姫路競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

姫路競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

日本全国で競馬場の数がもっとも多い都道府県は北海道で、札幌、函館、紋別、帯広と実に4つの競馬場があります。
これは競馬ファンであればご存知の方も多いでしょう。

では、2番目に競馬場の数が多い都道府県はどこかといわれて、すぐに回答できる人は案外少ないのではないでしょうか。
実は、2番目に多いのは「兵庫県」です。

兵庫県にある競馬場といえば、真っ先に思い浮かぶのが「阪神競馬場」でしょう。
そして、地方競馬が開催される「園田競馬場」くらいはすぐに出てきます。

しかし、兵庫県にある競馬場はこのふたつだけではありません。
実はもうひとつ、「姫路競馬場」が兵庫県にはあります。
本記事ではこの姫路競馬場について、概要やコースの特徴などを解説していきます。

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姫路競馬場の概要

姫路競馬場(引用元:youtube)

姫路競馬場は恐らく日本国内にある競馬場の中でもっとも知名度が低い競馬場でしょう。
というより、姫路競馬場という競馬場があったということ自体この記事を見て初めて知ったという人も多いのでなないでしょうか。

それもそのはず、姫路競馬場は2012年以降レース自体がまったく開催されておらず、実質休止状態であったからです。

レースを開催していない競馬場はネット上のニュースはおろか、競馬の専門誌や専門サイトにも名前すら挙がってこないでしょう。

知らない人が多いのも無理はありません。
姫路競馬場は名称通り兵庫県姫路市にあります。

最寄り駅はJR又は山陽線の姫路駅で、そこから無料バスが出ており、バスに乗ると10分ほどで到着します。
また、徒歩で行きたいのであればJR野里駅という駅まで行くと、そこから歩いて10分ほどで着きます。

姫路市は兵庫県播州地方の中心都市であり、大阪から電車で1時間ほどで着くなどアクセス面に関してはそれほど不便ではないのですが、兵庫県内には中央競馬は阪神競馬場が、地方競馬は園田競馬場があり、どちらも姫路競馬場よりもアクセスが抜群に良いです。

そのため、姫路競馬場でわざわざレースを開催するメリット自体があまりなく、「お荷物競馬場」となってしまっているのが現状で、元々夏に数レース開催する程度しか利用されていなかったのですが、2012年以降は一切レースが開催されなくなってしまいました。

しかし、レースが開催されなくなった理由は売上げが低迷しているからというわけではなく、簡単に理由を説明すると、この周辺の治水工事をする際に姫路競馬場も工事の対象となったからです。

工事期間中、姫路競馬場は競馬場ではなく「場外馬券売り場」として利用されていたのですが、2020年1月15日工事が無事に終了し、実に8年ぶりに姫路競馬場でレースが開催されました。
その後も頻度としては非常に少ないですが、姫路競馬場で年に数回レースが実施されています。

正式名称は「姫路公園競馬場」となっている通り、場内には芝生や子供が遊べる遊具などがあるため、競馬場としてではなく子供の遊び場として利用する家族連れも多いです。

設備に関しては開催日が少ないこともあり、経費はかけられないため、かなり寂れた感じではありますが、喫茶店、食堂など食事をするところや休憩などをする場所は一通り揃っており、スタンド設備なども備わっています。

コース全体の特徴

姫路競馬場の全体図(引用元:そのだけいばひめじけいば)

姫路競馬場は知名度がほとんどないということもあり、この競馬場についての知識をしっかりと持っている人はそれほど多くありません。

これは逆に言えばチャンスで、あまり知らない人が馬券を買うということは間違った情報を持った人がたくさん居るということになり、オッズが馬の適性や能力と見合っていない結果になる可能性も十分あります。

姫路競馬場のコースですが起伏はほとんどない平坦な馬場であり、コース全長は1,200mで地方競馬場のコースとしてはごくごく平均的な大きさとなっています。
最終コーナーからゴールまでの直線は230mと、直線距離は地方競馬場のコースとしてもかなり短めです。

地方競馬場ではスパイラルカーブというカーブを採用している競馬場が多く、そのお陰でコンパクトな競馬場であっても馬群がばらけやすく、後ろからの馬にもチャンスが生まれやすいのですが、姫路競馬場に関してはスパイラルカーブではなく、通常のコーナーとなっているため、ひとつひとつのコーナーのカーブはかなりきついです。

このことを知らないと最後の直線が園田競馬場よりも長いので、差しや追い込みなど後方からの馬にも勝機があるのではと思ってしまいがちですが、実際は馬群が固まるので抜け出せる場所がなく、逃げや先行など前を行く馬で決着するというパターンになりやすいということは覚えておきましょう。

距離別の特徴

姫路競馬場(引用元:youtube)

競馬は同じコースでもさまざまな距離でレースが行われます。
距離が変わればスタート位置も変わり、走る場所も変わってくるので距離に応じて攻略法を考えるのも馬券を的中させる確率を高めるためには非常に有効です。

姫路競馬場に関しては全ての開催距離についてそれぞれ解説していきます。

800mの特徴

800mは第2コーナーを回った直後あたりからのスタートとなり、そこからコースを半周することになります。

スタートして最初のコーナーまでの直線距離は320mと十分な長さがあり、距離が短いので馬のスタミナを気にすることなく仕掛けることができます。

したがって、内枠の馬は長い時間外枠からの仕掛けにさらされることになりますが、スタミナを気にしなくて良いのは内枠の馬も同じことなので、この距離だと基本的に内枠の馬が有利です。

一番不利なのは内枠と外枠に挟まれた真ん中の枠で、かなり窮屈なレースとなってしまうでしょう。
前述した通りカーブで馬群がばらけることもあまりないので、内にも外にも出せないままあっという間にゴール前に来てしまうといった状況になりやすいです。

1,400mの特徴

1,400mは姫路競馬場で開催されるレースでもっとも採用頻度が高い距離になっています。
スタートはホームストレッチの入り口付近となっていて、そこから一度ゴールを通過、そのまま1周し、ゴールを駆け抜けるというコースになっています。

直線が長いので園田競馬場よりも差し馬が勝ちやすいように思えるのですが、800mでも説明した通りカーブがかなり急なので馬群が固まり、後ろの馬が外に出せるスペースがまったく確保できないまま先頭がゴールするというケースが多々見られます。

基本的には距離のロスなく周回できる内枠の馬が有利ではありますが、外枠に前に行きたがる馬が多く、外から覆いかぶさるような進路で走られると閉じ込められてしまい、前に出れなくなってしまうことがあります。

1,500mの特徴

1,500mは1,400mよりもスタート位置がさらに奥になり、4コーナーの出口付近からのスタートとなります。スタートしてからはゴールを一度通過してコースを1周することになるので、1,400mと同じです。

スタート位置が更に奥になるということは、スタートしてから最初のコーナーまでの距離がさらに長くなることとなり、その距離は400mと、地方競馬のコースとしてはかなり長いです。

ここまで距離が確保されているともう内枠が有利とはいえず、逆に内枠の馬は外枠の馬に内によって先行されないようにするためどんどん前に行かざるを得ず、外からのプレッシャーが強いと最初のコーナーに行くまでにスタミナを大きく消費し、最後で脚が止まってしまうでしょう。

外枠の馬は逆に内枠の馬のペースを見ながら走ることができるので、上手く前に出すことができれば内枠よりも逆に有利です。

馬群が固まりやすいので逃げが有利ではありますが、ペースが速くなると当然スタミナが足りなるので、出走馬の脚質などを見て最初のペースがどうなるかを予想する必要があるでしょう。

1,800mの特徴

1,800mはバックストレッチ側の3コーナーの少し手前あたりからのスタートとなり、そこから馬場をおよそ1周半することになります。
1,800m最大のポイントは最初のコーナーまではたった120mしかない、という点です。

とにかくコーナーまでの距離が無いうえに、後ろで走ることとなってしまうと馬群が固まって前に出せなくなってしまうので、最初のコーナーで前に行くことができるかどうかでほぼ勝敗が決してしまいます。

基本的には最短距離でコーナーを回ることができる内枠が有利ですが、外枠にスタートが上手い馬がいると、内に切り込まれて先頭に立ってコーナーを回ってしまい、内枠の馬が大きく不利になります。

しかしコーナーまでの距離が短いことから7枠8枠が不利な点は否めず、6枠あたりの馬が一番自分のペースで走れるコースです。

2,000mの特徴

2,000mは1,800mよりもスタート位置が後方になり、バックストレッチの第2コーナー寄りからとなります。
1,800mと違って最初のコーナーまでは320mと十分な距離があるので、内枠に馬が有利とは必ずしも言い切れません。

2,000mという距離ということもあって、逆に長い時間プレッシャーをかけられることになる内枠の馬は不利となります。

また、コーナーを6回通過することから、器用に立ち回ることができる馬であったり、騎乗技術の高い騎手が騎乗している馬にも注目しておきましょう。

姫路競馬場の攻略法

姫路競馬場の攻略法

姫路競馬場は長年開催自体が中止されていましたし、開催日数も少ないということもあって、攻略法と言い切れるような方法があるのかといえば正直難しいところがありますが、少しでも的中率を挙げるためにはどうすればよいかを考えてみることにしました。

まず、姫路競馬場に関しては、あまり過去のデータは重視しないほうがよいです。
姫路競馬場はレースの開催自体が少ないので、データとしての数字があまり信用できないというところがあります。

したがって、出馬表を見て過去の成績やコース適性などをチェックするという基本に立ち返った予想が案外ハマりやすい競馬場です。

そして姫路競馬場のレースを予想する上で頭に入れておかなければならないのが、コーナーが非常にタイトであるという点です。

そのため、スタートして最初のコーナーに差し掛かるまでにいかに前に出ることができるかが重要となるので、スタートが得意かどうか、先行力があるかどうかは非常に重要といえるでしょう。
後方からの馬は基本的に不利で、成績が良いからといって安易に差し馬を購入するのは危険といえます。

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まとめ

姫路競馬場は兵庫県姫路市にある競馬場です。
この競馬場は園田競馬場との持ち回り開催となっていて、基本的にレースは園田競馬場で開催されるため、姫路競馬場でレースがおこなわれるのは年に数回というのが現状です。

それ以外は場外馬券場として利用されています。
コース全長は1,200mと地方競馬としては平均的ですが、直線距離が320mと同じ距離の地方競馬場と比べるとかなり長めに確保されており、その代わりにコーナーが非常にタイトであるというのが大きな特徴です。

コーナーがタイトであるということは馬群が固まりやすいので、後ろで走ることになってしまうと前に出す機会がないままにレースが終了してしまうということにもなりかねません。

したがって、姫路競馬場に関してはどの距離であってもスタートが上手いか、先行力があるかをチェックするのが馬券を的中させるうえで非常に重要なポイントといえるでしょう。