3連複フォーメーション10点買いの具体的な購入方法を紹介

3連複フォーメーション10点買いの具体的な購入方法を紹介

競馬ファンの中には3連複を買うことを、敬遠する人も多いのではないかと思います。
3頭を予想し的中させる必要がある3連複では、予想による馬券の絞り込みが難しく的中難易度は3連単の次に高いです。

しかし購入方法や馬券戦略といった正しい知識を習得し活用することで、3連複の予想を通して競馬予想の醍醐味を味わうことができるようになります。
この記事では3連複で買い目を10点に抑えることができる具体的な購入方法を紹介します。

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そもそも3連複を買うメリットは?

そもそも3連複を買うメリットは?

競馬を始めたばかりの競馬ファンにとっては、3連複は馬券の敷居が高いと感じるかもしれません。
実際に競馬予想で1頭を的中させるだけでも難しいのに、馬券に絡む可能性のある3頭を予想することになる3連複は、馬連やワイドと比較しても的中難易度は高いです。

しかしこの的中難易度の高さは、裏を返せば的中した時の見返りが大きいことにも繋がり、3連複を的中させることで、万馬券などの高配当となるケースも少なくはありません。

また馬券に絡む3頭を予想するというのは、なにより予想の醍醐味を味わうことができます。
1頭を予想する単勝・複勝と比較しても、3頭を予想する以上全ての馬に目を通す必要があり、自分なりの根拠で馬券に絡む馬と絡まない馬を選別する作業が必要になってきますが、この馬を選別する作業が競馬予想の醍醐味です。

予想にあまり時間を掛けたくないという人には、3連複はあまり向いてませんが、時間を掛けて予想し的中精度を高めたいという人にとっては、3連複は後に3連単の予想にも繋げることができる非常におすすめの馬券です。

3連複の予想精度を上げるためにも、まずは3連複の仕組みや買い方といった基本的な知識を習得しましょう。

3連複をフォーメーションで買うメリット

3連複をフォーメーションで買うメリット

3連複には流し・ボックス・フォーメーションという3つの買い方がありますが、ここではよく使われるボックスとフォーメーションを詳しく解説していきます。
最初に3連複フォーメーションとは軸・対抗・ヒモと3つの項目で馬を選別し、軸馬を中心に対抗・ヒモの馬を絡める買い方です。

ここでいう軸・対抗・ヒモに関しては競馬新聞の◎や〇をイメージしていただくとわかりやすく、最も馬券に絡む可能性の高い馬=軸馬は◎となり、対抗馬は〇、それ以降であるヒモ馬は△、▲、×といったような感じです。

3連複フォーメーションは基本的にはこの軸馬である◎の馬が、必ず馬券に絡むことを前提に、残りの〇▲に該当する馬を振り分けていきます。
ちなみにフォーメーションは「配置」するという意味ですが、ピックアップした馬を指定された場所に配置する買い方になるためこのような名称で呼ばれています。

ここでいう指定された場所というのは3つの場所からなり、一般的に3連複フォーメーションは以下のように表記されます。

優先順位
1頭目 必ず3着以内に入る必要のある馬
2頭目 1頭目が3着以内に入った前提で次に3着以内に入る必要のある馬
3頭目 1・2頭目が3着以内に入った前提で次に3着以内に入る必要のある馬

このように表記された中で1頭目には軸となる馬を配置し、2頭目には次に馬券対象になる可能性の高い馬を配置した上で、3頭目にそれ以外の対抗馬や穴馬を配置するのが、フォーメーションの買い方です。

これを実際に1番◎、2番〇、3番▲、4番△、5番×と、5つの馬を予想したことを前提で、上の表記に当てはめてみます。

番号 買い目
1頭目 1番 1-2-3
1-2-4
1-2-5
1-3-4
1-3-5
2頭目 2・3番 〇・△
3頭目 2・3・4・5番 △・▲・×

このような買い目となりフォーメーション1-2-4という合計5点の買い目となります。

次に3連複のボックス馬券ですが、ボックス馬券とは3着に入る可能性のある馬を予想し、予想した馬だけで買う馬券がボックス馬券となります。
上のフォーメーションの予想をそのままボックスに当てはめます。

番号 買い目
馬番 1・2・3・4・5 ◎、〇、▲、△、× 1-2-3、1-2-4
1-2-5、1-3-4
1-3-5、1-4-5
2-3-4、2-3-5
2-4-5、3-4-5

このような買い目となり3連複5頭ボックス合計10点の買い目です。

同じ5頭でもボックスはフォーメーションと比べると購入金額が倍額になりますが、フォーメーションでは買うことのできない軸馬である1番が絡まない馬券や、フォーメーションの2頭目に該当する2・3が馬券に絡まない馬券も購入できる点がメリットです。

フォーメーションではこのように1が絡まない馬券や2・3が絡まない馬券のことを縦目と呼び、縦目はフォーメーションでは不的中となりますが、この縦目を購入馬券から省くことによって、ボックスと比較すると購入点数を抑えることが出来る点が、フォーメーションの最大のメリットとなってきます。

上位の実力伯仲といったケースではボックスも有効な戦略となりますが、やはり明確な優先順位に基づいて馬を配置することのできるフォーメーションの方が、予想の醍醐味を味わえると同時に、買い目を減らすことの恩恵を受けることが出来る点から、3連複ではフォーメーションがおすすめの買い方です。

3連複は10点に収めよう 具体的な買い目を紹介

3連複は10点に収めよう 具体的な買い目を紹介

3連複は他の馬券と比較すると払い戻し金額が大きく、1番人気でも10倍を超えることが多いのが特徴ですが、少額で的中させるためには馬の絞り込みがなによりも重要となります。

実際にボックスを例に見ても、5頭ボックスでは10点で済みますが、1頭増えて6頭ボックスになると20点の買い目となり、ピックアップする頭数が増えるほど買い目も増加します。

これはフォーメーションでも同様です。
ですから配当が10倍を一つの目安として、最低でも10点に買い目を抑えるのが、3連複初心者には有効な買い方となり、3連複で予想の醍醐味を楽しみながらも、投資金額を抑えることで長く競馬を楽しむことができます。

では実際にボックスでは5頭ですが、フォーメーションではどのような買い方ですと、10点以内に抑えることができるのでしょうか?

軸馬1頭の3連複フォーメーションで10点以内の買い方4点

フォーメーションでは自分で予想した上で「最も馬券対象になる可能性の高い馬」=「軸馬」が何頭いるかによって配置の基本戦略が異なってきます。
そしてフォーメーションで最もわかりやすいのは、軸馬が1頭のケースです。

軸馬が1頭の場合に10点以内に購入点数を抑えるには、以下の4つの購入方法がシンプルでおすすめです。

おすすめの購入方法
①「1-2-5」(7点)
②「1-2-6」(9点)
③「1-3-5」(9点)
④「1-4-4」(10点)

上記を表にまとめると以下のようになります。

1頭目 2頭目 3頭目 点数
◎(1) 〇、▲
(2・3)
〇、▲、△、×、×
(2・3・4・5・6)
7
◎(1) 〇、▲
(2・3)
〇、▲、△、×、×、×
(2・3・4・5・6・7)
9
◎(1) 〇、▲、△
(2・3・4)
〇、▲、△、×、×
(2・3・4・5・6)
9
◎(1) 〇、▲、△、×
(2・3・4・5)
▲、△、×、×
(3・4・5・6)
10

①のケースは明確な軸馬が1頭と対抗馬が2頭まで絞り込みができている場合に有効で、そこから更に3頭の馬をピックアップし購入する形です。

②のケースは①の3頭目を4頭に変化させたものとなります。
購入点数は2点増加しますが、①よりもさらに手広く3頭目を押さえることが可能になります。
③のケースは軸馬が1頭の中、対抗馬が3頭いるような場合に有効で、そこに3頭目に穴馬2頭を絡める形となる購入方法です。

逆に④のケースですと、明確な軸馬1頭に対して、対抗・穴馬含めて残りの5頭いずれかが2頭馬券に絡めば的中となる購入方法で、2頭目と3頭目が実質ボックス状態となることから、3連複の中では比較的シンプルな購入方法となります。

購入金額を千円に抑えるために、このように明確な軸馬が1頭決まっているケースでは、2頭目に該当する馬が何頭いるのかによって選択肢が大きく変わってきます。

軸馬2頭の3連複フォーメーションで10点以内の買い方2点

次に軸馬が2頭いるケースで10点以内に抑えることのできる買い目を紹介します。

1頭目 2頭目 3頭目 点数
◎・〇
(1・2)
◎・〇
(1・2)
▲、△、×、×、×、×、×、×、×、×
(3・4・5・6・7・8・9・10・11・12)
10
◎・〇
(1・2)
◎・〇
(1・2)
△、×、×、×、×
(4・5・6・7・8)
10
◎・▲
(1・3)
◎・▲
(1・3)
△、×、×、×、×
(4・5・6・7・8)

この2点が軸馬が2頭いる場合に10点で抑えることのできる有効な買い目です。
①のフォーメーションは「2-2-10」と呼ばれ、明確な軸馬2頭に対して、10頭まで流すことができる購入方法で、1番と2番が必ず馬券に絡む必要がありますが、残りの相手を10点まで手広く買うことが可能になります。

次に②のケースは、明確な軸馬1頭と、甲乙つけがたい対抗馬が2頭いるケースの場合に有効な購入方法です。

軸馬◎と〇の組み合わせでもう一頭の対抗馬▲の馬を除外した5頭に流し、もう一方で軸馬◎と対抗馬▲の組み合わせでもう一頭の対抗馬〇の馬を除外した5頭に流すという、少し特殊な購入方法ですが「(2-2-5)×2」で計10点となる買い方です。

特に①のフォーメーションは上位2頭の実力が伯仲している場合などに、3頭目を手広く流すことで思わぬ高配当を狙うことも可能な、合計10点で収まるおすすめの購入方法となります。

軸馬3頭以上の3連複フォーメーションで10点以内の買い方2点

最後に軸馬が3頭以上いるケースで買い目を10点以内に抑える購入方法です。

1頭目 2頭目 3頭目 点数
◎、〇、▲
(1・2・3)
◎、〇、▲
(1・2・3)
◎、〇、▲、△、×
(1・2・3・4・5)
7
◎、〇、▲
(1・2・3)
◎、〇、▲
(1・2・3)
◎、〇、▲、△、×、×
(1・2・3・4・5・6)
10

①の買い方は3頭いる軸馬が必ず2~3頭馬券に絡む前提で、さらに2頭の穴馬を追加する買い方となり、いわゆる3つ巴のパターンに有効な「3-3-5」と呼ばれるフォーメーションです。

①に穴馬をさらに1頭追加し、穴馬が3頭となるケースが②で、「3-3-6」と呼ばれるフォーメーションになります。
軸馬が3頭以上いるケースでは「3-3-5」と「3-3-6」の2つが、買い目を10点に抑えることのできるフォーメーションです。

また5頭ボックスでも買い目は10点で抑えることが可能なため、軸馬が複数いる場合はフォーメーションではなく、思い切って3連複5頭ボックスで購入するのも有効な戦略の1つになります。

3連複フォーメーションでの高配当的中の具体例

2022年チューリップ賞は波乱の決着となりましたが、このレースは「2-2-10」のフォーメーションで高額配当を的中させることができた直近の具体例となります。

この年のチューリップ賞は1番人気だったナミュールが1着となり、2番人気のサークルオブライフが3着となった中で、2着に13番人気のピンハイが入選し、32,800円という高配当の払い戻しとなりました。

この馬券を的中させるためには、全部で15頭いる中で行われたレースで13番人気の馬まで手を広げる必要があります。
ですが単純に人気を指標に買えば1-1-10の買い方では、実際には12番人気までしか手を回すことができません。

しかしこのレースのポイントは1・2・3番人気での3連複の組み合わせの払い戻し金額が、最終オッズで4.6倍だったという点です。

つまりオッズから利益が出ないと判断し、1・2・3番人気の組み合わせは買わない選択肢を取ることで、1点買い目が減る結果、13番人気まで手が回ることになり、必然的に押さえることができたということになります。

このように3連複を手広く購入する場合には、オッズもしっかりと確認し、オッズの低い組み合わせは消して、さらに手広く穴馬に広げることも有効な戦略の1つです。

3連複フォーメーションとトリガミ

3連複フォーメーションとトリガミ

3連複フォーメーションを購入する際に注意したいのは、利益の出ない馬券を買わないようにすることです。
このような馬券は一般にトリガミと呼ばれ、払い戻し金額が全体投資金額を下回る組み合わせがトリガミ馬券となります。

特に人気サイドを複数頭絡めたケースでは、3連複でもトリガミが発生しやすく、購入前にオッズをしっかりと確認した上でトリガミの対策を行う必要があります。
具体的なトリガミ対策としては、以下の2つが有効な対策となります。

トリガミ対策の具体例
①トリガミ馬券は買わない
②200円以上購入し利益が出るようにする

①のように買わないことで、上記で紹介したチューリップ賞のように、フォーメーションの形によっては、穴馬をさらに広げることができるというメリットがあります。

また②のように200円以上購入するケースは、「1-2-5」「1-2-6」「1-3-5」「3-3-5」など、7点や9点に収まるフォーメーションで、10点を基準に残りの金額を利益の低い組み合わせに追加投資することで、余剰金額の有効活用にも繋がります。

3連複に限らず馬券を買う上で最も避けたいトリガミですが、折角的中しても利益が出ないのであれば、買わない方が有効なのは間違いありません。
そのためにも、購入前に自分が買う馬券のオッズは必ず確認する癖を付けておきましょう。

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まとめ

3連複はボックスとフォーメーションでは、買い目を減らすことができるため、断然フォーメーションがおすすめとなります。

ここで紹介した購入方法は10点に抑えることを前提にしていますが、頭数が増えるほどフォーメーションのバリエーションも増え、様々なバリエーションの知識を習得することで、奥深い3連複の予想の醍醐味を味わうことができるようになってきます。