園田競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

園田競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

近畿地方にある競馬場で有名なのは、「大阪杯」「宝塚記念」などが開催される阪神競馬場と、「天皇賞春」「エリザベス女王杯」などが開催され、2023年春にリニューアルオープンする予定の京都競馬場です。

しかし、近畿地方にはこの二つの競馬場のほかにもう一つ競馬場が存在します。
それが今回詳しく解説する園田競馬場です。

(厳密にはもう一つ姫路競馬場がありますが、現在はほとんどレースが行われていないため、カウントしません)

本記事では園田競馬場について、概要やコース全体の特徴、更には園田競馬場で馬券を的中させるための攻略法などを詳しく解説していきます。

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園田競馬場の概要

園田競馬場 距離別の特徴(引用元:http://www.sonoda-himeji.jp/guide/sfacility/)

園田競馬場は兵庫県尼崎市にある競馬場で、阪神競馬場や京都競馬場で週末開催される中央競馬用の競馬場ではなく、平日含めほぼ毎日レースを開催する「地方競馬」が行われている競馬場です。

最寄り駅は阪急電鉄の「園田駅」ですが、園田駅は各駅停車の電車しか停車しないため注意が必要です。
園田駅から園田競馬場まではかなり歩くことになりますが、園田駅からは随時園田競馬場への送迎バスが出ています。

地方競馬は一時期売上げが全体的に大きく落ち込んだ時代があって、園田競馬もその影響を受けて売上げが大きく低下、一時は存続すら危ぶまれる状況でした。

しかし2010年より開始となったインターネットでの馬券販売が追い風となって経営状態は
持ち直してきています。

以前は根っからの競馬好きが集まるいわゆる「鉄火場」的な雰囲気を醸し出す競馬場でしたが、2018年に耐震工事を兼ねて建物を大幅リニューアルし、施設そのものは非常に綺麗になりました。

ファン層は依然とあまり変わりありませんが、全体の雰囲気としては以前の「鉄火場」的な雰囲気はだいぶ薄れつつあります。

園田競馬場では競馬場発のアイドルユニットである「SKNフラッシュ8」が誕生したことが近年大き話題となったほか、長年マスコットを勤めている「そのたん」は地方競馬ファンからの知名度がとても高く、グッズコーナーではさまざまなグッズが販売されています。

出走している競走馬のレベルに関してですが、ダートグレード競争を制するような馬は現れるものの、地方競馬を席巻、中央競馬に殴り込みをかけることができるようなスターホースは今のところ誕生しておらず、そういった強い馬の出現が待たれるところです。

コース全体の特徴

園田競馬場(引用元:http://www.sonoda-himeji.jp/guide/sfacility/)

園田競馬場はもともとコース全体の長さが1,000mと、非常にコンパクトな造りでした。
元々園田競馬場ではアラブ系の馬が主に走っており、「アラブのメッカ」と呼ばれるほどアラブ系のレースに特化していました。

ですが、1999年以降徐々にサラブレッドを導入することとなり、それを受けてコースを大幅に改修することとなります。

当初は1周1,100mへの改修を予定していたのですが、3コーナー奥の森林には手が付けられないことが発覚、2コーナーから3コーナーを大きく外側に膨らませる形で無理やり改装することとなりました。

したがって、コース全体の形状を見ると、向こう正面はわずかながらカーブしていることが分かります。
園田競馬場のコース全体の長さが1,051mと中途半端な長さになっているのにはこういったワケがあったのです。

コンパクトなコースであるため、ゴール前の直線も213mとかなり短いため、基本的には前を走ることができる逃げ、先行の馬が有利です。

しかしながら3コーナーと4コーナーが緩く入ってきつく抜けるスパイラルカーブとなっており、インコースを通ろうとするとスピードを落とさざるを得ないため馬群がばらけやすく、展開さえ向けばコース形状の割には意外と差し馬が上位に食い込んでくることもあるのが園田競馬場のコースならではの特徴といえるでしょう。

また、向こう正面から第3コーナーにかけては高低差1.23mの坂があります。
そしてもう一つ、最もコーナー寄りの部分はかなり深く砂が盛られているというのも覚えておきたいポイントです。

もちろんこのことは騎手たちも熟知しているため、園田競馬場のレースでは最も内側は誰も走らず、コーナーから若干離れたところを全ての馬が走ります。

距離別の特徴

園田競馬場 コース全体の特徴(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=AQv-X7N3IgE)

競馬は同じコースでもさまざまな距離でレースが行われます。
距離が変わればスタート位置も変わり走る場所も変わってくるので距離に応じて攻略法を考えるというのも馬券を的中させる確立を高めるためには非常に有効です。

本項目ではすべての距離ではありませんが、代表的な距離別の特徴や攻略法を簡単ではありますが紹介していきます。

820mの特徴

地方競馬は元々短距離のレースが多いのが特徴ですが、その中でもかなり短い距離設定となっているのが園田競馬場の820mレースです。

第2コーナーを回った直後にスタートが設けられ、そこから向こう正面を走って第3コーナー、第4コーナーを回って最終直線を走ればゴールとなります。

距離がとにかく短いということもあって、前に行くことができなければほぼ負けが確定のレースであり、先行力がある馬が圧倒的に有利です。

最初のコーナーで先頭に立った馬の連対率が8割を超えていることからもそのことは明らかで、最初のコーナーまでは300m以上距離があることから、スタート直後より激しい先頭争いがくりひろげられます。

したがって、内側の馬が馬群に埋もれてしまうという展開となることも多く、内枠よりもむしろ外枠を引いた実力馬のほうが勝ちやすい傾向にあります。

1,230mの特徴

通常は1,200mでの施行が多いのですが園田競馬はコース全体が中途半端な長さであるため、1,200mではなく1,230mで施行されます。

とはいえ、レース数は1日1レースあるくらいで全くない日もあり、そこまで重要な距離ではありません。
スタートは最終コーナーを回って少し進んだところとなり、そこから213m直進して最初のコーナーに差し掛かります。

1,200mの場合、他の競馬場だとコーナーを2回周るだけなのですが、園田競馬場の1,230mは第1コーナーから第4コーナーまですべてのコーナーを周る必要があります。

コーナーを4回も通過するためスピードを出せる場面がほとんどない、ということもあって脚質的には逃げや先行が圧倒的に有利となっています。

1,400mの特徴

園田競馬場は、ここで紹介する1,400mの特徴だけ、何も見なくても頭で思い浮かべることができるようにしっかり覚えておいてください。

なぜかというと、園田競馬場で開催されるレースのうち、およそ8割が1,400mのレースだからです。
ほかの距離で負けてしまっても、1,400mのレースをしっかりと的中させ続けることができれば、園田競馬場では確実にプラス収支が見込めます。

1,400mは第4コーナー奥に設けられたポケットからのスタートとなります。
そのため最初のコーナーまでの距離がその分延長され、スタートから最初のコーナーまでの距離は377mと、こじんまりした印象の園田競馬場とは思えないほど長い直線距離です。

そのため、スタートから最初のコーナーまではかなり激しい先頭争いがくりひろげられることになります。
しかし、第1コーナーがかなりキツイということもあり、最初のコーナーに差し掛かる頃には一旦スピードが緩みます。

そのまま第2コーナーを回ってバックストレッチに向かうと、差しや追い込みの馬はここで仕掛けないと勝ち目が薄いということもあり、早くもここから徐々にペースがアップしてきます。

コースの特徴部分で詳しく解説しましたが、バックストレッチ部分は直線ではなく、正しくは曲線となっているため、大げさにいうならば第2コーナーを回ってから大きな弧を描きながら第3コーナー、第4コーナーを回って最終直線に向かうというイメージです。

枠順の有利不利に関してですが、前に行ければ内枠が有利なのですが、最初のコーナーまでの距離が長いことから、外枠の馬も積極的に前に行こうとします。

すると内枠の馬は前に出る前に馬群に包まれて進路を塞がれてしまうということがかなり多いため、内枠よりは若干外枠の方が有利といえます。

最初の直線は長いものの、ゴール前の直線はほかのレースと同じく216mと短いので、脚質的には逃げや先行等、前を走れる馬が圧倒的に有利なのは変わりありません。
特に有力な逃げ馬が出走していたら、軸にしても良いくらい信頼度は高いです。

1,870mの特徴

1,870mは「兵庫ダービー」や「兵庫チャンピオンシップ」といった、園田競馬場で開催されるレースの中でも特に格の高いレースの時に使われる距離です。

したがって、この距離のレースに出走する馬というのは、園田競馬に所属している馬のなかでもトップクラスの実力を持っていると考えておいてよいでしょう。

スタートは第2コーナーを回ってすぐのところで、バックストレッチを直進、そこからコースを1周半して最終直線を駆け抜けた先がゴールとなります。
こじんまりしたコースでコーナーを6回も通るので加速する場面がほとんどありません。

最終直線も何度も解説したとおり短いため、どう考えても直線一気で勝負する差しや追い込みの馬には向かないコースであり、ほかの園田競馬場でのレースと同様、逃げや先行の馬が勝ちやすいコースといえるでしょう。

園田競馬場の攻略法

園田競馬場の攻略法

園田競馬場独自の攻略法についてですが、距離別の特徴でも触れた通り、園田競馬場で利益を出したいと思うのであれば、とにかく1,400mの特徴や有利な脚質などについては熟知しておいてください。

園田競馬場で開催されるレースの8割以上が1,400mコースを使用するので、1,400mのレースを攻略するのが利益を出すためには最も有効な手段となります。
次に出走している馬が中央競馬から移籍してきているかどうかのチェックもしておいたほうがよいです。

中央競馬での成績が芳しくなかった競走馬が地方競馬に移籍することがしばしばあるのですが、移籍する場所として選ばれることが多いのが、大井競馬場をはじめとした「南関4競馬」と「園田競馬」です。

何故この2か所が多いのかというと、単純に他の地方競馬場と比べて賞金が高いからなのですが、南関4競馬は地方競馬といえどもレベルがそれなりに高く、中央競馬で負け続きの馬が移籍して簡単に勝てるほど甘くはありません。

しかし園田競馬であれば、賞金は南関4競馬に匹敵するくらいの金額でありながら、馬のレベルはかなり落ちるので、南関4競馬と比べれば勝ちやすいです。

移籍初戦で軸にするのは危険ですが、移籍して何度か出走経験があり、安定した成績を挙げているのであれば軸にしておいて損はありません。

もうひとつ、園田競馬独自の制度として、「降級制度」にも注目です。
園田競馬では6着以下が3回続くと降級するという取り決めがあります。

なかにはこの制度を利用し、今のクラスで勝ち目がないと判断すれば実績のない騎手や新人騎手に騎乗させてわざと負けさせるという手段を取る陣営も存在するのです。

そしてわざと降級させて下のクラスに出走させる際には、必ず勝たせるためにリーディング上位のジョッキーを騎乗させ、必勝の状態で臨むというわけです。 

過去負け続けている馬に何の情報もなくいきなりリーディング上位の騎手に乗り替わりとなった場合、その馬は上位に入る可能性が高いといえるでしょう。

このことを知らない人たちは、負け続きの馬なんて買おうとしませんから、オッズはおのずと高くなるため、高額配当を狙えるチャンスとなります。

また、迷った時は騎手で馬券を購入する、というのも園田競馬では特に有効です。
園田競馬では大部分が1,400mで開催されるということもあり、園田競馬のリーディング上位騎手は必然的に1,400mのレースが得意な騎手ということになります。

したがって、同じくらいの実力の馬でどちらを買い目に含めようか迷った場合は、騎手をチェックしてリーディングが上の騎手が騎乗している馬を購入するという方法がかなり有効です。

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まとめ

園田競馬場は兵庫県尼崎市にある競馬場です。
同じ近畿地方にある競馬場でも中央競馬が開催される阪神競馬場や京都競馬場は、デートに利用しても問題ないくらい洗練されていますが、園田競馬場は昔ながらの競馬場で、本当の競馬好きが集まる「鉄火場」のような雰囲気を色濃く残しています。

しかしながら2018年に耐震工事も兼ねて建物全体を大幅にリニューアルしており、薄暗い雰囲気というのはかなり無くなってきています。

コースは1周1,051mと地方競馬全体のコースの中でもかなり小さいです。
元々1,000mで、本来は1,100mに改装する予定だったのですが、どうしても工事をすることができない自然林があり、無理やりコースを延長させたため、コース全長が中途半端な数値になりました。

そのため、実施されるレースも1,230mや1,870mなど、中途半端な距離でのレースが施行されているというのも園田競馬場の特徴といえるでしょう。

しかしながら、全レースに8割が1,400mで施行されていることから、1,400mの特徴をしっかりと熟知しておくことが園田競馬場の攻略法となります。
最終直線が短いこともあって、全体を通して逃げ、先行の馬が有利です。