浦和競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

浦和競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

中央競馬の馬券を購入するうえで的中率を少しでも高めるためのコツは色々とありますが、各競馬場のコースの特徴を覚える事もとても有効です。

それは地方競馬であっても同じで、コースの特徴を掴んでおけばレースの予想がしやすくなりますし、出走馬の優劣も見極めやすくなります。

本記事では地方競馬が行われる競馬場のひとつ、浦和競馬場について、概要やコースの特徴などを解説していきます。

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浦和競馬場の概要

浦和競馬場の概要(引用元:浦和競馬)

浦和競馬場は埼玉県さいたま市にある競馬場です。
まったく同じ場所というわけではありませんが、かつてこの地には「粕壁競馬場」という競馬場があり、粕壁競馬場の移転という形で1947年、浦和市の浦和記念公園内に建設されました。

はじめてレースが開催されたのは1948年4月19日で、戦後の競馬法に基づいて地方公共団体が主催となって開催された全国初の地方競馬場ともなっています。

アクセスは南浦和駅または浦和駅から徒歩15分と、都市部にある競馬場ということもあって非常に行きやすいです。
また、南浦和駅からは直通バスも出ているので、歩きたくないという人は利用するとよいでしょう。

住宅地のど真ん中にあるという珍しい立地の競馬場であり、周辺住民への配慮も兼ねて場内放送はほかの競馬場と比べると少し小さめになっています。

スタンドは1号スタンドと2号スタンドがあったのですが、1号スタンドに関しては老朽化のために現在は利用されていません。
2号スタンドは2019年にリニューアルされたということもあって、非常に綺麗です。

そして浦和競馬場は売店のグルメがとにかく有名で、特にアジフライやメンチカツといった揚げ物が多いのが浦和競馬場グルメの特徴といえるでしょう。

揚げ物の中でも大人気なのがマグロカツで、浦和競馬場でレースが開催される日は早々に売り切れてしまうこともあるので、気になる人は早めにお店に行くことをおすすめします。

内馬場は現在も浦和記念公園として整備されていて、レースが開催されていない日は自由に立ち入ることが可能となっており、地域住民の憩いの場所であったり、子供たちの遊び場になっています。

住民の迷惑となるため、地方競馬の大きな特徴である「ナイターレース」は開催していませんが、その代わり通常よりも開催時間を1時間または30分遅らせる「薄暮開催」を期間限定で実施しています。

経営状況に関してですが、低迷期は浦和競馬場も例外なく厳しい経営状態であり、特に2001年度は25億円の累積赤字を記録、このときは埼玉県議会で浦和競馬場を廃止しようという議論が起こったほどでした。

しかし経費を削減するなど経営努力によって赤字は徐々に減少していき、2009年度には累積赤字を解消、その後毎年のように収益は増え続け、令和元年度には埼玉県とさいたま市に10億円の配当を実施できるほどにまで収益を伸ばしました。

コース全体の特徴

コース全体の特徴(引用元:浦和競馬)

浦和競馬場は左回りコースで1周は1,200mと、地方競馬場のコースとしてはごく平均的な大きさです。
最終コーナーからゴールまでの直線距離は200mで、これは同じ地域にある大井、川崎、船橋と今回紹介する浦和競馬場を含めた「南関4競馬場」のなかでももっとも短くなっています。

直線が短いということは、差しなど後ろから一気に追い込んでくる馬にとっては非常に不利なコースであり、浦和競馬場は基本的に逃げ馬が非常に有利な競馬場です。

ただし、重賞レースなどレベルが高いレースになると前の馬が激しい争いをすることでスタミナを消費して最終直線でバテてしまい、差し馬が抜き去るといった展開になることもあります。
そしてもうひとつ、浦和競馬場では逃げが有利であるという理由として「スタート位置」が挙げられます。

ほかの競馬場だとスタート位置によって最初のコーナーまでの直線が長かったり短かったりするのですが、浦和競馬場の場合はどのコースでもスタートから最初のコーナーまでの直線が短く、とにかく前に行くことを得意とする馬が有利な展開となりやすいのです。

枠に関して言えば基本的に内枠が有利となっていて、後程詳しく説明しますが、1,600mは「内枠の有利を考慮して予想しないのは無謀」と言われるほどです。

距離別の特徴

浦和競馬場 距離別の特徴(引用元:浦和競馬)

競馬は同じコースでもさまざまな距離でレースが行われます。
距離が変わればスタート位置も変わり走る場所も変わってくるので距離に応じて攻略法を考えるというのも馬券を的中させる確率を高めるためには非常に有効です。

本項目ではすべての距離ではありませんが、代表的な距離別の特徴や攻略法を紹介していきます。

1,400mの特徴

1,400mのスタート地点は第4コーナーを回り終えたあたりで、そこから300m進むと最初のコーナーに差し掛かることとなります。

浦和競馬場全体としては300mというのはそれなりに長い距離なのですが、ほかの競馬場で比較するとそれほど特筆して直線距離が長いというわけではありません。

スタートしてからの先行争いはそれなりに激しくなりますが、そこを超えるときついカーブが待っているのでスピードは一旦緩みます。

第2コーナーを回るとバックストレッチを通ることになり、差しや追い込み馬はここで徐々にスピードを上げていきたいのですが、バックストレッチの距離が南関4競馬場でもっとも短いうえに第3コーナー、第4コーナーとかなりきついカーブとなっているので、思うようにスピードを上げることができないですし、スピードを上げたとしても余りスピードを出すと第3コーナーを回れないので再び減速せざるを得ません。

そして第4コーナーを回るとゴールまでは200mしかないというコース設定のため、とにかく差しや追い込み馬にとってはスピードを出せる場所がない、といっても過言ではないため、逃げや先行馬を中心に馬券を購入するとよいでしょう。

差し・追い込み馬の場合、最後の直線で勝負を仕掛けるタイプよりも、長い時間加速できるようなタイプの方が馬券に絡みやすいです。

1,500mの特徴

1,500mは第4コーナー奥に設けられているポケットからのスタートとなり、その後コースを1周します。
ポケットからのスタートとなるケースは多く、その場合直線距離が長くなるのが一般的です。

浦和競馬場の1,500mも当然そうなるのですが、ポケットからコースに入るまでが直線ではなく緩いカーブを描いているのが特徴で、これがスタート時の枠順の有利不利に多大な影響を与えます。

ちょうどコーナーから見てゲートが斜めに設置されているので、スタートすると外枠の馬はそのまま斜めに走りますし、内枠の馬は一旦出すしかありません。

その間の枠の馬がまっすぐコーナーに進めるので基本的には有利なのですが、スタートで出遅れると内と外に挟まれて一気に不利になります。
この距離ではほかの距離以上にスタート時に上手く飛び出せるかどうかがポイントとなるでしょう。

1,600mの特徴

浦和競馬場はクセのあるコースが多いのですが、そのなかでももっともクセが強いコースとして有名なのがこの1,600mです。
浦和競馬用1,600m最大の特徴がスタート位置で、スタート位置はなんと第3コーナーに設けられています。

つまり、スタートをしていきなりカーブを曲がらなければいけない、というわけです。
スタートしながら第3コーナーを回るとすぐに第4コーナーを通ることとなり、とにかくスピードを上げたり、ポジションを変えたりといったことがほとんど出来ません。

スタートで出遅れた馬は当然外を回されることになり、その結果数メートルという致命的な距離ロスが生じることになります。
これだけの距離ロスが生じると、地方競馬所属の競走馬のレベルではほぼ挽回できません。

枠順の有利不利としては圧倒的に内枠が有利なのですが、スタートの出が悪いと外枠の馬たちが殺到して進路を阻まれてしまい、ほぼ勝ち目がなくなります。
内枠の馬のスタート能力の高さはしっかりチェックしておきましょう。

2,000mの特徴

浦和競馬場2,000mは現在重賞レースである「浦和記念」でしか使用されなくなってしまいました。
スタート位置は1,400mと同じく第4コーナーからで、浦和競馬場のコースとしては最初のコーナーまでの直線距離が長くなっています。

そのため外枠の馬が長い時間内枠の馬に絡んでくるのですが、2,000mと長丁場ということもあり、あまりに長い時間競り合うとスタミナを消費し、最後の直線でバテてしまうといった結果にもなりかねません。

とはいえ、最後の直線が200mと短いので、多少バテていたとしても根性で走り切るような馬もおり、中距離コースであるにも関わらず差しや追い込みの馬にも勝機がある、といったコースではありません。

枠の有利不利に関しては、内枠よりも自分のペースで走ることができる真ん中の枠の成績が比較的よくなっています。

浦和競馬場の攻略法

浦和競馬場の攻略法

直線距離が短い、コーナーがきつい、スタート位置が独特なレースが多いなど、とにかく歳又は追い込み馬にとって不利な条件がとても多いのが浦和競馬場の特徴です。

この不利を覆すような高い能力を持っている馬が地方競馬でそう簡単に出てくるわけがないので、浦和競馬場ではほかの競馬場以上に逃げまたは先行の馬を中心に馬券を購入するとよいでしょう。

そして、浦和競馬場の馬券を購入する上でしっかりと把握しておきたいのが「各馬のスタート能力」です。
スタートを上手く決められるかどうかでほぼ勝敗が決してしまうようなレースも多いので、逃げや先行馬でなおかつスタートが上手い競走馬を軸にするのがおすすめです。

また、穴狙いで最下位人気の馬を買ったりする人がいますが、浦和競馬場で最低人気である12番人気の馬の単勝を購入するのは止めておいたほうがよいでしょう。

12番人気の馬が1着になったのはここ数年だと2019年の2回のみで、他の年では1回も1着になっていません。

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まとめ

浦和競馬場は埼玉県さいたま市にある競馬場で、住宅街のど真ん中にあるという、かなり珍しい立地の競馬場となっています。

元々公園があった場所に建築された競馬場であり、現在も内馬場は平和公園としてレースが開催されていない日は解放され、市民の憩いの場所となっています。

浦和競馬場はグルメが充実していることで有名で、特にマグロカツはレース開催日には早々と売り切れてしまうほどの人気です。

浦和競馬場のコースは直線が短くカーブがきついので、とにかく逃げや先行馬が圧倒的に有利なコースとなっています。

また、他の馬よりいかに早く前に飛び出せるかも重要なので、各馬のスタート能力は必ずチェックしておきましょう。