競走馬のBMSとニックスについて徹底解説!血統を理解して予想に役立てよう

競走馬のBMSとニックスについて徹底解説!血統を理解して予想に役立てよう

競走馬のことを語るうえで、今や欠かせない要素のひとつが「血統」です。
血統について追求しだすとキリがないのですが、血統の話題に出ると必ずと言ってよいほど出てくる専門用語が「BMS」と「ニックス」です。

本記事ではこの二つの専門用語について詳しく解説していきます。

回収率が高い競馬予想サイト
アーニングインデックス チャンピオンズカップ予想

11月27日阪神1R「フルペイメント」プランで589,300円(1,178.6倍)の払い戻し!
今なら無料登録で12月4日(日)チャンピオンズカップ[GⅠ]の買い目がみれる!

無料でチャンピオンズCの予想をみる

競馬はブラッドスポーツと呼ばれるほど血統が重要

ディープインパクト(引用元:https://jra-van.jp/fun/memorial/2002100816.html)

競馬新聞などを見ていると、出走している競走馬の名前の横に「父馬」と「母馬」の名前が書かれています。
一時期はレースが開催されれば必ず1頭は父馬が「ディープインパクト」となっている競走馬が出走していました。

ディープインパクトは惜しくもすでに亡くなってしまっているので、今後ディープインパクトが直接の父親となっている競走馬は出てくることはありませんが、既にディープインパクトの子供が父親あるいは母親となっている競走馬がデビューし、活躍しています。

ディープインパクトの子供が一時期何故たくさん出走していたのかというと、競走馬というのは親の能力を色濃く受け継ぐ生き物だからです。
ディープインパクトが稀代の名馬であることは、競馬ファンならば誰もが知っています。

ですからディープインパクトが種牡馬になると、あらゆる厩舎がディープインパクトの子供を欲しがるようになり、たくさん種付けが行われてきました。

そして、その期待通りの活躍を子供たちがしていたからこそ、一時期重賞レースでは数えきれないほどディープインパクトの子供たちが出走していた、というわけです。
これらの理由から、競馬は時に「ブラッドスポーツ」と言われることもあります。

血統で重要視される「BMS」とは?

血統で重要視される「BMS」とは?

血統の話でよく出てくる単語である「BMS」と「ニックス」のうち、まずは「BMS」について解説しましょう。

BMSとは
「ブルードメアサイアー」の略で、簡単に言うと繁殖牝馬、つまり競走馬としての役割を終え、子供を出産することが役割となった牝馬の父馬のことを意味します。

「血統」が注目されだして間もない頃は、主に直接の父馬が仔馬に強く影響を与えると言われており、基本的には父馬のみ注目されていました。

しかし近年では「母馬」の能力の影響も少なからずあるという考えが一般的です。
母馬の影響もある程度受け継ぐということは、母馬の父馬、つまり仔馬にとって母方のお爺さんにあたる馬の影響もそれなりに大きいと考えるようになるのは当然でしょう。

このことから「BMS」は血統を語るうえで必要不可欠な要素のひとつとなりました。
したがって、今後はディープインパクト産駒の牝馬がどのような仔馬を出産するかが注目されるようになるでしょう。

BMS以上に重要視される「ニックス」とは?

BMS以上に重要視される「ニックス」とは?

次に「ニックス」です。

ニックスとは
簡単に意味を説明すると「優れた競争成績を記録する仔馬が誕生しやすい組み合わせ」です。

このニックスを語るうえでさきほどの「BMS」は非常に重要となります。
仔馬が誕生する組み合わせですから、普通に考えれば父馬と母馬の組み合わせをチェックするのが一般的です。

しかし競走馬の血統を語るうえでは直接の母馬よりも母馬の父馬、つまり「BMS」のほうが重要であり、「ニックス」を紹介するときは必ず「直接の父馬」と「母馬の父馬」の組み合わせで表記されます。

ひとつ知っておいてほしいのは、「ニックス」というのは結果論であり、最初から「この父馬とこの母父の組み合わせならば良い競走馬が生まれるだろう」といった経緯で誕生したものではない、ということです。

血統に関しては未知の部分だらけであり、いかに精通しているひとであっても狙って名馬を誕生させることはできません。
今まで誕生したニックスはすべて偶然の産物というわけです。

代表的なニックスを紹介

代表的なニックスを紹介

これまで様々なニックスが誕生しましたが、ここで特に著名なニックスをいくつか紹介しましょう。

メジロマックイーン×ステイゴールド

オルフェーヴル(引用元:https://world.jra-van.jp/db/horse/H1646/)

恐らくニックスで最も有名なのがメジロマックイーンとステイゴールドの組み合わせです。
通称「ステマ配合」と呼ばれるほど競馬ファンにとっては御馴染みの配合なのですが、この配合がなぜこれだけ有名なのかというと、歴史的名馬を多数生み出した配合だからです。

ステマ配合を一躍有名にした立役者がドリームジャーニーで朝日杯フューチュリティステークスに勝ち、その後2009年には宝塚記念と有馬記念を制覇、春秋グランプリ制覇の偉業を成し遂げています。

そして、なんといっても「オルフェーヴル」「ゴールドシップ」を生み出した配合としてあまりにも有名です。

オルフェーヴルはクラシック三冠、有馬記念連覇、凱旋門賞2年連続2着という輝かしい成績を残している稀代の名馬であり、ゴールドシップも宝塚記念連覇をはじめG1レースを6勝しています。

ディープインパクト×ストームキャット

キズナ(引用元:https://jra.jp/gallery/3minmeiba/horse15/index.html)

ディープインパクトは沢山の牝馬と種付けをおこなっていることから、ニックスと呼ばれる組み合わせも数多くありますが、そのなかでもストームキャットとの組み合わせが最も有名です。

もっとも代表的な産駒はキズナで、日本ダービーを勝利したほか、フランスのニエル賞も勝利しています。
そのほかにはエリザベス女王杯と大阪杯を制したラキシスもこの配合で誕生しました。

ディープインパクト×フレンチデピュティ

ショウナンパンドラ(引用元:https://jra-van.jp/fun/memorial/2011103584.html)

この配合で最も有名なのは日本ダービーを制し、9歳となった今でも現役競走馬としてレースに出走し続けているマカヒキです。

それ以外だと秋華賞とジャパンカップを制したショウナンパンドラがこの組み合わせの代表産駒となっています。

エピファネイア×キングカメハメハ

デアリングタクト(引用元:https://world.jra-van.jp/db/horse/H1010527/)

ディープインパクトと同時期に活躍した種牡馬がキングカメハメハで、キングカメハメハとエピファネイアの組み合わせもかなり有名なニックスです。

この組み合わせの競走馬でもっとも有名なのは、史上初めて無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクトです。

これから先もまだこの組み合わせの仔馬たちは登場するでしょうから、これからどんな名馬が出てくるのか楽しみです。

キングヘイロー×ディープインパクト

ディープボンド(引用元:https://world.jra-van.jp/db/horse/H1011519/)

2021年競馬界を席巻したのが、父ディープインパクト、母父キングヘイローの組み合わせです。
出走していた競走馬の頭数としてはそれほど多くないのですが、何と言っても重賞の勝率がすさまじく高く、一躍注目されるようになりました。

この組み合わせで優れた成績を残していた競走馬には京都新聞杯、阪神大賞典を勝利したディープボンドが居たのですが、2021年の秋になるとピクシーナイトがスプリンターズステークスを制覇したほか、イクイノックスが東京スポーツ杯2歳ステークスに勝利、アサマノイタズラがセントライト記念を勝利、ダートではメイショウムラクモがレパードステークスを勝利しています。

ニックスと混同されやすい「インブリード」について

ニックスと混同されやすい「インブリード」について

ニックスと同じように血統の話で出てくる言葉に「インブリード」がありますが、この二つは全く意味合いが異なります。

インブリードとは
簡単に言えば血縁関係同士で交配させ、子供を産ませることです。

人間では兄弟姉妹同士で結婚をして子供を産むことは法律で認められていません。
理由としては血の濃いもの同士の子供は虚弱体質など身体的になんらかの異常をきたすケースが多いからだというのが一般的な理由ですが、実はこれには科学的、または医学的根拠は全くないそうです。

そもそも兄弟姉妹で出産をしたというケース自体がほぼ皆無なので、実証もできないので、これは恐らく建前であり、本当の理由は世間一般的な常識に反する行為だからなのでしょう。

しかし競馬界においては、似通った血のほうが優秀な能力を引き継ぐ可能性が高いということもあり、血縁間同士の交配は半ば日常的に行われています。

インブリードは競走馬だけではなく、例えば犬や猫などペットでも優秀な子供を出産させるためにごく当たり前におこなわれている行為です。

意識したからといって強い馬が必ず誕生するわけではない

意識したからといって強い馬が必ず誕生するわけではない

先ほども少し触れましたが、BMSやニックスなどを意識したからといって必ず強い馬が誕生するというわけではありません。

一度強い競走馬が複数誕生した組み合わせであっても、その後は未勝利クラスすら勝ちあがれない競走馬しか誕生しなかったといったケースも多々あります。

BMSやニックスはあくまでも「きっかけ」づくりに過ぎず、優れた競走馬が誕生するかどうかは親馬の能力をどれくらい引き継ぐか、そして何より仔馬自身の競争能力がどれくらい高いかによって大きく左右されるのです。

回収率が高い競馬予想サイト
アーニングインデックス チャンピオンズカップ予想

11月27日阪神1R「フルペイメント」プランで589,300円(1,178.6倍)の払い戻し!
今なら無料登録で12月4日(日)チャンピオンズカップ[GⅠ]の買い目がみれる!

無料でチャンピオンズCの予想をみる

まとめ

ここまでBMS、ニックス、、そしてインブリードについて解説してきました。

これら3つの言葉はすべて血統に関する言葉であり、BMSは競走馬の母馬の父馬のこと、ニックスは優秀な競走馬が誕生しやすい父馬と母父馬の組み合わせのこと、インブリードは兄弟姉妹など極めて近い血縁関係にある者同士を交配させることです。

競馬関係者の人たちはより多くの優秀な仔馬を誕生させるため、常にこの3つを念頭に置きながら種付けをしています。

しかし血統に関してはまだまだよく分からない事だらけであり、思うような能力の仔馬が誕生することは極めて稀ですし、まったく思いもよらない配合から超優秀な競走馬が誕生することもあります。

これからどのようなニックスが誕生するかを見ていくというのも、競馬の楽しみ方のひとつといえるでしょう。