競馬で日本一稼いだ馬は?歴代獲得賞金ランキングトップ20を紹介!

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競走馬はレースを勝つ、もしくは上位入選すると、賞金を獲得します。
賞金はデビューから引退まで積み重なりますが、数多くのG1タイトルを手にしている馬は獲得賞金は億を超えます。

実際にどれだけの賞金を稼いでいるのか気になる人もいるでしょう。
ここでは、歴代の日本の競走馬で獲得賞金の高い馬をランキング形式で紹介します。

(2021年11月22日時点のデータです。)

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歴代獲得賞金トップ20

歴代獲得賞金トップ20

順位 馬名 獲得賞金 備考
1位 アーモンドアイ 19億1,526万円
2位 キタサンブラック 18億7,684万円
3位 テイエムオペラオー 18億3,518万円 秋三冠ボーナスは含まない
4位 ジェンティルドンナ 17億2,603万円
5位 オルフェーヴル 15億7,621万円 クラシック三冠ボーナスは含まない
6位 ブエナビスタ 14億7,886万円
7位 ディープインパクト 14億5,455万円 クラシック三冠ボーナスは含まない
8位 ゴールドシップ 13億9,776万円
9位 ウオッカ 13億3,356万円
10位 アドマイヤムーン 11億8,772万円
11位 ゼンノロブロイ 11億1,560万円 秋三冠ボーナスは含まない
12位 ヴァーミリアン 11億6,860万円
13位 クロノジェネシス 11億2,925万円 現役馬
14位 ホッコータルマエ 11億1,458万円
15位 スペシャルウィーク 10億9,262万円
16位 タップダンスシチー 10億8,422万円
17位 グランアレグリア 10億7,381万円
18位 メイショウサムソン 10億6,594万円
19位 ダイワメジャー 10億6,181万円
20位 ステイゴールド 10億3,909万円

特別ボーナス クラシック三冠ボーナスとは?

3歳馬のみが出走できる皐月賞・日本ダービー・菊花賞のすべてを優勝した馬は、1億円の褒賞金がもらえます。
これは、平成12年に設立されたルールです。

これまでディープインパクトやオルフェーヴル、コントレイルが褒賞金を獲得しました。
ちなみに、桜花賞やオークスは該当しないので、牝馬三冠を成し遂げても褒賞金は得られません。

特別ボーナス 春古馬三冠、秋古馬三冠とは?

同一年内に指定された全てのレースを勝利した馬にはボーナスが付与されますす。

春古馬三冠 大阪杯
天皇賞(春)
宝塚記念
内国産馬:2億円
外国産馬:1億円
秋古馬三冠 天皇賞(秋)
ジャパンカップ
有馬記念
内国産馬:2億円
外国産馬:1億円

春古馬三冠レースは大阪杯がG1に昇格した2017年から設立されました。
春古馬三冠を成し遂げた馬は2021年時点で、1頭もいません。

秋古馬三冠は2000年に設立され、テイエムオペラオーとゼンノロブロイの2頭が制覇しました。

(※出典:JRA:同一年度に本会が定める競走に優勝した馬に対する褒賞金交付基準)

1位 アーモンドアイ 獲得賞金19億1,526万円

アーモンドアイ
(引用元:JRA-VAN)

ロードカナロア
フサイチパンドラ
調教師 国枝栄
主戦騎手 C・ルメール

歴代最高賞金額1位は昨年、引退したアーモンドアイです。
ロードカナロアの初年度産駒として、いきなり牝馬三冠を成し遂げ、その年のジャパンカップでは芝2400mにおける世界レコードを叩き出しました。

古馬になってからも一級戦で活躍し、引退レースとなった2020年のジャパンカップでは、その年の三冠馬であるコントレイルとデアリングタクトと対決!
見事勝利し、有終の美を飾りました。

ステップレースを使わずにG1レースに挑み続ける新しいレースプランを確立し、同時に外厩のトレーニング効果を世に表明した馬です。
また、新種牡馬のロードカナロアの価値を高めました。

最終的に獲得したG1タイトルは9つです。
日本馬で芝G1を9つ制した馬はアーモンドアイだけです。

2位 キタサンブラック 獲得賞金18億7,684万円

キタサンブラック
(引用元:JRA)

ブラックタイド
シュガーハート
調教師 清水久詞
主戦騎手 武豊

2位は北島三郎さんが馬主のキタサンブラックです。
現役時代は同期のドゥラメンテの陰に埋もれがちでしたが、ドゥラメンテが故障でターフを去ると、同世代のなかでもトップホースとなります。

中距離から長距離まで、幅広く活躍し、逃げも差しも行える非常に器用な馬でした。
引退後は種牡馬入りし、2021年から産駒がターフデビューしています。

そして、初年度産駒の一頭であるイクイノックスが東スポ杯2歳ステークスを制し、種牡馬として幸先のよいスタートを切りました。

3位 テイエムオペラオー 獲得賞金18億3,518万円

テイエムオペラオー
(引用元:JRA)

オペラハウス
ワンスウエド
調教師 岩元市三
主戦騎手 和田竜二

2000年代初頭に台頭したテイエムオペラ―は、キタサンブラックに記録を抜かれるまで長く賞金ランキングのトップに君臨していました。

若き和田竜二騎手を一流騎手に育て上げた馬といっても過言ではないでしょう。
最終的に手にしたG1の数は7つですが、3歳のころの獲得G1は皐月賞だけでした。

テイエムオペラオーの真骨頂は、競馬史上ただ一頭、グランドスラムを成し遂げたことです。
グランドスラムとは、その年の古馬の中・長距離G1を全て勝つことです。

当時は大阪杯こそG2でしたが、一年で天皇賞(春・秋)、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念を勝ちきるのは至難の業です。
それを成し遂げたことで、一気に賞金ランキングの頂点に君臨したのです。

4位 ジェンティルドンナ 獲得賞金17億2,603万円

ジェンティルドンナ
(引用元:JRA)

ディープインパクト
ドナブリーニ
調教師 石坂正
主戦騎手 岩田康成

ディープインパクト産駒の牝馬で、現役時代は牝馬三冠を含む、G1タイトルを7つ手にしました。
一つ年上の三冠馬、オルフェーヴルと激突したジャパンカップは記憶に新しいでしょう。

必ずしも安定した成績ではありませんでしたが、ジャパンカップを連覇しているように、大舞台にめっぽう強い馬でした。

5位 オルフェーヴル 獲得賞金15億7,621万円

オルフェーヴル
(引用元:JRA)

ステイゴールド
オリエンタルアート
調教師 池江泰寿
主戦騎手 池添謙一

ディープインパクトが極めて優等生な三冠馬なら、オルフェーヴルは競馬史上もっとも破天荒な三冠馬です。
とにかく気性が荒く、主戦の池添騎手をなんども振り落とす姿はもはや一種のファンサービスかもしれません。

しかしながら、走るときは本当に力強い走りを見せ、凱旋門賞では2年連続2着入選で負けて強しの競馬を行いました。
失速からのスパートを行った阪神大賞典や8馬身差で勝ち星を手にした有馬記念など、ひとつひとつのレースが話題になるほど、印象深い馬ですね。

6位 ブエナビスタ 獲得賞金14億7,886万円

ブエナビスタ
(引用元:JRA)

スペシャルウィーク
ビワハイジ
調教師 松田博資
主戦騎手 安藤勝己

スペシャルウィーク産駒の最高傑作ともいえるブエナビスタは牝馬三冠こそ逃してしまったものの、現役時代にG1タイトルを6つ手にしました。

古馬になってからは挑んだレースはG1ばかりで、牡馬相手のレースにも果敢に挑むその姿は、いまでもファンの心に焼き付いています。
引退レースとなった有馬記念では一つ年下のオルフェーヴルに競馬界の未来を託すように、ターフを去りました。

7位 ディープインパクト 獲得賞金14億5,455万円

ディープインパクト
(引用元:JRA)

サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
調教師 池江泰郎
主戦騎手 武豊

競馬にくわしくない人でも、ディープインパクトの名前は知っているという人も多いでしょう。
史上最強ともいえる抜群の安定感のあるディープインパクトは、現役時代の通算成績14戦12勝、国内に限っては3歳の時にいどんだ有馬記念が唯一の黒星です。

武豊騎手をして、飛ぶように走るといわれたその追い込み競馬は、競馬ファンも競馬にくわしくない人も魅了しました。

種牡馬入りするために4歳で引退しました。
5歳でも現役を続行していたらもっと賞金を稼いでたことでしょう。

なお、引退後も種牡馬として大活躍しました。
2019年に亡くなってしまいましたが、ディープインパクトの仔はいまもターフを走り続けています。

8位 ゴールドシップ 獲得賞金13億9,776万円

ゴールドシップ
(引用元:JRA)

ステイゴールド
ポイントフラッグ
調教師 須貝尚介
主戦騎手 内田博幸

オルフェーヴルよりひとつ年下のゴールドシップは、芦毛の体躯が魅力的な馬でした。
しかし、オルフェーヴルに匹敵するほど、気性が荒く、多くの競馬関係者をときに困らせましたが、同時に多くの競馬ファンも獲得しました。

ゲートが得意ではなく、2015年の宝塚記念では1秒以上出遅れ、多くの競馬ファンを泣かせました。
しかし、ゲート難をカバーできるほどのおおまくりが得意で、向こう正面から進出を開始するだけで歓声が沸き起こるほどです。

引退後はポストステイゴールドとして、種牡馬入りしました。

9位 ウオッカ 獲得賞金13億3,356万円

ウオッカ
(引用元:JRA)

タニノギムレット
タニノシスター
調教師 角居勝彦
主戦騎手 武豊

同期のダイワスカーレットとともに、競馬界を引率したウオッカは牝馬のダービー馬です。
古馬になってからも大舞台で勝利を積み重ねました。

古馬になってからは東京競馬場に挑み続けているので、ダイワスカーレットよりも舞台は選んでいます。
しかしながら、得意舞台なら抜群のパフォーマンスを発揮しました。

10位 アドマイヤムーン 獲得賞金11億8,772万円

アドマイヤムーン
(引用元:JRA)

エンドスウィープ
マイケイティーズ
調教師 松田博資
主戦騎手 武豊

クラシックタイトルこそ掴むことはできませんでしたが、古馬になってから覚醒し、G1タイトルを3つ手にしました。
ディープインパクトと同じく、4歳で引退し、その年の年度代表馬に選出されました。

引退後は種牡馬入りします。
ファインニードルやセイウンコウセイといった短距離ホースを輩出しています。

11位 ゼンノロブロイ 獲得賞金11億1,560万円

ゼンノロブロイ
(引用元:JRA)

サンデーサイレンス
ローミンレイチェル
調教師 藤沢和雄
主戦騎手 ペリエ

デビューのころから期待されていた馬でしたが、ダービーはネオユニヴァースに敗れ、クラシックタイトルは獲得できず。
しかし、古馬になってから調子をあげました。

2004年の秋にペリエ騎手が騎乗すると、その能力が開花!
天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念を勝利し、テイエムオペラオー以来の秋古馬三冠を成し遂げたのです。

12位 ヴァーミリアン 獲得賞金11億6,860万円

ヴァーミリアン
(引用元:JRAレーシングビュアー)

エルコンドルパサー
スカーレットレエディ
調教師 石坂正
主戦騎手 武豊

デビューこそ芝でしたがダートに転向して大覚醒!
最終的にG1タイトルを9つ手にしており、ダート馬でもっとも賞金を獲得している馬です。
8歳になってもG1タイトルを手にしており、息の長い活躍を見せていました。

13位 クロノジェネシス 獲得賞金11億2,925万円

クロノジェネシス
(引用元:JRA)

バゴ
クロノロジスト
調教師 斉藤崇史
主戦騎手 北村友一

ランキングで唯一現役で活躍している馬です。
古馬になってからも一級戦で活躍していて、グラスワンダー以来となるクラシック3連覇を成し遂げました。

2021年の有馬記念で引退します。
この有馬記念を勝てば史上初のグランプリ4連覇を成し遂げた馬となります。

14位 ホッコータルマエ 獲得賞金11億1,458万円

ホッコータルマエ
(引用元:JRA)

キングカメハメハ
マダムチェロキー
調教師 西浦勝一
主戦騎手 幸英明

キングカメハメハ産駒としてもっとも賞金を獲得しているホッコータルマエは、ダートG1を史上最速で10個手にしました。
現在はひとつ年下のコパノリッキーに追い越されましたが、ダートのトップレースを走り抜きました。

多くの中距離ダートG1タイトルを手にしていますが、ドバイワールドカップだけは勝つことができませんでした。

15位 スペシャルウィーク 獲得賞金10億9,262万円

スペシャルウィーク
(引用元:JRA)

サンデーサイレンス
キャンペーンガール
調教師 白井寿昭
主戦騎手 武豊

人気ゲーム「ウマ娘」の主人公にも抜擢されたスペシャルウィークは、華の98世代のダービー馬です。
武豊騎手に初のダービータイトルをプレゼントした馬で、古馬になってからも天皇賞やジャパンカップを制しました。

引退レースとなった有馬記念では同期のグラスワンダーとわずか4センチ差の大接戦で惜しくも敗れてしまいましたが、今でも名レースに数えられています。

16位 タップダンスシチー 獲得賞金10億8,422万円

タップダンスシチー
(引用元:JRAレーシングビュアー)

Pleasant Tap
All Dance
調教師 佐々木昌
主戦騎手 佐藤哲三

大器晩成型の馬で、クラシックに出走したことはありませんが、逃げの競馬でG1タイトルを2つ手にしました。
佐藤哲三元騎手をしてお気に入りの一頭で、8歳までターフで走りました。

17位 グランアレグリア 獲得賞金10億7,381万円

グランアレグリア
(引用元:JRA)

ディープインパクト
タピッツフライ
調教師 藤沢和雄
主戦騎手 ルメール

ディープインパクト産駒最強の短距離馬であり、史上最強のマイラーとの声も上がるグランアレグリアは短距離・マイルG1を6つ手にしました。

上がり32秒~33秒台の末脚が最大の武器で、当時現役最強馬だったアーモンドアイにも先着しています。

18位 メイショウサムソン 獲得賞金10億6,594万円

メイショウサムソン
(引用元:JRA-VAN)

オペラハウス
マイヴィヴィアン
調教師 高橋成忠
主戦騎手 石橋守

2006年の皐月賞とダービーを獲得した二冠馬です。
古馬になってからも天皇賞春・秋を制覇しました。
種牡馬としては、デンコウアンジュやフロンテアクイーンなど、牝馬が活躍しています。

19位 ダイワメジャー 獲得賞金10億6,181万円

ダイワメジャー
(引用元:JRAレーシングビュー)

サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
調教師 上原博之
主戦騎手 安藤勝己

マイルG1を中心に、最終的にG1タイトルを5つ手にしています。
マイルから中距離を得意としていますが、引退レースで挑んだ有馬記念では3着に入選しました。
ちなみにこのときの有馬記念の2着馬は半妹のダイワスカーレットです。

20位 ステイゴールド 獲得賞金10億3,909万円

ステイゴールド
(引用元:JRAレーシングビュー)

サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
調教師 池江泰郎
主戦騎手 熊沢重文

獲得したG1タイトルこそ香港ヴァーズのみですが、7歳まで長くG1レースに出走し、上位入選していました。
故障もなく、産駒入りし、無事是名馬の代名詞的存在です。

そのタフさはオルフェーヴルやゴールドシップという大物を輩出するに至りました。

世界の獲得賞金高額馬

世界の獲得賞金高額馬

国内の最高獲得賞金馬はアーモンドアイですが、世界にはもっと賞金を獲得している馬がいます。

獲得賞金額世界一はオーストラリアの名牝ウィンクス

オーストラリア生まれのウィンクスの獲得賞金額は22,934,920(約21億2,000万円)です。
獲得したG1タイトルは驚異の25タイトル
芝レースで33連勝し、そのまま引退しました。

ダートホースで世界一の賞金額はアメリカのアロゲート

アメリカ生まれのアロゲートの獲得賞金額は約19億円といわれ、当時、もっとも獲得賞金を稼いでいたテイエムオペラオーの記録を更新しました。

獲得G1数こそ4つのみですが、そのうちのひとつが世界一優勝賞金の高いドバイワールドカップ(1000万ドル)なので、賞金ランキングを更新したのです。
引退後は種牡馬入りしましたが、病気のため2020年に亡くなりました。

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まとめ

獲得賞金を稼ぐ重要な要素として以下が挙げられます。

獲得賞金を稼ぐ為のポイント
・G1タイトルを多数手にする
・G1レースの中でも賞金の高いレースに挑む

その他にもいくつか方法がありますが、G1レースを勝つことが大事ですね。
賞金が高ければタップダンスシチーやアロゲートのようにG1獲得数が少なくても賞金上位にのぼりつめることができますね。

ちなみに、来年から一部の重賞レースの賞金が上がります。
注目すべきは有馬記念とジャパンカップで、優勝賞金が従来よりも1億円上がり、4億円になります。
これにより、今後さらにランキングが更新されるでしょう。