競馬のマークシートの記入方法とは?種類と書き方を紹介

競馬のマークシートの記入方法とは?種類と書き方を紹介

競馬場や場外馬券売り場にあるマークシートは馬券を購入するうえで必ず使用します。
昭和期と違って、わざわざ窓口で掛け金と購入資金を伝えなくても買うことができるので大変便利です。

しかしながら、マークシートにはさまざまな種類がありますし、そもそもどのように記入したらいいのかさっぱり分からない方もいるでしょう。

当記事ではそのような人に向けたマークシートの基本的な書き方と種類について、そしてマークシート購入で気を付けたいポイントをまとめました。

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そもそも、マークシートって何?

そもそも、マークシートって何?

競馬初心者の方はマークシートがどういったものか分からない人もいるのではないでしょうか。

マークシートとは
馬券を購入する際に使用するもので競馬場や場外馬券売り場に置いている紙です。

教習所の適性検査にも使用されるため、多くの人は一度は記入したことがあると思います。
馬券を購入する際もこのマークシートを使用します。
最初に、競馬におけるマークシートがどのようなものなのか解説します。

項目ごとにチェックを入れるだけでかんたんに購入できるシート

マークシートには購入したいレースや金額、馬券種に買いたい馬の番号が記されています。
項目ごとにチェックを入れて券売機に投票するだけで馬券は発券されます。
その気になれば1分未満で買うこともできるのでマークシートは馬券購入に役立つツールなのです。

マークシートは無料で利用可能

競馬場や場外馬券売り場に置いているマークシートは無料で使えます。
1日何度使用してもいいですし、記入ミスがあったら新しいシートを使ってもよいです。
特に意味はありませんが自宅に持ち帰っても問題ありません。

マークシートを記入するペンも現地で用意されている

マークシートを記入する際は鉛筆かペンが必要です。
簡易的なペンであれば、競馬場や場外馬券売り場で入手できます。

かつてはマークシートが設置されている箇所に黒ペンを置いていましたが、近年は置いていないケースも増えてきました。
その場合は総合案内所の人からいただくことができます。

ちなみに、マークシートは持参した鉛筆やボールペンで記入しても反映されます。
競馬場でよくおじさんが赤ペンを片手に予想していますが、赤ペンで記入したマークシートでも馬券は発券されるのです。

マークシートは全部で6種類存在している

マークシートは全部で6種類存在している

マークシートにはさまざまなタイプのものがあり、2023年6月時点で6種類存在します。
それぞれ馬券を購入するうえで役割が違うため、購入したい買い方に応じてマークシートを選択します。
ここからは、6つのマークシートについて解説します。

緑のマークシート

緑のマークシート(引用元:JRA)

緑のマークシートは1点ずつ記入するマークシートです。
単勝や複勝を購入する際に用いられますが、三連単や三連複でも少数点で購入する場合は緑のマークシートで購入できます。
すべての券種に対応しており、もっともベーシックなシートです。

赤のマークシート

赤のマークシート(引用元:JRA)

赤のマークシートはボックスとフォーメーションで購入する際に使用します。
ボックスは選択したすべての馬番の組み合わせが買えます。
フォーメーションは、着順ごとに好きなだけ馬番を選択し、その組み合わせをまとめて購入できます。

この2つの買い方は組み合わせ次第で購入点数が膨大になるため、緑のマークシートで1点1点購入するとそれだけで時間がかかります。
そのため、専用のマークシートを使うことで購入の手間が省けるのです。

注意点としては、片面ごとにボックスとフォーメーションが記入できるようになっており、一枚で両方の買い方を購入することはできません。

あくまでもマークシート1枚につきボックスかフォーメーションのどちらかしか購入できないようになっているため、ひとつのレースでふたつの券種を買いたい場合は赤のマークシートを2枚以上使用しましょう。

青のマークシート

青のマークシート(引用元:JRA)

青のマークシートはながしやマルチで買うときに使用します。
ながしとは軸となる馬と相手になる馬を決めて購入する買い方です。

マルチはながしの派生ともいえる買い方で、馬単と三連単でながしを購入する際、軸と相手の逆の組み合わせもまとめて購入できます。
マルチはながしよりも購入点数が増えるので的中率は上がりますが、その分必要な資金も増えます。

ながしやマルチも購入点数が増えやすいので、青のマークシートを使用することで最小限の記入のみで購入できます。
なお、青のマークシートは片面が連複馬券(枠連・馬連・ワイド・三連複)、もう片面は連単馬券(馬単・三連単)専用となっています。

1つのマークシートで反映されるのは片面のみなので、例えばひとつのレースで馬連と馬単のながしを購入したい場合は青のマークシートを2枚以上使用しましょう。

ライトカード

ライトカード(引用元:JRA)

ライトカードは緑のマークシートの文字を大きくしたシートで、基本的な使い方は緑のマークシートと同じです。
主に視力が悪い人や老眼の人向けで、視認性が高くなっています。

しかしながら、一部の人にとっては劣化緑のマークシートとなっています。
なぜなら、1枚で購入できる点数が緑のマークシートより少なかったり、馬単やおける「ウラ」をチェックする欄が存在しないからです。

ウラというのは例えば馬単で1着A⇒2着Bの組み合わせを購入した際、ウラをチェックするだけで逆の組み合わせ(1着B⇒2着A)もまとめて購入できます。

馬単を好んで購入する方にとってライトカードは不向きですが、それ以外の人は緑のマークシートと同じ感覚で使用できるのです。

クイックカード

クイックカード(引用元:JRA)

クイックカードはコンピュータが馬番や組み合わせをランダムで設定するシートです。
コンピュータがランダムで買い目を選ぶため、宝くじ感覚で馬券を購入することになります。
対象レースと1点当たりの金額を設定するのは他のマークシートと共通しています。

違うのは軸馬を決めるかどうか、すべておまかせで購入するか、馬単や三連単の場合は着順も任意で設定できます。

完全に運任せなので普通に予想するよりも的中率は下がりますが、勘で予想したい人や思わぬ組み合わせで決着することを見込んで一発狙いたい人におすすめできるシートです。

G1カード

G1カード(引用元:JRA)

G1カードはG1レースが開催される週のみ設置されているカードで、「馬名」「レース番号」「前日発売」がカットされたシートです。

このカードで馬券を購入すると、必ずその週に開催されるG1レースが対象となります。
G1レースしか買うつもりがないのであればG1カードが役に立つでしょう。
なお、記入方法は緑のマークシートと全く同じです。

競馬初心者向け!マークシートの書き方と3つの手順

競馬初心者向け!マークシートの書き方と3つの手順

マークシートの種類を6種類説明したところで、馬券を購入したくなったのではないでしょうか。
しかしながら、競馬場や場外馬券売り場にいきなり足を運んでもどのマークシートを使用したらいいのか、買い方の手順が分からないという人もいるはずです。
当目ではマークシートで馬券を購入する際の手順をまとめました。

基本は緑のマークシートを使う

馬券購入で一般的に使うのは緑のマークシートです。
緑のマークシートはすべての券種を1点ずつ設定できるため一番使う頻度が高く、このシートの書き方さえ覚えておけば好きな買い方で購入できます。

逆に、赤や青のマークシートはボックスやながし専用なので、それらの買い方に興味がなければ使うことはまずありません。
ライトカードも見やすくなっただけのシートなので、問題なければ使うことはないでしょう。

クイックシートやG1カードもクセが強いので、慣れるという面でも緑のマークシートの書き方を覚えておきたいです。

項目ごとにチェックを入れる

緑のマークシートにはいくつかの項目があります。

項目 意味
前日発売 翌日のレースを購入する際チェックする
場名 レースが開催されている会場(競馬場)
レース番号 開催レースの番号
式別 馬券の種類(単勝や三連単)
1着・1頭目
2着・2頭目
3着・3頭目
着順ごとに購入したい馬番を設定できる欄
(馬単のみ)ウラ 馬単で逆の買い目も購入するできるが購入点数も倍になる
金額 1点あたりの購入金額
単位 購入金額の単位
取消 買い目を取り消すことができる

このうち、前日発売と取消、ウラを除いた7つの項目をチェックしなければ馬券は購入できません。
もしも、記入漏れがあれば券売機に投入した際、画面上で記入漏れの箇所が表示されます。
画面越しで新たに買い方を選択できるので、書き足さなくても購入することは可能です。

発券機にお金とマークシートを入れると馬券が発券される

マークシートに記入したらお金とマークシートを持って券売機に行きましょう。
券売機にお金とマークシートを入れたら馬券が発券されますよ。

マークシートの記入で覚えておきたい3つの書き方

マークシートの記入で覚えておきたい3つの書き方

マークシートは最低限の記入だけで馬券を購入できるので大変便利です。
しかしながら、買い方によってはどのように記入したらいいのか分からないこともあります。

特に金額面においてその傾向が強く、例えば1,500円で馬券を購入する際どのようにチェックすればいいのか悩んだ人もいるでしょう。
ここからは、覚えておきたいマークシートの書き方を3点紹介します。

1,500円購入する時の買い方

馬券を1,500円分購入する際は金額の欄にある「10」と「5」、そして単位は「百円」にチェックを入れます。
10と5にチェックを入れることで「15」と認識されるため、単位百円にチェックを入れることで1,500円で購入できます。

600円購入する時の買い方

金額欄にある「5」と「1」、単位「百円」にチェックを入れると購入できます。
5と1にチェックすることで6と認識されるので、このようにチェックすることで自由に金額を設定できるのです。

マークシートの上限は1点75万円まで

マークシートにある金額の欄をすべて足すと75になります。
つまり、マークシートで1点当たり購入する場合の最大購入金額は75万円になります。
それ以上は購入できません。

もっとも、あくまでも1点あたりの上限が75万円なので、例えば件数ごとに同じ買い目を選択したり、新しいマークシートに記入することで上限なく馬券を買うことができます。

マークシートの記入で注意したい5つのポイント

マークシートの記入で注意したい5つのポイント

マークシートは非常に便利ですが、似たような項目にチェックを入れるため、ごく稀に記入ミスをすることもあります。

また、記入を誤ってしまうと思わぬ出費につながることもあるのです。
最後に、マークシートの記入で注意したい5つのポイントについて解説します。

購入金額はあくまでも「1点あたりの金額」

マークシートで金額をチェックする際、購入金額はあくまでも1点あたりの金額になります。
これについては紙面上にも記されているのですが、意外と見落としている人も少なくなく、例えば三連単の10点分の総金額をチェックする人もいますがこれは間違いです。

もしも、三連単10点を1点100円で購入すると合計金額は1,000円になりますが、総金額をチェックすると思って購入金額に総額1,000円と記入すると実際は10,000円分購入することになります。

足りなければ画面上に不足分を表示するのでそこで気づきますが、もしもお釣りを想定して10,000円券売機に入れると本当に10,000円分買ってしまうので気をつけたいです。
記入の際は一点当たりの金額を記入すること、そして購入前に再確認するクセを身に付けましょう。

赤や青のマークシートの購入金額は一律固定

赤や青のマークシートにおける購入金額は固定されています。
例えば、馬連5点で購入する際、買い目ごとに購入点数を変えたいのであれば緑のマークシートを使用しなければならないです。
赤や青のマークシートはすべての購入金額が同じときのみ使えるのです。

馬券投票締め切りはレース発走2分前

馬券の投票締め切りはレース発走2分前です。
例えば15時40分に発走するレースは15時38分が締め切りになります。

言い換えればレース2分前までは馬券予想できるのですが、多くの人がぎりぎりまで予想するため直前は券売機の前に列ができます。
このために馬券が購入できなかったケースもあるため、余裕をもって馬券を購入しましょう。

買い間違いがあればただちに窓口に相談する

長く競馬を購入していると、たまに記入ミスがあることがあります。
記入漏れや金額が不足していたら画面上に表示されますが、例えば馬番の記入ミスなどはそのまま発券し、馬券を確認してからミスに気付くことも少なくありません。

もしも間違いがあったらその場で窓口に相談すると、間違えた馬券を訂正してくれたり返金してくれることがあります。
その場を離れてしまうと返金や修正は難しくなるため、発見直後は必ずその場で再確認しましょう。

マークシートでWIN5は購入できない

WIN5とは指定された5つのレースの勝ち馬を予想する券種で、すべて当てたら的中です。
平均配当が2,000万円と三連単以上に配当妙味が高く、億単位の払戻も頻繁に出ています。

そのため一攫千金に期待できる券種ですが、残念ながらWIN5はマークシートで購入することができません。
インターネット投票かUMACAカードのみ購入できるのでどうしてもWIN5を買いたい人はこれらの手続きを行いましょう。

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まとめ

今回は競馬におけるマークシートの記入方法について紹介しました。
マークシートは最低限の記入だけで購入できるため非常に便利で、競馬場や場外馬券売り場で馬券を購入する際に使用します。

全部で6種類存在しますが緑のマークシートの記入方法さえ覚えておけばほとんどの馬券を購入できるので、これだけでも覚えておきましょう。