競馬の最高配当はいくら?歴代の高額払戻をランキングで発表!

競馬の最高配当はいくら?歴代の高額払戻をランキングで発表!

競馬は一日のあいだで何10レースも開催されますが、ときどき高配当が飛び出ることがあります。
例えば、単勝でも100倍以上の馬が勝つこともあれば、三連単で100万馬券、1,000万馬券が飛び出ることもあります。

もちろん狙って当てるのは簡単なことではありませんが、高配当を手にしたらおもわずニヤリとしてしまいますね。
ところで、過去にどれほどの高配当が出たのか気になりませんか?

ここでは、過去に開催されたJRAのレースの中で高配当が飛び出たレースをランキング形式で発表します。
(2021年11月21日時点のデータです。)

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なぜ、高配当がでるのか?

なぜ、高配当がでるのか?

人気のない馬が馬券に絡む、もしくは人気の馬が馬券外に入選することで高配当が出る可能性があります。
そもそも配当とは、馬券の売上から控除率を差し引いたものです。それがオッズとして表記されています。

つまり、人気落ちの馬が馬券に絡む、もしくは人気馬が飛ぶことで、少数の人が配当を独占できるため、高配当に繋がるのです。

券種別高額配当

券種別高額配当

各券種ごとに歴代の配当をランキング形式でまとめました。
(参照:競馬 – 高額払い戻しランキング – スポーツナビ)

単勝の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2014/04/26 福島芝1200m サラ系4歳上500万円以下 56,940円 16
2位 2008/04/19 阪神ダ1400m サラ系3歳500万円以下 47,360円 16
3位 2010/09/04 新潟ダ1800m サラ系3歳未勝利 46,080円 16

単勝の史上最高は2014年の条件戦のレースです。
勝ち馬のリバティーホールは中央競馬でデビューから3戦したものの、勝ち星を掴めず地方笠松に転厩しました。

笠松では安定した成績を残し、再び中央競馬に舞い戻ってきましたが、馬券に絡むことはありませんでした。
テン乗りの西田雄一郎騎手とのコンビで挑んだこの一戦は先行競馬で後続を退け、中央初勝利をあげ、同時に単勝の払戻記録を更新したのです。

引退レースであわや勝利を掴み損ねたサイモンラムセス

当時10歳のサイモンラムセスが引退レースに挑んだのはG3の鳴尾記念でした。
息の長い馬でしたが、10歳であったこと、そして近走の不振のため16頭立て16番人気と、最低人気で単勝オッズは606.8倍でした。

しかし、後方有利の展開で最後方から末脚を伸ばしたサイモンラムセスはしんがり人気ながらも4着に入選しました。
負けはしたものの、最年長の意地を若駒に見せて、ターフを去ったのです。

サイモンラムセスは重賞勝ち星こそなかったものの、息の長い活躍を見せたことが評価され、引退後は日高のサンシャイン牧場にて種牡馬入りしました。

複勝の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2010/06/26 福島芝1200m サラ系3歳未勝利 16,110円 16
2位 2012/07/28 小倉ダ1700m 唐津特別 14,390円 15
3位 2012/03/25 阪神ダ1800m サラ系3歳未勝利 14,080円 12

複勝の理屈~不人気馬同士の組み合わせほど高配当になる~

複勝オッズをリアルタイムで見ていると、「1.1-3.0」このように、オッズに幅があります。
競馬は的中した人同士で配当を山分けするシステムなので、人気馬が馬券内を独占すると、複勝オッズは低くなります。

逆に、不人気馬が多数馬券に絡んだ場合は、複勝でも配当が高くつきやすいです。

複勝の幅
・人気馬同士で決着すると安くなる
・穴馬同士で決まると高くなる

このように覚えておけばいいです。

枠連の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 1997/03/29 中山ダ1800m サラ系4歳未出走 106,440円 36
2位 2001/08/11 小倉ダ1700m TVQ杯 103,430円 35
3位 2017/05/13 京都ダ1400m サラ系3歳未勝利 98,640円 34

歴代上位3レースはいずれも同枠の馬が連対している

枠連の史上最高配当は10万円越えです。
高配当を叩きこんだ上位3レースの払戻データを見てみると、連対した馬はいずれも同枠の馬で、なおかつ人気落ちしている馬でした。

枠連で高配当を狙うのであれば、同枠に不人気馬が多数そろった時が狙い目かもしれません。

馬連の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2006/09/09 中京ダ1700m サラ系3歳未勝利 502,590円 111
2位 2017/12/09 中山ダ1800m サラ系3歳上500万円以下 446,550円 117
3位 2018/03/18 中京ダ1900m サラ系3歳未勝利 442,370円 77

馬連最高配当を叩き出したのはメイショウギリーです。
デビューから5戦はいずれも二けた着順で、ほとんどの競馬ファンはこの馬が馬券に絡むとは思いませんでした。

しかし、これまでの追い込み競馬から一変、先行で競馬をすると直線で抜け出して勝利を収めました。
2着にも人気落ちのデンコウグリーンが飛び込み、高配当となりました。

馬単の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2006/09/09 中京ダ1700m サラ系3歳未勝利 1,498,660円 225
2位 2018/03/18 中京ダ1900m サラ系3歳未勝利 1,087,490円 154
3位 2019/09/01 小倉芝2000m 3歳未勝利 1,025,570円 303

馬単の最高額配当が出たレースは、馬連の史上最高配当がでた2006年の中京未勝利戦と同じです。
13番人気→12番人気の決着となりました。

ちなみに連対した2頭はともに単勝オッズ100倍を超えていました。

ワイドの高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2017/12/03 中京ダ1800m サラ系3歳上500万円以下 129,000円 114
2位 2017/12/09 中山ダ1800m サラ系3歳上500万円以下 124,860円 119
3位 2020/04/19 阪神ダ1400m 3勝1勝クラス 117,910円 120

ワイドの歴代最高配当は、1着ディスカバーと3着メイショウナンプウの組み合わせです。
ディスカバーが15番人気、メイショウナンプウが14番人気でした。

ちなみに歴代2位の配当が出たレースは馬連でも歴代2位の記録を叩き出しています。

三連複の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2006/09/09 中京ダ1700m サラ系3歳未勝利 6,952,600円 534
2位 2017/12/03 中京ダ1800m サラ系3歳上500万円以下 5,508,830円 545
3位 2012/04/07 中山ダ1200m サラ系3歳未勝利 3,345,390円 437

三連複の史上最高配当を叩き出したのも2006年の中京の未勝利戦です。
この一戦で馬連、馬単、三連複の最高配当を更新しているのですね。

ちなみに、上位の入選馬の人気は「13番人気-12番人気-8番人気」でした。

三連単の高額配当

順位 開催日と馬場 レース名 払戻金 人気
1位 2012/08/04 新潟芝1400m サラ系2歳新馬 29,832,950円 3892
2位 2015/09/21 中山ダ1800m サラ系2歳未勝利 27,929,360円 2643
3位 2017/12/03 中京ダ1800m サラ系3歳上500万円以下 22,946,150円 2879

三連単の史上最高配当がでたのは2012年の新潟新馬戦です。
18頭立てのレースで「14番人気→12番人気⇔10番人気」で決まりました。
勝ち馬は穴党におなじみのミナレットです。

ちなみに2着と3着の馬は同着だったので三連単の払戻の組み合わせは二通りあります。
同着で組み合わせが2パターンある場合は、配当が半分になるので、もし、12番人気の馬が2着で10番人気の馬が3着だった場合はもっとすごい配当になっていました。

Win5の高額配当

順位 日付 払戻金
1位 2021/3/14 554,446,060円
2位 2021/1/11 481,783,190円
3位 2019/2/24 471,809,030円

Win5の史上最高配当は2021年の3月14日にでました。
この日ははじめ2レースこそ堅い決着となりましたが、3戦目の金鯱賞にて、断然1番人気の無敗の三冠牝馬デアリングタクトを退け、勝ったのがしんがり人気のギベオンでした。

2レース終了時点で残っていた85,156票が、ギベオンが勝利したことでいっきに176票まで下がります。
そして、最終的には1票だけが残って、5億5千万相当の金額が総取りとなりました。

G1の三連単、高額配当ランキング トップ5

G1の三連単、高額配当ランキング トップ5

多くの人が好んで購入されるG1レースでも高配当が見られます。
ここからは、過去のG1レースの中で三連単の高配当が出たレースをランキング形式で発表します。

1位 2015年ヴィクトリアマイル【2070万5810円】

1着 ストレイトガール 5番人気
2着 ケイアイエレガント 12番人気
3着 ミナレット 18番人気

三連単のG1史上最高額払戻が出たのは2015年のヴィクトリアマイルです。
大外8枠18番に入ったミナレットと江田照男騎手のコンビがスタートから果敢にハナを切って独走。
直線に入っても粘りを見せ、3着に入着しました。

ミナレットは三連単における歴代最高払戻の立会者でもあり、穴馬の代名詞といえるでしょう。
G1で2000万を超える配当は、この一戦だけです。

2008年秋華賞【1098万2020円】

1着 ブラックエンブレム 11番人気
2着 ムードインディゴ 8番人気
3着 プロヴィナージュ 16番人気

この年の秋華賞の勝ち馬は、フラワーカップを制したブラックエンブレムでした。
フラワーカップを制し、有力馬の一頭に数えられていたものの、前走のローズステークスを惨敗してしまい、11番人気にまで人気を落としていました。

秋華賞では先行競馬で勝利し、また、3着に逃げ粘ったプロヴィナージュが入選したことで、1000万円を越える配当に繋がりました。

2007年NHKマイルカップ【973万9870円】

1着 ピンクカメオ 17番人気
2着 ローレルゲレイロ 1番人気
3着 ムラマサノヨートー 18番人気

牝馬のピンクカメオが勝ったNHKマイルは、3着にしんがり人気のムラマサノヨートーが飛び込みました。
2着こそ1番人気のローレルゲレイロでしたが、どん底人気の2頭が飛び込み、高配当になりました。

2008年桜花賞【700万2920円】

1着 レジネッタ 12番人気
2着 エフティマイア 15番人気
3着 ソーマジック 5番人気

この年の秋華賞は1000万を超える配当でしたが、桜花賞も負けていません。
12番人気のレジネッタが差し切りがちで勝利を手にしたことで、高配当になりました。

ちなみに、レジネッタ騎乗の小牧太騎手は中央移籍後、初G1勝利をこのレースで手にしました。
ちなみにこの年のオークスも三連単の配当が44万円を超えました。
いずれの牝馬クラシックは荒れに荒れたのです。

2019年高松宮記念【449万7470円】

1着 ミスターメロディ 3番人気
2着 セイウンコウセイ 12番人気
3着 ショウナンアンセム 17番人気

昨年、スプリンター界を引率したレッドファルクスとファインニードルが引退したため、この年の高松宮記念は王者不在でした。

勝ったのはデビューがダートだったミスターメロディです。
そして2着には一昨年の高松宮記念を制しながらも近走が不振続きのため、12番人気だったセイウンコウセイです。

そして3着には17番人気のショウナンアンセムが馬券に絡み、高配当となりました。

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まとめ

競馬はときどき高配当が出ることがありますが、さすがに100万馬券や1,000万馬券を手にするのはかんたんではありません。

しかし、人気馬でも凡走する条件がそろっていたり、人気落ちの馬でも上位に入選する条件が多数そろえば荒れるかどうか予測することは可能です。
高額払戻を手にすることを目標にしながら、馬券予想に取り組むのも競馬の楽しみ方ですよ。