佐賀競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

佐賀競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

競馬場は日本全国に点在しており、九州地方にももちろん競馬場は存在します。
九州地方にある競馬場で有名なのは「小倉記念」などが開催される小倉競馬場でしょうか。

小倉競馬場からは少し前に「ヨカヨカ」という競走馬が現れ、中央競馬でも好走したことで大きな話題になりました。

その後故障してしまったため惜しくも引退となってしまいましたが、ヨカヨカのお陰で九州競馬が大いに盛り上がり、かなりの経済効果があったそうです。
そして九州にはもうひとつ、佐賀競馬場があります。

佐賀競馬場は地方競馬場ではありますが、小倉競馬場とはまた違った特徴があり、白熱したレースが繰り広げられています。
本記事では佐賀競馬場の概要やコースの特徴など、馬券予想に役立つ情報を解説していきます。

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佐賀競馬場の概要

佐賀競馬場の概要(引用元:さがけいば)

佐賀競馬場は佐賀県鳥栖市にある競馬場ですが、はじめからこの場所にあったわけではありません。
佐賀競馬場が誕生したのは1924年5月、元号に直すと大正13年と非常に古く、長い歴史を誇っている競馬場です。

当時は佐賀県神野という場所に存在していたのですが、周辺地域を市街化するという計画が立ち上がったために閉鎖され、1972年に現在の場所へ移転されることとなりました。
元々佐賀競馬場があったところは解体され、現在は住宅団地などになっています。

かつては佐賀競馬場以外にも大分県に中津競馬場、熊本県には荒尾競馬場があったのですが、この両競馬場は現在閉鎖されてしまっており、九州で地方競馬を現在も開催しているのは佐賀競馬場だけです。

これらの競馬場が閉鎖されたのは売り上げが低迷し、運営が成り立たなくなったためですが、佐賀競馬場も決して売り上げが飛び抜けてよかったわけではありません。

佐賀競馬場の売上げは1991年に357億円を記録しましたが、それ以降バブル崩壊もあって年々売上げが減少し続け、1998年以降は赤字となってしまいました。

一時期は佐賀競馬場も存続が危ぶまれていたのですが、中津競馬場、荒尾競馬場が共に閉鎖されたことによって、九州の地方競馬が佐賀競馬場で一点集中することとなり、競走馬や騎手たちが佐賀競馬場へ集結すると売上げは好転します。

更に佐賀競馬場に限ったことではありませんが、インターネットで馬券を購入できるようになると更に売上げは上昇し、2021年2月11日には1日の売り上げが8億9,302万9,600円と、史上最高額を更新しました。

年間の売上げも2020年度時点で492億円以上と、1991年の売上げを大幅に更新しています。
佐賀競馬場の設備について、特筆しておきたいのが駐車場の広さです。

駐車場はなんと1万台が収納できる広さであり、この広さは中央競馬場のみならず公営競技が開催されている施設では日本一となっています。

したがって、地元の人はバスで佐賀競馬場に行くということはほとんどなく、もっぱら自家用車で訪れることが多いです。

公共交通でのアクセス方法はいろいろとありますが、一番行きやすいのはJR鳥栖駅で下車後西鉄バス43 目達原・神埼駅行きに乗り、「競馬場前バス停」で下車すると目の前に佐賀競馬場があります。

コース全体の特徴

佐賀競馬場全体図(引用元:さがけいば)

佐賀競馬場は右回りのコースで、コース全体の長さは1,100mです。
地方競馬のコースの平均が1,200mなので、平均よりも少し小さな競馬場といえるでしょう。

最後の直線距離は200mと短いうえに最後が緩い下り坂となっているので、基本的に逃げ馬がかなり有利なコースとなっています。

佐賀競馬場のレース映像を見ると、どのレースでももっとも内側がポッカリと空いており、その外側を馬が走っており、これが佐賀競馬場最大の特徴といえるでしょう。

競馬はトラック競技ですから、できるだけ内側を走るのが有利であるというのは競馬ファンならば常識中の常識です。

にも関わらず、佐賀競馬のレースでは誰も一番内側を走らないのを見て、不思議に感じたという人もいることでしょう。
実は佐賀競馬場は最も内側の砂が一番深くなっています。

砂が深いと脚が沈んでしまい、抜け出すのにパワーを使ってしまうためスピードが出なくなってしまうため、どの馬も内側は決して走ろうとはしない、というわけです。
しかしながら、大外を回すような走り方をすると、直線が短いので当然不利になります。

佐賀競馬では内側でも外側でもない、ちょうど走りやすい位置をキープした馬がかなり有利となり、馬券圏内を確保する可能性が高いです。
したがって、レース展開をしっかりと予想する必要があるでしょう。

距離別の特徴

佐賀競馬場 距離別の特徴(引用元:さがけいば)

競馬は同じコースでもさまざまな距離でレースが行われます。
距離が変わればスタート位置も変わり走る場所も変わってくるので距離に応じて攻略法を考えるというのも馬券を的中させる確率を高めるためには非常に有効です。

本項目ではすべての距離ではありませんが、代表的な距離別の特徴や攻略法を簡単ではありますが紹介していきます。

900mの特徴

900mのスタート地点は第2コーナー奥に設けられたポケット部分からで、そこから半周周ることになります。

スタートから最初のコーナーまでは400mあるため、かなり先行争いが激しくなりますし、内にも外にもいけないということもあって、最初のコーナーでいかに良いポジションを確保できるかが勝負の分かれ目となるでしょう。

最初のコーナーまでで良い位置をキープできなかった馬には距離が短いということもあってほぼ勝ち目はありません。
1番人気の勝率は55パーセントと非常に高いので、この距離は素直に1番人気を軸に馬券を買いましょう。

1,300mの特徴

1,300mは第4コーナーを回ってホームストレッチに差し掛かったところがスタートで、そこからコースを1周します。
最初のコーナーまでは250mとそこまで距離が長くないため、先行争いは非常に激しいものとなります。

特に内枠の馬は内側は砂が深いので行きたくないですし、外枠の馬が内側へと切り込んでくるため、非常に厳しいレースを強いられます。

この距離を走る馬は佐賀競馬場所属の馬のなかでもそれほど高いレベルにないので、人気薄の馬が上位人気の馬を下剋上するようなことはまず起こり得ません。

したがって900mと同様に人気の馬をそのまま買うのが無難です。
特に下位人気の差し馬には買い要素は全くないと言い切って良いでしょう。

1,400mの特徴

1,400mは4コーナー奥に設けられたポケットからとなり、それ以外は1,300mとまったく変わりありません。

最初のコーナーまでの距離が100m延長されるので、そこまで激しい先行争いとはなりませんが、その分長い時間内枠の馬は外枠からのプレッシャーにさらされることとなるため、1,300mと同様に内枠の馬はなかなか厳しいです。

しかし余りに長い時間競り合うことになると外枠の馬もスタミナを失って最後の直線でバテてしまうので、先行争いがどうなるかを事前に見極めることが重要となるでしょう。

佐賀競馬では1,400mのレースが多いので、この距離の攻略法を自分なりに編み出すことができればプラス収支に出来る可能性が高くなります。

1,800mの特徴

1,800mはバックストレッチ中央よりやや第3コーナー寄りからのスタートで、そこから馬場を1周半回ります。

1,800mとそれなりに距離があるので、最初のコーナーまでにいかにスタミナを失わず良いポジションを取れるかがとても重要ですが、それ以上にこの距離を走り切るスタミナがあるかどうかをしっかりとチェックする必要があります。

過去の実績を見て、1,800m以上のレースを経験、さらに上位に入っている馬であれば活躍が期待できるでしょう。

2,000mの特徴

2,000mは第2コーナー奥のポケットからスタートします。
最初のコーナーまでの距離が400mあるため、先行争いが激化しませんし、何より長い距離を走るので、どの馬も最初のほうではあまりスタミナを使いたくないと思っています。

したがって、内枠の馬がハナを主張するとあっさりと先頭に立つことができる場合が多く、この距離に限っては内枠の馬がかなり有利です。

この距離では「佐賀記念」という重賞レースが開催されていますが、佐賀記念では逃げ馬が勝率30パーセントとかなり強いです。

佐賀競馬場の攻略法

佐賀競馬場の攻略法

佐賀競馬場はゴール前の直線が短く、緩やかな下り坂になっているという事もあり、逃げ馬にとってはかなり走りやすい競馬場で、基本的には強い逃げ馬を中心にして買い目を組み立てると良いでしょう。

そして忘れてはいけないのが、「1番内側の砂がかなり深くなっている」という点です。
内枠が有利である事は変わりないのですが内枠の馬がスタートで出遅れたりすると、深い砂と内側のポジションを取ろうとする外枠の馬とに挟まれてしまい、能力を発揮出来ないまま負けてしまう事があります。

そのため、1枠2枠よりも3枠あたりの馬の方が自分のペースで走れるため、有利にレースを進めることが多いです。

佐賀競馬場は距離設定が1,400mになっている事が多いので、全てのコースを把握出来ないという人は1,400mのレースの攻略法を突き詰めていくと良いでしょう。

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まとめ

佐賀競馬場は佐賀県鳥栖市にある競馬場で、運営を開始したのが大正13年と非常に長い歴史を持っている競馬場です。

以前は佐賀競馬場以外にも大分県と熊本県にそれぞれ地方競馬を開催する競馬場がありましたが、経営難から現在九州地方で地方競馬を開催しているのは佐賀競馬場だけとなっています。

佐賀競馬場も一時は存続が危ぶまれていましたが、他の競馬場が閉鎖された事で佐賀競馬場に騎手と競走馬が集中した結果好転し、現在は大幅な利益が見込めるまでに回復しました。

コースは全長1,100mと平均よりは少し小さく、直線距離も平均よりも短いです。
したがって逃げ馬の勝率がかなり高いのが佐賀競馬場の大きな特徴で、馬券も逃げ馬を中心にしては買い目を決めると良いでしょう。

また、内枠の馬はスタートで出遅れると深い砂と外枠の馬とに挟まれて非常に窮屈なレースを強いられるというのも佐賀競馬場独自の特徴です。