馬単フォーメーションの最強の買い方とは?点数の計算方法も紹介

馬単フォーメーションの最強の買い方とは?点数の計算方法も紹介

競馬の馬券には全部で9種類の買い方があり、それぞれ的中する条件が異なります。
すべてのレースでどの馬券でも買うことができるので、レースの特徴を見抜き、そのレースで一番当てやすく、なおかつ回収率が高い馬券を買うことが競馬で勝つための秘訣です。

本記事では馬単という馬券についての特徴を解説し、「フォーメーション」という買い方についても紹介していきます。

回収率が高い競馬予想サイト
3月31日(日)大阪杯[G1]

3月24日阪神12R「セントラルドグマ」プランで5,400円 →783,390円(145倍)の払い戻し!
今なら無料登録で3月31日(日)大阪杯[G1]の買い目がみれる!

無料で大阪杯[G1]の予想をみる

馬単という馬券について

馬単という馬券について

馬単とは
1着と2着になる馬を順番通り当てることで的中となる馬券のこと。

同じく2頭を的中させる馬券には「馬連」と「枠連」「ワイド」があります。
枠連は「枠」という馬番よりも大きな区切りで1着と2着に入る枠を当てる券種で、着順は逆でも的中となります。

馬連は1着と2着の馬番を番号関係なく当てる馬券、ワイドは3着までに入る2頭を着順関係なく当てる馬券です。
ほかの馬券を見てもわかる通り、2頭を的中させる買い方で着順まで要求されるのは馬単のみです。

馬単のメリットとデメリット

馬単のメリットとデメリット

馬単のメリット
2頭を当てる買い方のなかでも平均配当がもっとも高い馬券である

馬単の平均配当はおよそ12,000円といわれていますが、実際のレースを見るとそこまで万馬券が頻発するような馬券ではありません。

平均配当は、前レースの払戻金をレース数で割った値なので、10万馬券以上の飛び抜けて高い配当も含んだ計算となっていることがここまで配当金が高くなっている理由です。

馬券ごとの払い戻しがだいたい平均どれくらいの額になっているかを調べる方法としては、もうひとつ「中央値」というものがあります。

これは実際に払い戻し金額を前レース調べ、どの金額が一番出ているのかを統計に出して導き出す方法で、この調べ方だと平均払戻額はおよそ3,600円となります。

おそらく感覚的にはこちらのほうが現実的でしょう。
馬単は本命2頭を選んで当てたとしても、それなりの配当となるのが最大の魅力です。

続いてはデメリットを見ていきましょう。

馬単のデメリット
2頭買いの馬券のなかでは当てるのがもっとも難しい

上位2着に入りそうな2頭を選ぶのと、1着2着を的確に当てるのとではその難易度は大きく異なります。
馬単を買っていて着順さえ逆になれば当たっていたのに、という経験をすることは1度や2度ではありません。

しかし的中させようと買い目を増やすと今度は馬券代が高くつき、本命2頭で決着すると払戻金が馬券代を下回ってしまう、「トリガミ」が発生しやすくなります。

フォーメーションとはどんな買い方?

フォーメーションとはどんな買い方?

フォーメーションとは
1着に買う馬と2着に買う馬をそれぞれ選び、その組み合わせがすべて当たるように馬券を買うこと。

例えば1着に入りそうな馬を2番と3番、2着に入りそうな馬を2番から5番まで選んだとしましょう。
この場合の買い目は、以下の6点買いとなります。
「2-3」「2-4」「2-5」「3-2」「3-4」「3-5」。

フォーメーションで馬券を購入すると、自動的にひとつの買い目あたりの金額は同じになるので、この場合の馬券だと1点100円なら600円、200円なら1,200円となります。

フォーメーションのメリットとデメリット

フォーメーションのメリットとデメリット

フォーメーションのメリットは以下ふたつあります。

フォーメーションのメリット
臨機応変に買い目を変えることができる
1着2着で候補を選ぶので、自動的に購入する買い目を絞り込むことができる

まずフォーメーションは、1着と2着で選ぶ馬をそれぞれ自由に選ぶことができるので、1着になりそうな馬が絞り込めないときにでも使えますし、逆に1着は確実に選べるが2着の候補が数頭いるというときにも問題なく活用できます。
幅広い条件のレースに対応できる買い方といえるでしょう。

ふたつ目の「自動的に購入する買い目を絞り込むことができる」という点については、例えば上記の4頭の組あわせをすべて当たるように買うとしましょう。

その場合、4×3で12通りになりますが、このなかには当たってもあまり配当が高くないものや、どう考えても当たらないであろう買い目も含まれている可能性があります。
フォーメーションでは購入する馬番を決めてしまうので、無駄な買い目を減らすことができます。

続いてデメリットも見ていきましょう。

フォーメーションのデメリット
買い目を絞り込むがために「買い漏らし」が発生してしまうこと

馬単を買っていて一番悔しい外れ方が「1着と2着が逆になってしまう」というものですが、1着と2着を決めてしまうフォーメーションではこういったことが起こる可能性がほかの買い方と比べると高くなります。

馬単フォーメーションで馬券を購入するのであれば、予想はかなり正確におこなわなければいけません。

馬単フォーメーションの計算方法

馬単フォーメーションの計算方法

馬単に限らず、フォーメーションというのは選んだ馬の数によって買い目が大きく変動するので計算方法というものは存在しません。

しかし下記のリンク先にあるJRA公式サイトの「フォーメーション組み合わせ数計算」というページを使えば、購入予定の馬番にチェックを入れるだけですべての買い方の買い目数を自動的に算出してくれるのでとても便利です。

フォーメーションで馬券を買うのであれば活用しない手はありません。

参考 フォーメーション組合せ数計算:はじめての方へ JRA

フォーメーション以外でもメジャーな買い方

フォーメーション以外でもメジャーな買い方

馬単を購入する方法はフォーメーション以外にもあり、よく用いられる買い方としては、「マルチ」「ボックス」「流し」があります。
これらの買い方にはそれぞれ特徴があってどれが一番適しているというものはありません。

すべての買い方について理解しておき、レースの性質に合わせて最適な買い方を選べるようにしておきましょう。

マルチ

マルチとは
簡単に言えば「馬単を馬連にするための買い方」のこと。

1着または2着になるであろう馬を1番とし、対抗馬を2番から5番までの4頭にします。
これをマルチで購入した時の買い目は、「1-2」「1-3」「1-4」「1-5」「2-1」「3-1」「4-1」「5-1」の8点です。

この買い方ならば、1番が1着か2着に入り、2番から5番までの馬のどれかが2着以内に入りさえすれば順番関係なく必ず的中となります。

マルチは結局馬連を購入するのと同義であるため、馬連で購入したほうが購入点数が抑えられ、収支的にも優れているというケースも出てきます。
必ず同じ買い目の馬連も確認し、どちらが最終的に収支が上になるのかを必ず確認しましょう。

ボックス

ボックスとは
選んだ買い目がとにかく全部当たるように購入する買い方。

マルチの時と同様に5頭をボックス買いすると、20点になります。
ボックス買いのメリットは買っている馬が来てくれさえすれば必ず当たるという点です。
ボックス買いの場合、読みさえ確実であれば買い漏らしをするということがありません。

その一方で買い目がとても多くなってしまうのがボックス買い最大のデメリットです。
同じ5頭を選んだとしても、マルチなら8点で済むのにボックスだと20点も購入することになるわけですから、その差は明らかといえるでしょう。

ボックス買いは、どちらかといえばすべての馬の実力が拮抗している荒れる可能性が高いレースで有効な買い方です。
荒れるレースであれば買い目を増やしても十分配当金で回収できます。

流し

流しとは
軸馬を1頭決め、軸馬を1着固定にして対抗馬を数頭選び、対抗馬の買い目をすべて購入するという買い方。

軸馬を決めてしまうので、対抗馬をある程度増やしても馬券代を抑えることができるのが流しのメリットですが、軸馬の選定を誤るとたとえ対抗馬を何頭増やしてもすべてハズレになってしまうというデメリットがあります。

圧倒的に強い馬が1頭存在するレースに適した買い方といえるでしょう。

フォーメーションで買う際の最強の組み合わせとは?

フォーメーションで買う際の最強の組み合わせとは?

馬単フォーメーションの組み合わせはそれこそ無限に近いほどあるため、はじめて買うという人はどういった買い方をすればよいのか分から無くなってしまうかもしれません。

本項目では馬単フォーメーション最強の組み合わせと題して、おすすめの買い方を3つ紹介します。
はじめは紹介した3つの買い方を適宜使い分け、慣れてきたら自分なりの買い方を考えてみると良いでしょう。

2-6

馬単フォーメーションの基本となる買い方が軸馬を2頭、相手馬を4頭選ぶ「2-6」の買い方です。
馬単フォーメーションの場合、基本的に軸馬は2頭目の時にも選ぶので、「2-6」の場合選べる馬は8頭ではなく、2番目の数字の6頭となります。

もちろん2番目の数字の中に軸馬の2頭を入れず、別の馬を6頭買っても構いませんが、軸馬は1着か2着に入る可能性が高い馬を選ぶので、軸馬は両方に入れておいたほうが的中率は各段に高いです。

この買い方は、軸馬は1着2着どちらに来ても的中となるうえ、別の馬も4頭選べるので高配当も期待できるという点が最大の魅力です。

しかも、6頭選べるのに買い目点数が10点で済むというのも大きなメリットで、たいていのレースで使える買い方となっています。
1点100円で買えば1,000円札一枚で済むので、かなりリーズナブルな買い方といえるでしょう。

2-7

こちらはもう少し回収率を高めたいというときに有効となる買い方です。
2頭目に選ぶ馬を1頭増やしただけなので基本的な考えは「2-6」と変わりませんが、7頭も馬を選べるので、入着する可能性がそれなりに高い中穴の馬もほぼ網羅できるでしょう。

ボックス買いの場合、1頭馬が増えれば馬券代はかなり多くなってしまいますが、この買い方だと10点が12点になるだけなので、資金があまりなくても十分買えます。

3-5

この買い方は三つ巴の争いとなるであろうと読んだレースで有効な買い方です。
また、抜けた人気の馬がおらず、上位人気が割れているときにも有効でしょう。

上位人気が割れていると、オッズもそれなりにつくので、上位人気の決着となっても配当金が期待できるのがこの買い方のメリットです。
購入点数はさきほどの2-7と同じく12点となります。

もっとも重要な軸馬の決め方

もっとも重要な軸馬の決め方

ポイント
フォーメーションで的中させるためにもっとも重要となるのが「軸馬」の決め方です。
ここを失敗してしまうと、どれだけ買い目を増やそうとも的中することはありません。

本項目ではどのような事を基準にして軸馬を決めればよいのかを解説していきます。

1頭は的中率が高い人気馬を選ぼう

2頭選ぶとき、1頭は的中率が高い馬を選びましょう。
的中率が高い馬を選ぶときは深く考えずに人気がある馬のなかから選ぶのが正解です。

競走馬のオッズは、過去の成績や相手馬との能力の比較によって決定づけられます。
過剰な人気馬もなかにはいますが、基本的に1番人気の馬というのはほかの馬と比べて成績や能力が抜けていると判断して間違いありません。

ただし、調べもせずに選んでしまうようなことはせず、自分でもその馬のことをしっかり調べ、不安要素が無いかどうかを確認しましょう。
不安要素が少なければ少ないほど、1着になってくれる可能性は高くなります。

もう1頭は回収率が高い馬を選ぶ

この馬で間違いないという馬を1頭選べれば、そのレースは半分的中したも同然です。
しかし、競馬では何があるかわからないですし、1頭だけでは決めきれないような場合もあります。

したがって、2頭目は基本的に回収率が高い馬を選ぶようにしましょう。
回収率が高い馬というのは、能力とオッズが見合っていない馬です。
もし上手く読みが当たって、回収率が高い馬が1着または2着に来れば、オッズは一気に跳ね上がります。

回収率が高い馬の選び方

回収率が高い馬の選び方

次に回収率が高い馬の選び方について考えていきます。
回収率が高い馬というのは必ず上位に入ってくる馬というわけではなく、何かしらの不安要素があるのでどういった点をポイントにして選ぶかで的中率が大きく変わってきます。

ここに紹介するのはあくまでも一例ですが、紹介している要素にたくさん該当している馬は人気以上の走りを見せてくれる可能性が高いです。

前走から大きく人気を落としている馬

競馬のオッズというのは、その馬がどれくらい馬券を買われたかで決まります。
馬券を購入する人はたいてい前走の成績を見て買うかどうかを判断するので、前走で1番人気となっていながら、10位以下に惨敗した馬は人気を大きく落としてしまいがちです。

しかし、1番人気に推される馬というのは理由もなくそうなるわけではなく、そのレースにおいては恐らくほかの馬と比べて抜きんでた能力を持っていたはずです。

大負けするときというのは、何らかの明確な理由があるケースがほとんどなので、前走1番人気となっていながら惨敗したものの、負けた理由が明らかである馬というのは回収率が高い馬であると判断できます。

リーディング上位騎手に乗り替わった

競馬はまさに「人馬一体」のスポーツです。
どれだけその馬の能力が高くても、その馬の能力を100パーセント引き出せるかどうかは騎乗する騎手の技量にかかっています。

騎手には「リーディング」という順位表のようなものがあり、リーディング上位の騎手はほかの騎手と比べると競走馬を操る能力に長けており、どの馬に乗っても上位に入る可能性が高いです。

オーナーや牧場側は所有する馬に勝たせたいため、強い騎手になるべく騎乗してほしいですし、騎手側もまた自分の勝ち星をひとつでも多くするために強い馬に乗りたいと考えています。

あまり人気のない馬の騎手が突然リーディング上位騎手になったときなどはその馬に注目しましょう。
調教の状態などがとても良く、これまでとは比べ物にならないほど好走する可能性が高いです。

好走したときとレース条件が似ている

着順にムラがある馬というのはなかなか人気になりづらいですが、逆に言えばムラがあるということは得意不得意がハッキリしている馬ということになります。

その馬の過去の成績を見て、今回のレースと以前上位に入った時と条件が似ている、または同じ競馬場で同じ距離でのレースである場合は、好走してくれる可能性がかなり高いです。

見落とす人が案外多いですが、この例に当てはまる馬も回収率が高い馬の候補に含まれるでしょう。

前走よりも距離が短くなった

前走で思ったような着順にならなかった場合、陣営側はその原因を探ります。
そして明らかに距離が合っておらず、スタミナ不足と判断すれば、次のレースでは短い距離のレースを走らせようとするでしょう。

前走で大負けした馬のレース映像を見て、途中までは上位になっており、最後明らかにスタミナ不足で失速してしまっていると判断できる場合、距離が短くなったのであれば好位置のままゴールインしてくれる可能性が非常に高いです。

出走馬によっては馬連にすることも考慮しよう

出走馬によっては馬連にすることも考慮しよう

馬券を購入している人の中には「この馬券しか買わない」と変なこだわりを持っている人がいますが、そのような買い方をしていてはプラス収益にするのはとても難しいです。

本当に予想をするのが上手な人は、その時のレースに合わせて臨機応変に購入する馬券を選ぶことができる人でもあります。
馬券は全部で9種類もあり、それぞれ当たりやすさが全然違います。

もし入着しそうな馬は選べても着順の優劣まではつけづらいと感じるようであれば、迷わず馬単ではなく馬連で馬券を購入しましょう。
そのほうが馬券代が少なくて済むうえに当てやすいので、最終的にはプラス収益で終われたという結果になりやすいです。

回収率が高い競馬予想サイト
3月31日(日)大阪杯[G1]

3月24日阪神12R「セントラルドグマ」プランで5,400円 →783,390円(145倍)の払い戻し!
今なら無料登録で3月31日(日)大阪杯[G1]の買い目がみれる!

無料で大阪杯[G1]の予想をみる

まとめ

馬単は1着と2着になる馬を着順も含めて当てることで的中となる馬券です。
同じく2頭選ぶ馬券には「枠連」「馬連」「ワイド」がありますが、そのなかでも馬単は当てるのが一番難しい馬券となっています。
その代わり平均配当は高く、穴馬が入れば万馬券にもなりやすいです。

フォーメーションとは馬券の買い方のひとつで、馬単フォーメーションの場合、1着に入りそうな馬と2着になりそうな馬をそれぞれ選び、選んだ馬がすべて当たるように馬券を買います。

フォーメーションは購入する番号を選ぶので余計な買い目を買わずに済むというメリットがありますが、その一方で買い目を厳選するので買い漏らしが発生しやすいというデメリットがあります。

フォーメーションで高額配当を狙うには、軸馬はもちろん回収率の高い馬を見つけることがとても重要です。
回収率の高い馬にはいくつかの条件があるので、その条件に合致しそうな馬を探しましょう。