中京競馬場のコース特徴や傾向データを調査!初心者でも勝てる攻略法!

中京競馬場の特徴について徹底解説!

競馬の馬券を的中させるためには出走馬や騎乗する騎手など、事前に明らかになっている情報をもとにして、どのようにレースが展開して最終的にどの馬が先着するのかを予想していく必要があります。

レース展開を予想するうえで絶対に無視できないのが、レースで実際に競走馬たちが走ることになる競馬場の特徴です。
競馬場は見た目は同じように見えますが、それぞれの競馬場はコースに設けられている起伏もコースの幅も違います。

騎手も各競馬場の条件を熟知しているため、同じ競走馬に乗っていても競馬場によって作戦を大きく変えることがあり、そのことを踏まえて予想をしなければ的中率を高めることは難しいでしょう。
本記事では中京競馬場について特徴を細かく見ていきます。

回収率が高い競馬予想サイト
4月28日(日)天皇賞(春)[G1]

4月21日福島11R「ヘヴンキングダム」プランで7,200円 →1,080,000円(150倍)の払い戻し!
今なら無料登録で4月28日(日)天皇賞(春)[G1]の買い目がみれる!

無料で天皇賞(春)[G1]の予想をみる

コース全体の特徴

競馬場名 中京競馬場
住所 愛知県豊明市間米町敷田1225
周回 左回り
馬場 芝・ダート
中央競馬の開催時期 1・3・7・12月

中京競馬場は愛知県にある競馬場です。

愛知県にある競馬場ということもあり、競馬新聞などでは当競馬場の略称を名古屋の頭文字である「名」で明記されることがありますが、愛知県には地方競馬が開催される「名古屋競馬場」が別に存在します。

中央競馬のレースは土日開催となっているので、レースの開催日程を見てどちらの競馬場でのレースかを判断するようにしましょう。

中央競馬は基本的に年4回開催していて、それ以外では場外馬券場として馬券の販売、払い戻し業務をおこなっています。

とはいえ、馬場事態は年中無休で営業していて、コースの内部は遊園地になっているので、多くの家族連れが週末になると訪れます。

また中京競馬場は夏競馬が開催される競馬場としては唯一、3月と12月に2回G1レースが行われるローカル競馬場となっていて、G1レースの日は名古屋からほど近いということもあって、多くの観光客が詰めかける競馬場です。

2010年から2013年にかけてコースを含め大幅な改修工事が施されており、改修前とはレース傾向が大きく異なっています。

したがって中京競馬場の過去データをチェックする際は、2010年以前のデータはまったくアテにならない点には注意が必要です。

芝コースの特徴

芝コースの特徴
中京競馬場のコースは改修前は周回が小さくて直線が短く、勾配はあまりない平坦なコースでしたが、大規模な改修が終わってコースの形状は大きく変わっています。

まず芝コースの周長が1,600mから200m以上伸びて1,700mになりました。
そしてコースが伸びた部分には急な坂が設けられています。

この結果、高低差は3.5mと中央競馬場10か所の中でも屈指の起伏となり、これまでの平坦な競馬場というイメージから一転、スタミナにある程度自信がある馬でなければ最後まで実力を出し切れない、タフな競馬場へと生まれ変わりました。

またカーブも特徴的で、3コーナーと4コーナーは比較的緩やかとなっているものの、1コーナーと2コーナーはカーブがかなりきつめになっています。

使われている芝の種類は多くの競馬場で使われている「野芝」と「洋芝」をミックスさせた「オーバーシード」と呼ばれているものとなっています。

洋芝は衝撃吸収性能が高く、野芝は踏み込んだ力を走力に変えやすいというそれぞれ異なるメリットがあり、オーバーシードは両方の良さを適度に取り入れることができる芝です。

ダートコースの特徴

ダートコースの特徴
ダートコースは芝コースの内側に設けられていて、おおむね形状は芝コースに準じています。

スタートから向こう正面までは平坦な道が続きますが、第3コーナー手前あたりから第4コーナーまでは緩やかに下り、そこから第4コーナーを回ってゴール手前400メートルあたりから急な上り坂が待ち受けています。

ダートコースはもともとスタミナを要するコースということもあって、中京競馬のダートコースも芝コースと同様に、タフなレースを強いられることになるでしょう。
ちなみにダートコースではG1レースのひとつである「チャンピオンズカップ」が開催されます。

直線の特徴

直線の特徴
中山競馬場の直線は芝コースが約412m、ダートコースが約410mとなっており、かなり長めにとられています。

高低差に関してはやはり第4コーナーを回ってすぐのところにある急な上り坂が最大の注目ポイントです。

この急な上り坂を上り切ったあとも約200mほど直線が続くということもあり、最終直線ではかなりのスタミナを消費することになります。

ペース配分を考えながら最終コーナーを回れた馬でなければ上位でゴールすることはできないでしょう。

距離別の特徴

これまでコース全体の特徴を見ていった結果、中京競馬場は高低差の激しいタフなコースであることがわかりました。
しかしどのレースでも同じ場所を走るというわけではありません。

競馬はレースによって走る距離が大きく異なり、1,200mや1,400mといった短距離レースではコース全体を走らずにゴールすることとなります。

そのため、自分が馬券を購入しようと考えているレースではコースのどの部分を使用することになるのかを知っておくことがとても大切です。
次の項目では中山競馬場の距離別の特徴について解説します。

1,200mの特徴

1,200mの特徴
1,200mのスタートは、第2コーナーを通過して向こう正面の直線を少し進んだところに設けられています。
そこから第3コーナー、第4コーナーを回って長い直線を駆け抜ければゴールです。

スタートしてから最初のコーナーまでの直線はおよそ310mと平均的な長さです。
最初のコーナーまでの直線が短いレースだと激しい先行争いとなりがちですが、300m以上も直線があるので、そこまで激しい争いにはなりません。

コーナーに関してですが、第1、第2コーナーが大きめのカーブとなっていますが、第3第4コーナーのカーブが小さめになっており、左右非対称です。

そのためいわゆるヘアピンカーブのような形状になっていて、外側を走る馬は左右対称のコースよりも距離を大きくロスすることになります。

したがって、どちらかといえば内枠からスタートして早めに前に出ることができた馬が有利です。
しかし前へ出るのに無理をしすぎると、最後の直線の急な上り坂を上り切ることができずにバテてしまいます。

するとそのすぐ後ろを走る馬は前をふさがれて出ることができなくなり、あえて外側を選んだ差し馬や追い込み馬が3コーナーを回ったあたりから一気に進出して前の馬を抜き去るといった展開になります。

実は、第3コーナー手前くらいから第4コーナーまでは緩やかな下り坂になっていて、スピードに乗りやすいというのも、この戦法が成功しやすい要素の一つです。

基本的には内側の先行馬が有利ではあるものの、有力な差し馬や追い込み馬が出走している場合は要注意です。

この距離では春のスプリント王を決めるG1レース「高松宮記念」が開催されます。
高松宮記念に出走できる差し馬や追い込み馬はかなりの能力の持ち主なので注目しておきたいところです。

1,400mの特徴

1,400mの特徴
1,400mは1,200mよりもさらに奥、第2コーナーを回り切ったところの奥にあるポケットからのスタートとなります。
そこから先は1,200mとまったく同じです。

最初のカーブまでの直線距離は1,200mのときよりもさらに長く、500m以上になります。

これだけ長いとスタート直後の先行争いになることはほとんどありません。
ほかの馬の出方をみながらじっくりと自分が一番走りやすいポジションについていくことになるでしょう。

その後の展開は1,200mの時とほぼ同じになります。
ただしこの距離でおこなわれるレースが新馬戦、未勝利戦、500万円以下といったレース経験があまりない馬や下級条件の馬が出走するものがほとんどとなっています。

したがって、外側から一気に前の馬を抜くような末脚を持っている馬が出ることはあまりありません。
馬券は内側の先行馬を中心に組み立てておくとよいでしょう。
この距離ではG3レースである「ファルコンステークス」が行われます。

1,600mの特徴

1,600mの特徴
1,600mのスタートは1コーナーと2コーナーの間にある引き込み線からのスタートとなります。
その後はすぐに第2コーナーを回って第3コーナー、第4コーナーを回り最後の長い直線を走ればゴールです。

1,600mでは1,200mや1,400mと違い、スタートしてすぐにコーナーを回る事となるため、激しい先行争いが繰り広げられることになります。
基本的には内枠の馬のほうがスタートして、先にカーブに到達できるため有利です。

ところが外枠の馬も内側を狙おうと大きく斜行してくるので、この外枠の馬よりも先に前に出ることができなければ内枠の馬は前を塞がれてしまい、大きく不利になります。

また、短距離の場合は先に前を行く逃げ馬が強いのですが、距離が伸びれば伸びるほど逃げ馬の勝率は下がるという点にも注目です。

内枠に有力な先行馬が居ないのであれば、真ん中の枠あたりからスタートする差し馬の能力もチェックしておきたいところです。
この距離ではG3レースのひとつである「中京記念」が実施されます。

2,000mの特徴

2,000mの特徴
2,000mのスタート地点はスタンド側の直線からとなります。
スタンド前直線のやや左寄りからスタートし、コースを1周して最後の直線を駆け抜けた先がゴールです。

スタートから最初のカーブまでの直線距離は約310mになっており、これは平均的な長さです。
この距離だと内枠と外枠の有利不利はさほど生まれないので、枠番よりも馬自体のスタートダッシュ能力に注目しておいたほうがよいでしょう。

最後の直線距離が平均よりも長く、さらに第4コーナーを回ってすぐ急な上り坂を上らなければならないため、かなりスタミナがある馬でなければ上位に入ることはできません。

中京2,000mの場合はコース全体の特徴を踏まえた予想をするよりも、出走する馬の成績や能力などに注目をした予想を重要視したほうが的中率は高くなります。
この距離でおこなわれる重賞レースとしてはG2レースである「金鯱賞」があります。

回収率が高い競馬予想サイト
4月28日(日)天皇賞(春)[G1]

4月21日福島11R「ヘヴンキングダム」プランで7,200円 →1,080,000円(150倍)の払い戻し!
今なら無料登録で4月28日(日)天皇賞(春)[G1]の買い目がみれる!

無料で天皇賞(春)[G1]の予想をみる

まとめ

中京競馬場は愛知県にある競馬場です。

過去の中京競馬場のコースは小さくて小回りが求められる平坦なコースとなっていましたが、2013年の大改修によってコースの形状は大きく変わり、コースの全長が長くなったうえに急な坂が追加され、タフな競馬を求められるコースとなりました。

したがって中京競馬場の過去データを見る場合、改修前のデータはまったくアテになりません。

中京競馬場はローカル場でありながら、「高松宮記念」と「チャンピオンズカップ」という二つのG1レースが開催される競馬場となっており、これらのレースが行われる日には多くの競馬ファンが当競馬場を訪れます。

コース全体は、第1コーナーと第2コーナーのカーブが小さく、第3コーナーと第4コーナーのカーブが大きいという左右非対称の形状となっており、最終直線距離は約410mとかなり長めとなっています。

最終直線に入ってすぐ急な上り坂を上らなければならないということもあり、そこに到達するまでにスタミナをかなり消費することとなる先行馬や逃げ馬には厳しいコースです。
中京競馬場ではほかの競馬場と比べて差し馬や追い込み馬の勝率が高くなっています。