和田竜二の年収と獲得賞金、これまでの活躍と結婚・家族についても紹介

和田竜二騎手

中央競馬では現在150名ほどの騎手が活躍していますが、和田竜二騎手はそのなかでもトップクラスの実績を持つ騎手の一人です。
本記事では和田竜二騎手のこれまでの活躍や獲得賞金、年収などを紹介していきます。

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和田竜二騎手のプロフィール

和田竜二騎手のプロフィール(引用元:https://umajo.jra.jp/jockey/ryuji_wada.html)

和田竜二騎手の基本的な情報を表にまとめました。

生年月日 1977年6月23日
血液型 O型
初免許取得年 1996年
初勝利 1996年3月16日
重賞勝利数 66勝
G1勝利数 11勝

初勝利まで

初勝利まで

お父さんは厩務員であり、競走馬と身近に触れ合える環境で育った和田騎手は競馬学校後、1996年に騎手としてデビューします。

ちなみに同期には福永祐一騎手がおり、現在は共に中央競馬会をけん引する存在となっています。
その後3月16日のレースで騎手として初勝利を飾りました。

和田竜二騎手のこれまでの活躍を紹介

和田竜二騎手のこれまでの活躍を紹介

デビューして以降現在までの和田騎手の活躍を紹介していきます。
和田騎手を語るうえで欠かせないのはやはりテイエムオペラオーとの出会いと活躍でしょうか。

デビュー1年目で重賞初勝利を果たす

3月16日以降も着実に勝利を積み重ねた和田騎手は12月長距離重賞であるステイヤーズステークスにサージュウェルズに騎乗して出走、見事勝利します。

これが同期では初の重賞制覇となったのでした。
この年は最終的に33勝をマーク、福永祐一騎手が記録した53勝には及ばないものの新人騎手とは思えない活躍を見せました。

稀代の名馬テイエムオペラオーとの出会い

デビューして3年目、所属していた厩舎に1頭の栗毛の馬が入厩してきました。
この馬こそ和田騎手にとって生涯忘れられない競走馬となるであろう名馬、テイエムオペラオーでした。

デビュー3年目の新人騎手ながら、厩舎の方針でテイエムオペラオーの新馬戦から手綱を取ることとなり、翌年皐月賞を制覇、これが和田騎手にとって初のG1レース制覇となりました。

しかし続く日本ダービーは早めに仕掛けたのが祟ったのか3着、菊花賞では逆に仕掛け遅れてしまい2着と、明らかに騎乗ミスによって勝利を逃してしまいます。
 
特に菊花賞に勝てなかったことについてはオーナーも大激怒したらしく、乗り替わりを指示するほどでしたが、厩舎側の拒否もあり、以降も和田騎手がテイエムオペラオーに騎乗することとなりました。

それ以降も勝てはしなかったものの、有馬記念では古馬相手に遜色ないレースを見せ、能力の高さを見せつけることとなります。
そして翌年、和田騎手はオーナーである竹園氏に「今年は負けるな、全部勝てよ」と発破をかけられたのです。

正に崖っぷちに立たされた和田騎手は、鬼気迫る思いでテイエムオペラオーに騎乗、すると京都記念→阪神大賞典→天皇賞(春)→宝塚記念→京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念と、G1レース5勝を含めてこの年のレースを8戦8勝、グランドスラムという偉業を達成します。

発破をかけた竹園氏もまさか本当に全勝で終えるとは思っていなかったのではないでしょうか。
この記録はオペラオーの能力の高さもさることながら、和田騎手の覚悟によって達成された大記録であることは間違いありません。

現在の競走馬のローテーションから見れば考えられないほどきついスケジュールであり、この記録を破るような競走馬は恐らく出てこないでしょう。

2001年の有馬記念をもってテイエムオペラオーは引退することとなりました。
引退式のインタビューでは「オペラオーにはたくさんの物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった」「これからはオペラオーに認められるような一流の騎手になりたい」とコメントしています。

2012年までG1レースに勝利できず

オペラオー引退後も着実に勝利を積み重ね、関西リーディングジョッキーでは常連となるほどの名騎手となっていった和田騎手ですが、オペラオーが引退して以降はG1レースにまったく勝てない日々が続きます。

和田騎手の頭の中には常にオペラオーの存在があったでしょうし、オペラオーにG1勝利を報告したいという気持ちがあったでしょうから、この時期は悶々とした日々を送っていたのではないでしょうか。

亡き相棒に捧げる久々の中央G1レース勝利

2012年、ワンダーアキュートでJBCクラシックを制覇、テイエムオペラオーで制した天皇賞春以来11年ぶりとなるG1級レース勝利を飾ったものの、中央競馬のG1レースでは120連敗という不名誉な記録を樹立するなど悲運な状況でした。

2017年には自身最多である96勝を挙げるなど、勝ち星は着実に積み重ねたものの、悲願のG1制覇には今一歩届かないという状況だったのですが、2018年ようやくその日が訪れます。

和田騎手はミッキーロケットに騎乗して宝塚記念に出走、最終直線では目を見張る走りを見せ、テイエムオペラオーで制して以来17年ぶりとなるG1レース制覇を果たしました。

実はこの1か月前の2018年5月にテイエムオペラオーは他界しており、ファンの間では「天国のオペラオーが勝利をもたらしてくれた」というコメントが多数寄せられていました。

和田騎手も同じような思いを抱いていたようで、レース後は涙を流しながら「オペラオーが背中を押してくれた。やっと胸を張って報告ができる」とコメントしています。

和田竜二騎手の年収とこれまでの獲得賞金について

和田竜二騎手の年収とこれまでの獲得賞金について

和田騎手がこれまでに獲得した賞金と年収について調べてみました。
獲得賞金は中央競馬と地方競馬を合わせておよそ326億円です。

年収については勝利数などによってその年ごとに大きく変化しますが、2021年の和田騎手の年収は獲得賞金から計算すると、およそ1億900万円と試算されました。

和田竜二騎手がこれまで騎乗した競走馬たち

和田竜二騎手がこれまで騎乗した競走馬たち

和田騎手は長いキャリアのなかで様々な競走馬に騎乗していますが、本記事ではその中でも代表的な3頭を紹介します。

テイエムオペラオー

デビュー3年目で主戦騎手となったテイエムオペラオーは、和田騎手にとって生涯忘れることのない競走馬となりました。

和田騎手はテイエムオペラオーからたくさんの事を学んだが自分は何も教えてあげられあかったとコメントしており、テイエムオペラオーが引退してからは、常にオペラオーに認められるような騎手になりたいという一心でレースに出走し続けています。

この思いがあったからこそ和田騎手はトップジョッキーの仲間入りを果たすことができたのではないでしょうか。

ワンダーアキュート

ワンダーアキュートはダート馬であり、当時ダートでは最強クラスの1頭でした。
和田竜二が騎乗した時期にはシリウスステークス、東海ステークスを制し、そして2011年にはJBCクラシックを制しており、この勝利は和田騎手にとって実に11年ぶりのG1クラスのレースに勝利したこととなりました。

その後一時期鞍上が武豊騎手に変わったものの、再び和田騎手に戻り、復帰直後のレースであるかしわ記念を制しています。

ディープボンド

現在仇騎手が主戦騎手となっている競走馬でもっとも有名なのがこのディープボンドではないでしょうか。

京都新聞杯、阪神大賞典を連覇するなど特にスタミナ勝負となる長距離レースに強い競走馬なのですが、G1レースではあと一歩及ばず勝ち切れないというレースが続いています。
ファンはいつかデイープボンドがG1レースに勝利することを夢見て声援を送っています。

和田竜二騎手は結婚している?

和田竜二騎手は結婚している?

和田竜二騎手は2000年に一般女性と結婚しているため、既婚者です。
2000年というと当時和田騎手は23歳なので、かなり早くに結婚しているといえるでしょう。
現在二人のお子さんを育てるパパさんジョッキーでもあります。

和田竜二騎手の騎乗スタイルについて

和田騎手の騎乗スタイルは先行することを持ち味としていて、競走馬の人気に関係なくとにかく前につけ、直線では他の馬に先んじて抜け出し、押し切るというのが必勝パターンです。

人気の馬に騎乗すると成績が悪いといわれていますが、逆にあまり人気がない競走馬を馬券圏内に持ってきたり、勝たせることが多いので、長年の競馬ファンの間では「人気が無い時の和田竜二は買っておけ」と言われたりします。

勝利にはなかなか恵まれないものの、デビューから現在まで重賞でも必ず毎年連対させているという素晴らしい記録を持つ騎手であり、超一流のジョッキーであることは間違いありません。

そのほかエピソード

和田竜二騎手はその爽やかなルックスが有名ですが、性格はどちらかというと「宴会部長」「盛り上げ役」といった役割で、ファンとの集いでは毎年コスプレをして登場するのが恒例となっていました。

現在はコロナ禍によってファンの集いは休止中ですが、再開したときはまたファンを楽しませてくれることでしょう。

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まとめ

和田竜二騎手はデビュー1年目で重賞レースに勝利、その勢いのまま年間33勝を挙げるなどデビュー直後からその才能を開花させました。

そしてデビュー3年目にはテイエムオペラオーの主戦騎手となり、2000年にはG15勝を含む8戦8勝、グランドスラムという前人未到の大記録を打ち立てます。
テイエムオペラオー引退後も着実に勝ち星を重ねるものの、G1レースにはなかなか勝てませんでした。

ですが、2018年ミッキーロケットで17年ぶりに中央G1レースを制覇、この時のレースはテイエムオペラオーとの一件もあり、感動的なレースとなりました。
これからも第一線で活躍するであろう和田騎手から目が離せません。