょう。

ただし、不利を覆すほどの長さではありませんし、馬の能力もそこまで高くありませんから、基本的には前でレースすることが可能な逃げ・先行の馬が有利なコースといえます。

距離別の特徴

名古屋競馬場 距離別の特徴(引用元:金シャチけいばNAGOYA)

競馬は同じコースでもさまざまな距離でレースが行われます。
距離が変わればスタート位置も変わり走る場所も変わってくるので距離に応じて攻略法を考えるというのも馬券を的中させる確率を高めるためには非常に有効です。

本項目ではすべての距離ではありませんが、代表的な距離別の特徴や攻略法を簡単ではありますが紹介していきます。

920mの特徴

名古屋競馬場920mは第2コーナー奥に設けられたポケットからのスタートで、そこからコースを半周します。

旧競馬場での短距離設定であった800mではスタートから最初のコーナーまではおよそ260mだったのが920mでは350mと90mも長くなりました。

したがって最初のコーナーまでの先行争いはかなり長い時間行われることとなり、距離も長くなったので、旧競馬場の820mのようにどのような状況であっても逃げ馬が勝つ、といった距離ではなくなってきています。

しかしそれでも先行力がある馬が有利であることには変わりないですし、スタートでつまずいてしまうとほぼ勝つことはできないでしょう。

1,700mの特徴

1,700mのスタート地点は第3コーナー奥の「引き込み線」と呼ばれる場所からで、そこからコースをおよそ1周半します。

スタートしてから最初のコーナーまでの距離がとにかく短いので、先行争いはかなり激しいものとなります。

つまずくことなくスタートを切れた内側の馬はロスなく先頭に行けるためかなり有利ですが、スタートを失敗してしまうとすぐに馬群が形成されるため、前に行くことが非常に難しくなります。

一方、差し馬や追い込み馬は先行争いに参加する必要はないですし、激しい先行争いで前の馬のスタミナが大きくロスされる可能性もあるので、展開さえ向けば十分勝機はあります。

各出走馬を見て、どの馬が前に行こうとするのか、スタートが上手いのはどの馬かを事前にチェックしておくのが的中率をアップさせるためのコツです。

2,000mの特徴

2,000mは向こう正面の入口あたりからスタートして、コースを1周半します。
スタート地点としてはオーソドックスですし、最初のコーナーまでの距離もごくごく平均的ということもあって、この距離に関しては極端な枠の有利不利はありません。

コーナーを6回通過するので、インコースで回ることができる逃げ・先行の馬がかなり有利で、逆に外を回ってしまうとトータルの距離ロスはかなりのものとなるでしょう。

食塩部分が長くなったことでハイペースになりやすいですし、旧競馬場のレースよりも距離が伸びたので、かなりスタミナを必要とするコースです。

一般競走でこの距離を使うことはなく、この距離で開催されるのは重賞などハイレベルの馬が集まるレースのみとなっています。
高い能力の差し馬が出走しているのであれば、抑えておくと中穴くらいは狙えるかもしれません。

名古屋競馬場の攻略法

名古屋競馬場の攻略法

名古屋競馬場はかつては絶対的に逃げ馬が有利な競馬場でしたが、直線距離が延長された分逃げ馬の信頼度は旧競馬場と比べると落ちています。

しかし新しい競馬場になったからといって、差し馬に有利な要素が出てきたというわけではないので、若干信頼度は下がるものの、相変わらず逃げ・先行の馬が有利になりやすいコースといえるでしょう。

また、コース幅が広いこととスパイラルコーナーになっていることから馬群がばらけやすいため、意外と自分のペースで走ることができる外枠の勝率が高くなっています。

そして最後の直線が300mあることから、先行争いで前の馬がスタミナを消費すると差し・追い込み馬にも十分勝機があります。

出走表や脚質を見て、先行争いが激しくなりそうだと予想できたのであれば、2着3着あたりに差し馬を入れておくのもよいでしょう。

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まとめ

名古屋競馬場はこれまでは名古屋市港区にあったのですが、2022年4月に弥富市駒野町へと移転し、リニューアルオープンしました。

リニューアル後はネット販売を想定した建物となっているため、スタンド席はほかの競馬場と比べると非常に少ないですし、アクセス面のお世辞にもアクセスしやすいとはいえない場所にあります。

しかし重賞レースの際には多くの観客が詰めかけるので場内も道路も大混雑するので、優勝レースの際に名古屋競馬場を訪れるのであれば十分な準備をしてから行くようにしましょう。