幸英明の年収と獲得賞金、これまでの活躍と結婚・家族についても紹介

幸英明騎手

G1レースを含めて重賞レースの出馬表を見ていると、ほぼ毎回といっても良いほど幸英明騎手の名前を見かけます。

もちろん幸騎手自身の能力が高いからこそ重賞レースに毎回騎乗する機会を与えられているのですが、それ以外の平地レースでも幸騎手の名前を見かける機会がとても多いです。

本記事では競馬界の鉄人騎手、幸英明騎手についてこれまでの活躍や獲得賞金、年収などを紹介します。

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幸英明騎手のプロフィール

幸英明騎手のプロフィール(引用元:https://umajo.jra.jp/jockey/hideaki_miyuki.html)

幸騎手について、基本的な情報を表にまとめました。

生年月日 1976年1月12日
血液型 A型
初免許取得年 1994年
初勝利 1994年4月10日
重賞勝利数 78勝
G1勝利数 24勝

初勝利まで

初勝利まで

幸騎手は鹿児島県の生まれで、実家のすぐ近くには競走馬の生産牧場がありました。
したがって競走馬と触れ合う環境ではあったのですが、学生当時は競馬とはまったく無縁の環境で育っていくことになります。

その後紆余曲折を経て、「身体が小さいから」という理由で騎手になる事を薦められ、薦められるままに競馬学校へ入学、馬に乗ったのは競馬学校に入学してからという不利な状況でありながら無事に卒業、1994年にデビューし、同年4月10日に初勝利を飾りました。

幸英明騎手のこれまでの活躍を紹介

幸英明騎手のこれまでの活躍を紹介

幸騎手が初勝利以降、これまでどのような活躍をしてきたのか、順を追って紹介していきます。

デビューより安定した勝ち星を重ねる

初勝利後も順調に勝ち星を重ねていき、デビュー1年目で23勝を挙げる活躍を見せます。

2年目以降も安定した勝利数を重ねていき、天皇賞春でG1初騎乗を経験、1997年には3月15日に早くも通算100勝目を達成するとともに、佐賀記念を制覇、これが地方中央含めて幸騎手にとって初の重賞レース勝利となりました。
翌年には京成杯に勝利、中央競馬の重賞勝利も経験しています。

スティルインラブとのコンビで牝馬三冠を達成

以降も大きく崩れることなく着実に実績を積み上げていき、関西リーディング上位にも名前が出るようになります。

2000年にはそれまでで自身最多となる61勝をマーク、トゥナンデで愛知杯、北九州記念、毎日王冠と重賞レースも3勝しました。

そして2003年、スティルインラブの主戦騎手となった幸騎手は桜花賞、オークス、秋華賞と牝馬三冠レースをすべて制覇、牝馬三冠ジョッキーになるとともに、スティルインラブをメジロラモーヌ以来史上2頭目の三冠牝馬へと導きました。

2010年年間騎乗の新記録を達成

また、このころより騎乗回数が目に見えて増加してきており、2006年には863回、2007年には騎乗回数が892回となります。

それ以降も年を追うごとに騎乗回数は増加の一途をたどっていき、2010年5月12日には史上2番目の早さで騎乗回数11,000回を突破するとともに、年間騎乗回数も1,000回の大台を突破、これはこの時のJRA年間最多騎乗記録となっています。

2012年には史上最速で騎乗回数12,000回を達成、翌2012年には自身の記録を更新する年間騎乗回数1081回をマーク、この記録はいまだ破られていません。

この時期は特にダートレースでの活躍が顕著でホッコータルマエに騎乗、数々のG1クラスレースに勝利しています。

2021年有馬記念初騎乗

その後も史上最年少、最速で20,000回騎乗、21,000回騎乗を達成、正に鉄人と呼ぶべき活躍を見せると、2021年11月にはアカイイトでエリザベス女王杯に出走、この時アカイイトは10番人気と人気薄だったのですが、後方から強烈な末脚を披露して差し切り勝ち、大波乱を演出します。

そしてそのアカイイトは有馬記念の人気投票で上位に入賞、長い騎手人生を過ごしてきた幸騎手ですが、これが有馬記念初騎乗となりました。

幸英明騎手の年収とこれまでの獲得賞金について

幸英明騎手の年収とこれまでの獲得賞金について

幸騎手がこれまで獲得してきた賞金と年収について調べてみました。
まず通算獲得賞金ですが、中央競馬では約325億4,000万円、地方競馬で約22億円獲得しており、合計すると獲得賞金は約347億4,000万円ということになります。

年収については勝利数などで大きく変動しますが、2021年の年収は約1億2,500万円でした。
幸騎手は前述しているようにとにかく他の騎手よりも並外れて騎乗回数が多いため、毎年安定して1億円近い年収となっています。

幸英明騎手がこれまで騎乗した競走馬たち

幸英明騎手がこれまで騎乗した競走馬たち

幸騎手が主戦を務める競走馬としては現在アカイイトがもっとも有名ですが、過去には歴代最強クラスと呼ばれる名馬に騎乗、結果を残してきました。
幸騎手が主戦を務めた競走馬のなかでも特に有名な3頭を紹介します。

スティルインラブ

スティルインラブは、メジロラモーヌ以来史上2頭目の牝馬三冠を達成した競走馬として知られており、エリザベス女王杯が古馬も参戦できるレースとなって、秋華賞が創設されてからでは初の三冠牝馬です。

同期にはアドマイヤグルーヴがおり、牝馬三冠レースのみならずさまざまなレースで白熱の戦いを繰り広げていました。
しかし、ステイルインラブは牝馬三冠を達成した馬であるにも関わらず、知名度は低いです。

それは何故かというと、古馬になってから全く勝てなくなってしまったからで、4歳以降は3歳時の圧倒的な強さが嘘のように惨敗が続き、そのまま引退することとなります。

その後繁殖牝馬となりましたが、腸捻転が原因でわずか7歳という若さでこの世を去ってしまうこととなってしまいました。

ブルーコンコルド

スルーコンコルドはダート短距離、マイル路線で活躍してきた競走馬です。
デビュー当初は芝コースに出走していて、2歳重賞を勝つなど期待されていたのですが、それ以降オープン戦すら勝てなくなります。

しかし3歳12月にダート戦に出走するとレコードタイムで優勝、4歳時は不振にあえいでいましたが、5歳になり幸騎手が騎乗すると本格化、数々のG1レースを制覇していきます。

最終的にダートG1クラスのレースを7勝しており、この時代を代表するダート馬であったことは間違いありません。

ホッコータルマエ

ホッコータルマエは2021年代を代表するダート馬です。
同期であるコパノリッキーとは熾烈な争いを演じていて、同馬にすぐに抜かれてしまいはしましたが、当時としては芝、ダート馬合わせても最多となるG1クラスのレース10勝を挙げています。

2016年には史上2頭目となる川崎記念3連覇を達成しました。
また、競走馬でありながら「とまこまい観光大使」に任命されたという珍しい経歴を持つ馬でもあります。

幸英明騎手は結婚している?

幸英明騎手は結婚している?

幸騎手が結婚しているかどうかについて調べていましたが、幸騎手はデビュー3年目で結婚をしています。
しかしこの結婚はいわゆる「授かり婚」だったそうで、周囲からは当時あまり祝福はされなかったそうです。

特に所属していた厩舎の師匠である谷八郎調教師には激しく反対されたそうですが、幸騎手は必死に説得して結婚を認めてもらったというエピソードがあります。

結婚するきっかけはどうであれ、絶対的存在である師匠にデビュー3年目の新人騎手が反論するというのは並大抵の覚悟ではないですし、その後不倫や離婚といった噂もないので、円満な家庭を築いているのであれば、何ら問題はないのではないでしょうか。

そのほかエピソードなど

そのほかエピソードなど

競馬ファンの間では幸騎手は無類のお菓子好きで有名です。
特にチョコレートには目が無いらしく、毎週チョコレートをはじめ大量のお菓子を調整ルームに持ち込むのですが、日曜日にはすべて無くなってしまうそうです。

また、20歳から始めたゴルフは趣味の域を超えた腕前で、滋賀県のアマチュアゴルフ選手権では準優勝しています。

そして、幸騎手を語るうえで欠かせないのが写真撮影です。
騎手の記念勝利などで写真撮影が行われるのですが、この際に必ず幸騎手が一緒に写るというのが恒例となっています。

このきっかけを作ったのは、実は後輩である池添謙一騎手でした。
幸騎手がとある記念勝利を挙げて撮影をする際、池添騎手がぬいぐるみを持って一緒に写るという一幕がありました。

幸騎手はこの事が非常に嬉しかったらしく、また母親から「人が幸せな時に一緒に喜べる人になりなさい」と教えられていたこともあって、以降記念撮影の際には一緒に写りこむという行動を取るようになったそうです。

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まとめ

幸英明騎手は学生時代競走馬とはまったく無縁の環境で育ちましたが、ある日身長が低いことを理由に騎手になる事を薦められて騎手学校に入学、晴れて騎手となりデビューします。

デビュー1年目から安定した勝利数を積み重ねて関西リーディングジョッキーの常連となったほか、2003年にはスティルインラブで牝馬三冠を達成、三冠ジョッキーの座に輝きました。

その後目に見えて騎乗回数が増えていき、2010年には史上最多となる1,008回騎乗を達成、2012年には現在でも年間最多騎乗回数となっている1,081回という大記録を樹立しています。

2000年代後半と2010年代前半は主にダートでの活躍が顕著で、ブルーコンコルドとホッコータルマエに騎乗し、数々のG1クラスレースを制してきました。
2021年にはエリザベス女王杯にて10番人気のアカイイトを優勝へと導き、大波乱を巻き起こしています。

騎手以外の顔としては無類のお菓子好きとして有名で、調整ルームに大量にお菓子を持ってきては平らげているほか、ゴルフはアマチュア選手権で準優勝するほどの腕前です。

また、現在は記念勝利を挙げた際の記念撮影をする時に他の騎手も一緒に写るのが恒例となっていますが、この流れを作ったのは幸騎手です。

過去に自身が記念レースでの撮影となった際、後輩である池添謙一騎手がぬいぐるみを持って一緒に写ってくれたことが非常に嬉しかったらしく、それがきっかけで幸騎手が積極的に他の騎手の撮影をする際に一緒に写るようになり、それが騎手の間で広まった結果、現在では様々な騎手が幸騎手のように騎手の記念撮影の際に一緒に写るよう行動するようになりました。