3連単のフォーメーションが最強な理由は?おすすめの買い方も紹介!

3連単のフォーメーションが最強な理由は?おすすめの買い方も紹介!

競馬には様々な券種が発売されていますが、その中でももっとも人気なのが3連単です。
3連単は選択した3頭の馬を着順通り予想する券種です。

数ある券種の中でも3連単は的中が容易ではありませんが、当たった時の配当妙味は全券種でもトップクラスです。
なぜなら、4レース中3レース、約75%の確率で100倍以上の配当となる万馬券になるからです。

それどころか、10万円や100万円、極稀に1,000万円を超すこともあるのです。
そのため3連単は多くのファンに支持されており、全券種の総売上の3割を占めています。

さて、3連単にはさまざまな買い方がありますが、巷では3連単フォーメーションこそ最強の買い方と豪語する方は多いです。
では、数ある買い方のなかでどうしてフォーメーションが最強なのでしょうか?

当記事では3連単のフォーメーションがどういった買い方なのかを簡単に解説します。
そして、そのあとにフォーメーションのメリットやレース選択、最後に少額でも楽しめるフォーメーションの組み合わせを紹介します。

回収率が高い競馬予想サイト
12月1日(日)チャンピオンズカップ[G1]

11月17日東京10R「イクリプス」プランで8,100円 →1,099,440円の払い戻し!
今なら無料登録で12月1日(日)チャンピオンズカップ[G1]の買い目がみれる!

無料でチャンピオンズカップの予想をみる

そもそも、3連単のフォーメーションとは?

そもそも、3連単のフォーメーションとは?

3連単のフォーメーションとは、着順ごとに自由に買いたい馬を選択し、そのすべての組み合わせを購入する買い方です。

1着:1番
2着:1,2,3番
3着:1,2,3,4,5番

このように、着順ごとに買いたい馬を選択できるのがフォーメーションの特徴です。
ところで、まとめて購入する買い方にはフォーメーション以外にも「ボックス」と「流し」が存在します。

ボックスは着順問わず、買いたい馬をまとめて購入するため組み合わせ数が増え、購入金額が増えます。
流しは軸と相手を設定するため選択した馬が着順通りに馬券に絡まなければその馬券は外れます。

フォーメーションは着順ごとに自由に買いたい馬を選択できるため、ボックスのように無駄な買い目は買わなくて済みます。

そして、買い目も自由に選択できるので流しよりも幅広く抑えることができるのです。
自由度の高さがフォーメーションの最大の強みなのです。

3連単フォーメーションが最強な3つの理由

3連単フォーメーションが最強な3つの理由

3連単の買い方の中でもフォーメーションは馬券収支を向上する上で大変役立ちます。
どうして、フォーメーション馬券は最強なのでしょうか。
ここからはフォーメーション馬券が最強といえる3つの理由について解説します。

自由度の高さが最大の特徴

3連単フォーメーションが最強といえる最大の要因はその自由度の高さにあります。
なんといっても着順ごとに好きな買い目を決めることができるため、馬券の組み合わせを好きなようにカスタマイズできるのがポイントです。

例えば、1着に来る馬が読めたらボックスは必要ありません。
その場合はフォーメーションか流しで馬券を購入しますが、2着に来る馬が複数いる場合、流しで購入できませんがフォーメーションなら購入可能です。

レースに応じて臨機応変に購入できるのがフォーメーションの利点といえるでしょう。

ボックス、流しよりも機転が利くのがフォーメーション

フォーメーションは自由な組み合わせで馬券を購入できます。
この自由度の高さはボックスや流しには存在しません。

なぜなら、ボックスや流しは選択した馬番の組み合わせをまとめて購入するからです。
ボックスは最小限の記入で多点買いできるので便利ですが、無駄な買い目もまとめて購入してしまうのが致命的です。

逆に流しは軸と相手を固定することで最小限の買い目で押さえられますが、軸もしくは相手が馬券外に敗れたらその時点で馬券は紙くずとなってしまいます。

フォーメーションは自分で好きなように多点買いを決められるため、ボックスのように余計な組み合わせを買わなくても済みますし、流しのように極端に買い目を抑える必要もありません。
買い目をほどよく抑えつつ、そこそこに買い目を広げた状態にできるのがフォーメーションなのです。

3連単フォーメーションは回収率を上げるうえで最適な買い方である

3連単フォーメーションは回収率を向上するうえでも役立ちます。

回収率とは
馬券収支と払戻の割合のことで、一言でいうと回収率100%を上回ればプラス収支、100%を下回っていたらマイナス収支で赤字となります。

回収率は馬券予想の指標としても役立つのですが、一般的には回収率110%を超えることができれば馬券上手といわれていますよ。

ところで、回収率を100%以上にするには、馬券投資費用よりも払戻が上回らなければなりません。
つまり、やみくもに点数を購入していては投資金額が増すばかりなのです。

ボックス買いはまさに典型で、購入点数こそ増やせますが無駄な買い目も購入するため、回収率でみるとあまりおすすめできないのです。

流しは買い目を極力抑えられますが、回収率を上げるうえで馬券は的中することが大前提なので、外れやすい流しは回収率を上げるにおいて実はそこそこリスクが高いです。

しかし、フォーメーションは購入したい組み合わせを自由に買えます。
そのため、ボックスのように無駄な買い目を買わなくてすみますし、流しのように極限まで買い目を抑えなくても問題ないのです。

回収率を向上するうえで常に心掛けたいのが「ほどよい組み合わせ数で購入すること」です。
多すぎず少なすぎないフォーメーションはまさに回収率向上にうってつけの買い方なのです。

自由度が高すぎて購入点数の計算が複雑に感じやすいのが唯一の欠点

3連単のフォーメーションは買い目を自由に選択できるので、レースに応じて柔軟に対応する面では非常に便利です。

3連単フォーメーションのデメリット
しかし、競馬初心者にとって唯一懸念なのが組み合わせ数をどう求めたらいいのか分からないことです。

3連単自体は下記の数式で求めることができます。

3連単の計算式
1着に指定した馬の数×2着に指定した馬の数×3着に指定した馬の数

たったこれだけで組み合わせは求められますが、3連単フォーメーションでは着順ごとに選択した馬が重複することもあります。
その場合は、重複分を省いて計算しなければならないのがネックなのです。

減算式も存在するのですが、割と複雑なので初心者に数式を使って組み合わせを求めるのはおすすめしません。
その代わり、初心者におすすめしたいのは組み合わせを簡単に求められるサイトです。

参考 JRA:フォーメーション組み合わせ数計算

こちらはJRAの公式ホームページ内にあるフォーメーションを計算するサイトです。
着順ごとに購入数をチェックするだけで券種ごとに組み合わせ数を表示するため、大変便利なのです。

JRAのサイト以外にも個人サイトで組み合わせを算出するサイトも存在します。
3連単のフォーメーションは数式が厄介で組み合わせ数を求めるのが面倒に感じますが、計算サイトを使用することでかんたんに求められるのです。

3連単フォーメーションが買える3つのおすすめレース

3連単フォーメーションが買える3つのおすすめレース

3連単フォーメーションはボックスほど買い目を広げず、流しほど買い目を抑えずに購入できる買い方です。
ボックスと流しの中間といってもいいフォーメーションは、回収率の向上にも役立ちますよ。

しかし、すべてのレースで3連単フォーメーションが適切かというとそうではありません。
例えば、だれが1着に来るのかさっぱり絞れないレースではフォーメーションよりもまとめて購入するボックスのほうがよいときもあります。

果たして、3連単フォーメーションはどのようなレースで活かせられるのでしょうか。
ここからは、3連単フォーメーションが役立つレースの特徴を3つ紹介します。

力関係がはっきりしているレース

最初におすすめしたいのは力関係がはっきりしているレースです。
競馬のレースは強い馬と弱い馬の差がレースによって大きく変わります。

例えば、明らかに強い馬が1頭だけ出走しているレースもあれば、どの馬が勝つのか何時間頭をひねっても一向に分からないレースだってあります。

出走馬間の能力の強弱はその時の出走登録によって変化しますが、過去の戦績やオッズを見ることで掴むことは可能なのです。

では、どうして力関係がはっきりしているレースが3連単フォーメーションに適しているかというと、少ない購入点数での的中が容易だからです。

例えば、1着に確実に来る馬が1頭、そして2着に絡む馬も2頭まで絞ることができれば、1-2-aの組み合わせで購入できます。
その場合、aの値が仮に10頭になったとしても、組み合わせ数は20点です。

もしもボックスで購入した場合は無駄な点数も買わなければなりませんし、流しの場合は1着に1頭、2着に2頭以上の組み合わせで購入することはできません。
着順ごとに絞れるレースは3連単のフォーメーションは非常に便利な買い方なのです。

少頭数レース

少頭数レースも3連単でおすすめしたいレースです。
競馬はひとつの競馬場で1日12レース開催されます。
そして、レースに出走する馬の数は一律で決まっているわけではありません。

例えば、フルゲート18頭立てのレースもあれば10頭にも満たないレースも存在するのです。
レースによって出走数が異なるのですが、3連単に限らず、すべての券種は出走数が少ないレースほど1点あたりの的中率が上がる仕組みになっています。

なぜなら、出走数が多ければ多いほど馬券の組み合わせ数も増えるからです。
3連単の組み合わせは以下の数式で求めることができます。

3連単の組み合わせの計算式
出走頭数×出走頭数(-1)×出走頭数(-2)

中央競馬のフルゲートは18頭です。
18頭立てのレースにおける組み合わせは下記の通りになります。

18×17×16=4896通り

18頭立ての組み合わせは4896通りも存在するので、1点100円で全通り購入するにしても50万円近い軍資金が必要となります。
では、18頭立ての半分、9頭立てのレースにおける3連単の組み合わせを見てみましょう。

9×8×7=504通り

出走頭数がフルゲートの半分になっただけで、組み合わせ数は1/9以下に抑えることができました。
出走頭数が少ないほど組み合わせ数が減少します。
そして、間接的に多頭数レースよりも1点あたりの的中率が上がります。

特に、3連単のフォーメーションは必然的に多点買いとなるため、回収率のことを考えれば極力買い目を抑えつつ馬券を的中させるのが理想です。
そのため、出走数が少ないレースほど的中につなげることができますよ。

2.3着に来る馬が分かるレース

競馬は勝つ馬を予想するのが大前提ですが、3連単においては勝ち馬だけではなく2,3着馬の着順も当てなければいけません。
ところで、競走馬によってはなかなか勝てないものの、コンスタントに2,3着に入選する馬がいます。

例えば、2013年にデビューしたサウンズオブアースは現役時代に30戦走って勝利数は2つだけです。
しかし、菊花賞や有馬記念、ジャパンカップといった大舞台で2着に入選することが多く、最強の2勝馬と呼ばれていました。

2017年にデビューしたエタリオウも現役時代は未勝利戦の1勝止まりでしたが、2着は7回もあったのです。

その他にもエリザベス女王杯で2年連続3着だったラヴズオンリーユーや有馬記念で3年連続3着のナイスネイチャ、3着入選が多かったロイスアンドロイスなど、2,3着に入選することの多い馬はいつの時代も存在しているのです。

3連単フォーメーションは1着ほど買い目を少なく、3着ほど買い目を広げがちですが、必ずしも勝ち馬を少なくする必要はありません。

むしろ、2,3着に確実に絡む馬が分かるのであれば、そちらの買い目を抑えて1着に来るであろう勝ち馬を広く抑えてもよいです。

なぜなら、1着を固定して2,3着の買い目を広げても、3着を固定して1,2着の買い目を広げても組み合わせ数は同じになるからです。

レースによっては勝ち切れないものの、2,3着に絡む馬は探し出せば意外と存在します。
それらの馬を着順固定しながら予想するのも3連単フォーメーションの理想的な買い方なのです。

【初心者向け】1,000円未満で購入できる3連単フォーメーションおすすめの買い方

【初心者向け】1,000円未満で購入できる3連単フォーメーションおすすめの買い方

3連単フォーメーションは自由度の高さとレースに応じて買い目を工夫できる点、回収率の向上にも期待できることから、ぜひとも使いこなしたい買い方です。

しかし、初心者がやみくもにフォーメーションを購入しても、購入点数が増えるばかりで仮に馬券が的中したとしても思うような高配当は得られないです。

3連単フォーメーションでもできることなら買い目を極力抑えながら購入するのが理想です。
ここからは、初心者向けに、1レース1,000円未満で的中にも期待できる3連単フォーメーションの買い方を紹介します。

1-2-6

1着=A
2着=B,C
3着=B,C,D,E
合計10点

「1-2-6」は3連単フォーメーションでもっともポピュラーな買い方です。
1着に来る馬を1頭絞り、勝ち馬の次に強そうな馬を2頭2着に選択、3着には2着に指定した2頭を含む4頭の馬を選択します。

競馬は割と穴馬が絡むこともあるので、3着に穴馬を入れることで高配当につなげることもできますよ。
この組み合わせでは、2,3着に2頭の馬が重複しているため購入点数は10点となります。

勝ち馬だけは1頭固定でしぼっていますが、逆に言うと絞っているからこそこの点数で買えるのです。
この組み合わせが真価を発揮するのは、抜けた実力馬がいるレースですね。

例えば、ディープインパクトやアーモンドアイ、キタサンブラックのように勝率が高い馬が出走するレースで活かすことができるでしょう。
オーソドックスで初心者にもわかりやすい買い方なので、はじめて3連単を購入する人におすすめです。

2-2-5

1着=A,B
2着=A,B
3着=C,D,E,F,G
合計10点

「2-2-5」は1着と2着に同じ馬を2頭選択し、3着に相手5頭を選択する買い方です。
こちらも「1-2-6」同様組み合わせ数は10点なので、小数点で3連単フォーメーションを購入できます。

「2-2-5」でおすすめしたいレースは、強い馬が2頭出走しているケースです。
例えば、ナリタブライアンとマヤノトップガンの2頭が激突した1996年の阪神大賞典や、キタサンブラックとサトノダイヤモンドがはじめてレースを繰り広げた2016年の有馬記念などです。

出走馬の中でも圧倒的に強い2頭が出走し、なおかつどちらが勝つのか読めないレースでは「2-2-5」の組み合わせが非常に便利です。
なぜなら、どちらが勝ってももう1頭が2着に入ってくれれば抑えられるからです。

3着は幅広く選択できるため、「1-2-6」同様穴馬を絡めて高配当に結びつけることも可能です。
購入点数も1,000円で抑えられますし、初心者から上級者までおすすめできる買い方です。

1-3-1+1-1-3

1着=A
2着=B
3着=C,D,E

1着=A
2着=C,D,E
3着=B
合計6点

こちらの組み合わせは勝ち馬を1頭固定し、2,3着の組み合わせを2パターン購入する買い方です。
提唱者はお笑い芸人のインスタントジョンソン「じゃい」です。

じゃいはお笑い芸人ですが、趣味はギャンブル全般で、過去にはwin5や3連単を何度も定期中、馬券だけで2億円以上稼いでいる敏腕ギャンブラーなのです。

この買い方の強みは、2,3着に指定した組み合わせが逆になったとしても抑えられることです。
例えば、Bという馬を2,3着にしているため、Bが2,3着のどちらに入着しても、C,D,Eのいずれかが2,3着に絡めばよいのです。

もちろん、1着馬を固定しているため必ず1着に指定した馬は勝たなければなりませんが、それでも抜けた実力馬がいるレースでは役立つ買い方なのです。

購入点数も6点で600円あれば購入できますし、ローリスクで3連単フォーメーションを楽しむことができますよ。

回収率が高い競馬予想サイト
12月1日(日)チャンピオンズカップ[G1]

11月17日東京10R「イクリプス」プランで8,100円 →1,099,440円の払い戻し!
今なら無料登録で12月1日(日)チャンピオンズカップ[G1]の買い目がみれる!

無料でチャンピオンズカップの予想をみる

まとめ

3連単フォーメーションが最強な理由、それはバランスの取れた買い方だからです。
ボックスほど無駄な買い目を広げず、また、流しほど極限まで抑えなくても馬券を買えるので的中率と回収率のバランスに優れているのです。

点数計算は複雑で、ボックスや流しのように早見表が存在するわけではないため初心者にとっては手を出しづらい買い方ですが、計算サイトを使えばその悩みはすぐ解決します。

また、3連単というと当てるのが難しく感じますが、レース選択と基本的な買い方を覚えてしまえば的中率は飛躍的向上します。
競馬の醍醐味ともいえる3連単。

当たった時のリターンと喜びはとても大きいです。
当記事を読んで3連単フォーメーションに興味を持った方はぜひ、購入を検討してみてください。