高収入と言われている騎手の年収・給料の仕組みについて解説!

高収入と言われている騎手の年収について解説

騎手の収入の仕組みは複雑で、計算方法なども一般にはあまり知られていません。
そして騎手は高収入と言われていますが、では具体的に年収はどのぐらいなのでしょうか?
この記事では騎手の収入の仕組みを詳しく解説し、騎手の年収はいくらになるのかを具体的に紹介します。

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騎手と収入の仕組み

騎手と収入の仕組み

騎手は一般に高収入と言われていますが収入の仕組みは複雑です。
実際に具体的に騎手がどの位の収入を得ているのかは公には公表していません。

ここではまず最初に騎手がそのような形で収入を得るのかを解説します。
具体的に以下の3つが騎手の主要な収入源になります。

騎手の主要な収入源
①獲得賞金による収入
②騎乗手当
③騎手奨励手当

獲得賞金による収入とは騎手がレースの賞金で得ることのできる金額です。
そして騎手奨励手当はレースに騎乗した際に、レースの格に応じて1回の騎乗ごとに支払われる手当です。
最後に騎乗手当はレースに騎乗した際に、1回の騎乗ごとにレースの格を問わず支払われる手当です。

騎手はこの3つの収入と手当が主要な収入源となります。
では次に3つの中身を具体的に見ていきましょう。

騎手の収入その1・獲得賞金による収入

競馬のレースは馬の着順に応じて支払われる賞金が定められています。
例えば現在国内で最高の賞金額が設定されているGⅠジャパンカップでは、1着で4億円という莫大な獲得賞金が与えられ、また2着~5着までの馬も着順に応じて賞金が獲得できます。

この馬が獲得した賞金は馬主・調教師・騎手・厩務員の4つの関係者に、定められている割合で配分されます。
具体的にジャパンカップに勝利し4億円の獲得賞金を例にした配分の割合は以下の通りです。

分配割合 実際の金額
馬主 80% 3億2,000万円
調教師 10% 4,000万円
騎手 5% 2,000万円
厩務員 5% 2,000万円

仮にジャパンカップを勝利した場合、獲得賞金の5%にあたる2,000万円を、騎手は収入として獲得することができます。

実際にはその他にも条件や着順に応じて様々な手当がありますが、手当も含めた合計金額に対して5%が、騎手がレースの獲得賞金から得る収入となり、これが騎手のメインとなる収入の1つです。

騎手の収入その2・騎乗手当による収入

騎手はレースに騎乗することで、レースの格に応じて手当が与えられますが、この手当を騎乗手当と呼び、騎手の主要な収入の1つとなっています。

レースの格に応じてとは、具体的には、平地のGⅠ競走では1回の騎乗で63,000円、その他の重賞競走で43,000円、それ以外の競走で26,000円と、騎乗するレースの格に応じて26,000~63,000円が、1回の騎乗に対して手当として支給されます。

ですから騎手は馬に騎乗すればするほど高い収入を得ることができるだけでなく、GⅠレースなどなるべく大きなレースで騎乗機会を得ることで、獲得賞金以外にも騎乗手当という形で、さらに収入が増加する仕組みとなっています。

騎手の収入その3・騎手奨励手当による収入

騎手は1回のレースの騎乗に対し手当が支払われますが、これが騎手奨励手当です。
騎乗手当とは異なりレースの格を問わず、レースに1回騎乗するごとに16,000円の騎手奨励手当が騎手に支給されます。

つまり騎手は騎手奨励手当と騎乗手当とを合わせると、レース1回の騎乗で最低でも42,000円の手当が支払われる形となり、騎乗手当と同じく騎手奨励手当も、レース獲得賞金を除いて騎手の主要な収入源の1つです。

以上3つが騎手の収入のメインとなります。
では実際に1回のレースで騎手がどの位稼いだのか例を見てみましょう。

2022年7月3日に行われたCBC賞では、新人の女性騎手である今村聖奈騎手が重賞初騎乗初勝利の快挙を達成しますが、その日に獲得した今村騎手の1日の獲得金額は以下になります。

今村騎手の1日の獲得金額
①5360万円(レース獲得金額)×0.05(5%)=268万円(獲得賞金による収入)
②(26,000円×7鞍)+(43,000円+1鞍)=22万5, 000円(騎乗手当)
③16,000円×8鞍=12万8, 000円(騎手奨励手当)
合計①268万円+②22万5,000円+③12万8,000円=303万3,000円(7月3日の収入)

この日の今村騎手の収入は大まかに計算すると303万円となります。
重賞レースで勝利したとはいえ1日でこれだけの金額を稼ぐ騎手は、やはり一般の方の年収と比較すると高いと言える数値です。

厩舎所属騎手とフリー騎手の違いとは

デビューしたばかりの騎手は所属厩舎に所属し、所属厩舎の馬の調教や騎乗をメインに行いながら数年間の下積みを経験し、下積み時代に築いた他の厩舎とのパイプを活かし、厩舎所属騎手からフリー騎手となるのが、近年の騎手のキャリアの流れです。
では厩舎所属騎手とフリー騎手の大きな違いはあるのでしょうか。

まずフリー騎手は上記で紹介した3つの収入と、平日に行う馬の調教の対価として受けとる、1頭1000~1500円の調教料金(1日最大5頭まで)が収入のメインとなります。

それに対し厩舎所属騎手は、3つの収入がフリー騎手と同じく収入源ですが、さらにはそれ以外に所属厩舎から毎月20万円程度の給料が支払われます。
厩舎所属騎手だからと言って所属厩舎から、獲得賞金など3つの収入源が引かれることはありません。

このように厩舎所属の方が収入面でもメリットが多いように見えますが、厩舎所属騎手の場合、自身が所属する厩舎の管理馬の調教を優先的に行うのが一般的です。

したがって厩舎所属騎手は、他の厩舎の有力馬などの騎乗する機会は減少し、その結果レースで獲得する賞金額にも影響してきます。

デビューしたばかりで厩舎同士の繋がりが少ない新人騎手ほど、厩舎所属である方が騎乗数が少なくても給料が貰えるという点で収入面では有利です。

しかし実力のある騎手ほど、有力馬の騎乗機会を増やすために厩舎から独立しフリー騎手になる流れが、近年の騎手のキャリアの主流となっています。

騎手の年収はいくら?

騎手の年収はいくら?

騎手の年収は平均では約3000万円程度と言われていますが、実際にはトップ騎手と下位の騎手では大きな差があります。
例えば2021年の賞金ランキング1位を獲得したルメール騎手の年収は、約2億5,760万円と言われており億を超える年収です。

それに対し同じフリー騎手でも騎乗数や勝ち鞍の少ない的場勇人騎手は、2021年の年収は298万円と平均を大きく下回る収入となっています。

実際に騎手が年収を上げるためには大レースで賞金を稼ぐことが近道ですが、一部のトップ騎手を除きGⅠレースに勝つ機会というのは決して多くはありません。

ですから騎手の年収は「騎乗数が少ないながらもレースの賞金で稼ぐ騎手」と、「一定の騎乗数を確保し確実に貰える手当を稼ぐ騎手」の2つのパターンに分かれます。
では実際に年収の具体例を見てみましょう。

少ない騎乗で稼いだ騎手・横山典弘

関東のベテラン騎手として競馬ファンに知られている横山騎手ですが、息子たちの活躍もあり2021年には活動の拠点を移し関西を中心に騎乗しています。

関西での活動元年となったこの年の騎乗数は253鞍で、横山騎手の現役生活の中でデビュー3年目以来の騎乗数の減少となりました。

年収の内訳を見ると獲得賞金の5%が約2991万円、騎乗手当+騎手奨励手当が約1,169万円、手当より獲得賞金の方が約3倍上回る形となっています。

しかしレースでは、26勝のうち特別競走4勝と結果を出していることで、253鞍と少ない騎乗ながら約4,160万円の年収を獲得しており、横山騎手の年収は騎手の平均年収以上の立派な年収です。

騎乗数で稼いだ騎手・柴田大知

2006~2008年までの期間勝ち鞍0勝という低迷の時代を耐え忍び、2011年以降マイネル軍団の騎手としてマイネルホウオウでNHKマイルカップを勝った柴田大知騎手。

近年は大レースでの騎乗は減りましたが、マイネルの馬を中心に500鞍を超える騎乗を確保しており、現在はレースの獲得賞金よりも手当がメインの収入源となっています。

柴田大知騎手の2021年度の内訳は、獲得賞金の5%が約1909万円、騎乗手当+騎手奨励手当が約2213万円、騎乗数の多さから手当が獲得賞金による収入を上回っています。
上述の横山騎手とは対照的な形となりました。

このように騎手は500鞍以上の一定の騎乗数を年間で確保することができれば、手当だけでもかなりの収入を確保することができるため、年収を維持するためには厩舎や馬主への営業活動も重要な仕事です。

騎手はレース賞金で稼ぐ方法と手当で稼ぐ方法の2つがあります。
ですがいくら騎乗数を確保できていてもレースで結果を出すことができなければ、長い目でみるといずれ騎乗数は減少していきます。

ですから騎手はレースでしっかりと結果を残し、賞金を稼ぎながらも一定の出走頭数を確保するのが理想の稼ぎ方となります。

騎手になるためには

騎手になるためには(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fp3X_ycvDlw)

騎手は非常に高収入の職業であることはお分かり頂けたと思います。
しかし誰でも騎手になれるというわけではありません。

まず騎手になるためには競馬学校に通い、騎手課程を卒業する必要があります。
そのためには競馬学校の騎手課程の応募要項にある、年齢15歳以上~20歳未満という年齢制限をクリアする必要があります。

また年齢に応じて45~48㎏以下という体重制限もクリアしなくては、騎手課程に応募することはできません。
仮にこの2つの条件をクリアしたとしても、騎手課程に合格する人数は例年10人を切っており、毎年100人を超える受験者の中から、10倍以上の倍率の試験に合格する必要があります。

そして騎手課程に入学から卒業の間も体重制限があり、卒業までに49㎏以下に体重を抑える必要がありますが、成長期に該当する生徒の中にはこの時期に急に骨格が成長し、体重オーバーで退学となる生徒も多いと言われています。

最終的には騎手は生涯を通して馬に乗るために体重を保つ必要があり、小柄で身長の低い方が騎手に向いていると言われています。
さらにはレース中の落馬により、過去には実際に命を落とした騎手もいるため、絶命の危険性もあるハイリスクハイリターンの職業です。

騎手課程を希望する場合は受験に関する制限事項や、騎手になってからも常に伴う様々なリスクを踏まえ、応募を検討するようにしましょう。

競馬学校を卒業せずに騎手になる方法

騎手になるための道のりは、競馬学校の騎手課程に通い入学中に騎手免許試験を合格するのが一般的ですが、一部例外もあります。

それは直接騎手学校に通わずに騎手免許試験を受けて騎手免許を獲得する方法です
俗に一発試験とも言われています。

騎手課程入学から騎手免許試験を受ける場合と一発試験の大きな違いは、一発試験は16歳以上であれば誰でも受験可能で年齢制限が無い点と、体重制限が異なる(平地で49㎏以内、障害のみの受験で55㎏以内)点です。

ただし騎手課程から受ける場合や、海外や地方騎手として活躍する騎手が受ける場合は免除される、騎乗技術試験が行われるため、一発試験に合格するためには独学で騎乗技術を学ぶ必要があります。

これまでは騎手免許試験を直接受けるケースは、安藤勝己騎手や岩田騎手など地方で活躍したトップ騎手や、ルメール騎手など日本で活躍した実績のある外人騎手が、JRAの騎手免許を取得するために受けるケースがありました。

これらのケースは一発試験とは異なり騎乗技術試験は免除されます。
しかし2022年には障害専門騎手として、小牧加矢太騎手が一発試験で障害騎手免許を取得しており、騎手として実績のない人物が騎手免許を取得するという非常に珍しいケースとなりました。

ただし小牧加矢太騎手は高校時代は馬術の道を目指し、卒業後もオリンピックを目指し馬術大会での優勝したという実績に加えて、父がJRA所属の騎手であるという点が、合格の際に考慮されている可能性は決して否定できません。

このように一般の人が競馬学校に通わずに騎手を目指すのは、基本的に大変であると言えます。
それでも完全に無いわけではないため将来的に騎手を目指したい人は、一発試験での騎手免許試験合格も騎手を目指す道の1つになります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は騎手の年収の内訳や、実際に騎手はどれぐらい稼ぐのかを具体例を交えながら紹介してきました。

騎手の年収を見る限り、騎手は稼げる職業というのは事実です。
また今回紹介したのは競走倍率の高い中央競馬に限る話であり、実際には地方騎手や海外で騎手になるといったように、中央競馬以外にも騎手になれる道はあります。

大人になってから騎手を目指すのは大変ですが、10代で小柄な体格であれば騎手学校に通い騎手を目指すことも現実的な選択肢の1つです。