競走馬の年齢は人間で換算すると何歳にあたるのかを解説!長生きだった名馬たちも紹介

競走馬の年齢は人間で換算すると何歳にあたるのかを解説!長生きだった名馬たちも紹介

競馬の中継を見ている際に、競走馬の紹介が出ると、必ず年齢も一緒に表示されます。
競走馬も生き物なので、当然年を重ねるごとに年齢も増えていくわけですが、競走馬の年齢が人間の何歳に当たるかを正確に把握していない人は案外多いのではないでしょうか。

本記事では競走馬の年齢が人間に換算すると何歳に当たるかを解説するとともに、馬のライフスパンについても解説、更に重賞を勝利した競走馬のなかでも特に長生きだった競走馬も紹介していきます。

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現役競走馬として走っている期間はとても短い

現役競走馬として走っている期間はとても短い

知っている人も多いかもしれませんが、現役の競走馬として活躍している期間というのは競走馬の人生で換算しても非常に短いです。

競走馬はほとんどが2歳でデビューして「新馬戦」を経験、そして年が経ち3歳になると能力の高い競走馬は皐月賞・日本ダービー、菊花賞の「クラシック三冠」を勝利することを最大の目標としてレースに出走します。

4歳以降は「古馬」と呼ばれるようになりますが、早い競走馬だと古馬になった年の暮れには引退を表明することもあります。

そして、有力馬のほとんどが種牡馬や繁殖牝馬として子孫を残す役割が求められるため、5歳を終えるころに引退を迎えるようになり、競走馬の能力としても5歳をピークに下降していくケースが多いです。

種牡馬として期待されない競走馬は5歳以降も競走馬としてレースに出続けますが、7歳ないし8歳を終えるころには大部分の競走馬が引退していきます。
つまり競走馬としてレースに出走するのは短い競走馬だとたった2年、長くても5年半から6年半くらいで競走馬としての人生を終えるというわけです。

現役競走馬としての年齢は人間に直すと何歳?

現役競走馬としての年齢は人間に直すと何歳?

競走馬としてレースに出走する年齢が2歳から長くても7歳ないし8歳までであることは理解してもらえたでしょうか。
現役競走馬として活躍している年齢を知ると、それは人間の年齢に換算したら一体何歳にあたるのかも気になるところです。

競走馬としてデビューする2歳というのは、人間の年齢に換算するとだいたい13歳くらい、つまり新馬戦で走っている競走馬というのは人間で言えば中学生が走っていると認識してもらうと良いでしょう。

そして競走馬の年齢はその馬が誕生した月日に関係なく、1月1日を迎えると一斉に加算されます。
つまり1月に生まれた競走馬も、12月に生まれた競走馬も、1月1日を迎えると一斉に年をひとつ取るというわけです。

話を競走馬の年齢に戻すと、3歳はだいたい高校生に該当するというのが大方の考えになっています。
2歳から3歳になると4歳ほど年齢が加算されるわけですが、先ほども触れたように競走馬の年齢というのはその馬が誕生した月日に関係なく一斉に加算されます。

しかし、同じタイミングで加算されたとしても、1月に生まれた競走馬は人間で換算すると高校生になる一方、12月に生まれた競走馬はまだ中学生という事になります。

中学生から高校生になると身長や体重など身体的に大きく成長するのはもちろんの事、何より運動能力が大きく成長します。

中学1年生が高校3年生に勝つというのは非常に大変だというのは誰でも分かることですが、競馬では中学生と高校生が一緒のレースで走るということが普通に行われているのです。
このことを認識しておくと、特に3歳になってすぐのレースを予想するときにかなり役立つので覚えておいてください。

そして、4歳は人間の年齢に換算すると20歳に該当するといわれています。
競走馬の能力としてのピークはだいたい4歳から次の5歳くらいとなっている競走馬が大半です。

4歳以降の年齢加算は諸説ありますが、馬の平均寿命である29歳が人間の平均寿命である80歳に当たると仮定すると、4歳以降は1年年齢を重ねるごとに人間の年齢で2.5歳ずつ加算していけばちょうど29歳になるころに80歳となります。

したがって、5歳は22.5歳、6歳は25歳となり、多くの競走馬はだいたい30歳か32.5歳くらいで引退するという事になるというわけです。
陸上競技選手の選手生命もだいたい30代後半くらいまでだという事を踏まえると、この年齢換算はおおむね正しいといえるでしょう。

競走馬の一生を人間の年齢に当てはめつつ解説

競走馬の一生を人間の年齢に当てはめつつ解説

ここからは競走馬も含めた馬の一生を人間の年齢を当てはめ、どのようなライフスタイルになっているのかを解説していきます。

競走馬の年齢が人間の何歳に該当するかは先に解説しましたが、当然競走馬はレースを引退してからも生き続けるので、この項目を読んでもらえば競走馬として引退してからどのような余生を過ごしているかが分かります。

哺乳期

馬が産まれた時の体重はだいたい大人の馬の10パーセントだといわれています。
そして馬は草食動物であるため、赤ちゃんは生まれてからだいたい30分から1時間くらいで立ち上がって母乳を飲み、1日経過すると走り回ることができるようになります。

私たち人間の赤ちゃんと比べると運動能力の高さに驚かされます。
体重は10パーセントしかありませんが、足の長さは生まれた時点ですでに大人の9割ほどあるので、見た目は脚だけがとても長いようなイメージを持ちます。

この時期は人間の年齢に当てはめると2歳くらいまでに該当するので、お母さんとのつながりがとても大事な年齢です。

離乳期

生後半年を経過すると体重は大人の馬の半分ほどに達し、親の元を離れて自分で自由に走り回ることができるようになります。

馬は自然の状態だと1歳くらいまで親と一緒に過ごすので、この時期はまだまだ母馬との結びつきが強いのですが、このころになると母乳はほぼ必要なくなり精神的にも成長しているということもあって、競走馬としてデビューさせる予定の馬はこの時点で母馬から引き離され、同じ年齢の仔馬と放牧されます。

その中で自分自身で自分の立ち位置を見つけたり、新たな環境に適応するなど社会性を身に着けていきます。
このころの年齢はちょうど人間で換算すれば幼稚園や保育園に通うくらいだといえるでしょうか。

幼稚園や保育園も親元を離れて同じ年齢の子たちと過ごし、その環境に適応するようになっていくので、この年齢で親元から離すというのは決して早すぎるというわけではありません。

1歳

このころになると、翌年のデビューを見据えて馴致(ブレーキング)がスタートします。
馴致では実際に馬具を装着して人を乗せて歩かせたり走らせたりして、実際にレースに出走できるようになるための土台作りをしていきます。
人間の年齢に換算するとちょうど小学校6年間が競走馬の1歳に該当します。

2歳

2歳は競走馬としてデビューさせるための最終調整を進めていきます。
トレーニングセンターでレースさながらの調教を繰り返していき、身体的にレースに耐えられると判断されれば地方競馬では春ごろから、中央競馬では夏ごろから実施され始める「新馬戦」でデビュー戦を迎えることになります。

競走馬時代

競走馬時代については先ほど詳しく解説したので、ここでは簡単に触れる程度にします。
芝コースの競走馬として活躍できるのは6歳から7歳くらいが限界ですが、ダートレースではもう少し競走馬としての寿命が長くなります。

そして障害競走になると更に寿命が延びて、8歳になっても現役トップクラスの活躍を見せるケースも多々あります。
5歳ころまで芝レースでまったく活躍できなかった競走馬が障害レースに転向すると重賞を連勝する、という事例も多くみられるので、芝レースと障害レースでは求められる能力が若干異なるのでしょう。

10〜15歳

10歳は人間の年齢だと30代後半になります。
流石にこの年齢になっても現役を続けている芝レースの競走馬はほとんど居ません。

障害レースだと勝利することもありますが、それでも一線級で活躍するのは難しくなる年齢です。
しかし、オリンピック競技にもなっている馬術では10歳頃からが活躍のピークだといわれています。

そもそも馬術競技は馬場馬術・総合馬術では8歳、障害馬術では9歳以上という制限があるので、10歳くらいだとちょうど競技にも慣れてきて本来の力が発揮できる年齢といえるのではないでしょうか。
馬術競技でもっとも活躍する年齢は12、3歳です。
15歳は人間に換算すると50歳手前くらいだと思っておけばよいでしょう。

20歳まで

15歳を超えると流石に馬術競技においても活躍することが難しくなり、ほとんどの馬が引退します。
牝馬においても繁殖能力が落ちるため、16歳を超えると残りの余生を過ごす段階に入っていくと思っておいてよいでしょう。

人間の年齢に換算すると、ちょうど20歳が還暦になる60歳となるので、馬の年齢からみても高齢者に該当することになります。

身体面では骨がもろくなったり、視力の低下がみられますし、性格も中年期のころと比べると頑固になる馬が出てくるというのは私たち人間とよく似ています。

30歳まで

20歳を超えると更に身体的な衰えは進行していきます。
視力はますます低下し、30歳に近づくと目が曇ってきてしまう競走馬も出てきますし、食欲も落ちていくので身体は少しずつ痩せていって、背骨が浮き出てくるようになります。

代謝そのものが落ちて影響の吸収も悪くなってくるので、食事にも気を配らなければならなくなります。

仔馬を産むこともできませんし、競技にも出場できず、乗馬として働くこともできないので、正に人間と同じように老後を穏やかに過ごしてもらう年齢になるといえるでしょう。
人間の年齢に換算すれば70歳から80歳に該当する年齢で、ほとんどの馬たちは30歳を迎えるまでに寿命を終えることとなります。

30歳以降

30歳を超えると馬としては長寿の部類に入ります。
元気な馬だと30歳を超えても走り回ったりすることもありますが、たいていはのんびり歩くくらいの運動能力しかありません。
35歳を超えてまだ健在であれば、競走馬としては長寿記録上位に入るくらい長生きとなります。

重賞を勝った馬で長寿だったのは?

重賞を勝った馬で長寿だったのは?

競馬で重賞を勝利した競走馬は引退後、牡馬は種牡馬として、牝馬は繁殖牝馬として活躍しますが、15歳を超えると繁殖能力が低下するため種牡馬や繁殖牝馬としても引退し、余生を過ごすことになります。
重賞を勝利した競走馬のなかで特に長生きだった馬たちをここでは3頭紹介しましょう。

シンザン

シンザンは五冠馬という異名をつけられており、皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞(秋)、有馬記念という当時牡馬が出走できる大きなレースはすべて制覇しているだけではなく19戦して負けたのはたった4回、しかもその2回も2着で19戦全戦連対を達成した競走馬は、シンザン以降現在においても出てきていません。

競走馬として伝説級の記録を残しただけではなく、シンザンは大変に長寿な競走馬でもありました。
シンザンが誕生したのは1961年4月2日、シンザンが亡くなったのは1996年7月13日で35歳102日という記録は、G1レースを勝利した競走馬のなかでは現在においても最長寿記録です。

ナイスネイチャ

ナイスネイチャはGレースを勝利した競走馬ではありませんでしたが、有馬記念を3年連続で3着入賞するなどブロンズコレクターとして非常に有名であり、一部競馬ファンには熱狂的な人気がありました。

競馬好きで有名な明石家さんまさんが一番好きな馬がナイスネイチャだというのは有名な話です。
その後、ウマ娘プリティーダービーでウマ娘化すると、熱狂的なファンを獲得してナイスネイチャの名は一躍世間に知られることとなりました。

ウマ娘プリティーダービーが配信開始されたころはまだ存命中であり、引退馬協会の顔役になっていたという事もあって、ナイスネイチャの誕生日に実施されたバースデードネーションでは多額のお祝い金が寄付されることが恒例となっています。

最初に話題になったのは令和3年、33歳になった時で、この時の寄付額は目標額の300万円を2,000パーセント近くオーバーする3,600万円近くを集めました。

その後さらに金額は増加していき、2022年は5,410万円、2023年にはなんと7,400万円を達成、あまりにアクセスが集中したためにサーバーがダウンしかけるといった事態になるほどでした。

しかし2023年5月になるころから急激に衰弱していき、献身的なケアの甲斐なく2023年5月30日、最後は安楽死の処置が施され、最期を迎えることとなりました。

最長寿記録を超えることはできませんでしたが、35歳まで長生きできたというのは競走馬としてみれば大往生ですし、悲運な運命を辿る引退馬が多い中、故郷で余生を過ごして多くのファンに愛されたナイスネイチャはとても幸せに満ちたものだったのではないでしょうか。

マイネルダビテ

マイネルダビテ(引用元:YOUTUBE)

マイネルダビテは長らくシンザンが記録していた重賞勝利馬の最長寿記録を更新した競走馬で、36歳272日にまで伸ばしました。
マイネルダビテという名前は一見するとテに濁点がついていないので少々違和感がありますが、これにはちゃんとした理由があります。

元々テには濁点をつけて「マイネルダビデ」という馬名でデビューさせるつもりでしたが、占い師に3つ連続で濁点がつくのは縁起が悪いといわれたからという冗談のような理由でマイネルダビテと言う馬名になりました。

デビュー2戦目で勝ち上がり、函館3歳ステークス(現在の函館2歳ステークス)では2着に好走、3歳の初戦京成杯でも2着になると、1番人気に推された共同通信杯4歳ステークス(現在の共同通信杯)で重賞初制覇を果たしています。

しかしその後はオープン戦を2度勝利したのみで5歳を終えた時点で競走馬としての登録を抹消、功労馬として岡田スタッドで亡くなるまで療養していました。

引退した名馬に会う事はできる?

引退した名馬に会う事はできる?

かつてターフを駆け抜け、私たちを湧かせてくれた競走馬たちに会いたいと思う人も多いことでしょう。
結論から言えば、引退した競走馬に会うことは可能です。
ここでは引退した競走馬に会うための手段について解説していきます。

馬主になる

確実に、そして好きな時間に引退後の競走馬に会いたいのであれば、馬主になるのが一番確実です。
しかし、馬主になるには最低でも2年間の所得が1,700万円あることが条件であるため、正直現実的な方法ではありません。

しかし、一口馬主という手段もあり、こちらであれば所得がそれほど多くなくても馬主になることができますが、自由な時間に自分の持ち馬に会うことはできません。

見学申し込みをする

馬主にならずに見学する方法もいくつかあります。

引退馬を所有している牧場に直接コンタクトを取る
牧場が実施している見学ツアーを予約
旅行会社が実施しているツアーを予約

引退馬を所有している牧場に直接コンタクトを取って見学する方法は、馬主ではない人が個人的に引退馬に会うことができる唯一の方法ですが、誰もが知っているような名馬にはこの方法で会うことはできません。

しかしマイナーではあるものの、特に思い入れがある引退馬が居るのであれば、この方法で会いに行けるか調べてみることをおすすめします。

参考 競走馬のふるさと案内所

牧場が実施している見学ツアーとしては、例えば社台スタリオンステーションが放牧見学会を行っています。
社台スタリオンステーションは競馬好きで名前を聞いたことが無い人は居ないでしょう。

放牧されている競走馬の名前を見ると、サートゥルナーリア、サトノダイヤモンド、ルーラーシップなど、G1レースを勝利している名だたる名馬たちが名を連ねています。
これだけの名馬に会えるツアーは、競馬ファンにとっては魅力的としか言いようが無いのではないでしょうか。

当然ながら非常に人気があり、申し込みがスタートしてほどなく完売してしまうので、見学に行きたいのであれば、予約開始日をあらかじめチェックし、スタートしたらすぐに予約できるようにしておきましょう。

旅行会社が実施しているツアーでは複数の牧場を巡ることができるのが最大のメリットです。
とにかく沢山の名馬に会いたいと思っているのであれば、この方法が一番適しています。

しかしこちらも牧場が実施しているツアー同様大人気で、すぐに完売してしまう可能性がある点は注意が必要です。

会いに行く時のマナー

会いに行く時のマナー

競走馬に会いに行く際には守っておかなければならないマナーが数多くありますが、そのなかでも絶対にこれだけは守ってほしいというマナーを3つ紹介します。

どれも基本的なことではありますが、憧れの競走馬に会いに行けるとなると、気持ちが高ぶってしまって当たり前のことができなくなってしまうものです。

連絡せずに訪れない

牧場が開催しているツアーや、旅行会社が実施しているツアーであれば、予約さえ確保できればあとは当日になり、現地を訪れれば競走馬に遭うことができます。
注意しなければならないのは、自分で競走馬が過ごしている牧場を見つけて訪れるときです。

牧場は動物園ではありません。
牧場は競走馬がレース以外の時間を過ごす場所であり、見学させてもらえるのは完全に牧場側のご厚意です。
牧場を訪れる前には、必ず事前に見学に訪れても良いか連絡するようにしましょう。

更に連絡はいきなり牧場に電話するのではなく、リンク先を添付した「競走馬のふるさと案内所」に連絡することが望ましいです。
競走馬のふるさと案内所に連絡し、訪れたい牧場を伝えると、事前にどのような手続きをすればよいか教えてもらえます。

静かに見学する

馬はとても繊細な生き物で、特に音や光にはとても敏感です。
目の前にずっとファンだった競走馬が居ると、テンションが上がってしまう気持ちはよく分かりますが、見学の際は決して騒がず静かに見学するようにしてください。

大人は守れてもお子さんは守れずについつい歓声をあげたりするので、ツアーなどではなく、個人的に見学する際はお子さんを連れて見学することは控えたほうが良いでしょう。

競馬場でフラッシュを使うことが厳禁となっているのと同様に、牧場でもフラッシュを使うのは絶対に禁止ですし、勝手に写真撮影をすることも止めておきましょう。

厩務員さんの指示に従う

牧場において、厩務員さんをはじめ牧場関係者は絶対的な存在です。
見学する際には事前に禁止事項などについて説明があるはずなので、その指示には必ず従うようにしましょう。

指示通りに見学していれば、大きなトラブルを引き起こすこともなく見学でき、良い思い出を作ることができるはずです。
説明が終わった後、聞きたい事や分からないこと、見学の際に実行したいことなどがあればかならず質問するようにしてください。

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まとめ

ここまで競走馬の年齢が人間の年齢に換算すると何歳に該当するのかについて解説しました。
競走馬は生まれてから1歳になるまでで人間で換算すると幼稚園や保育園を卒園するくらいの年齢となり、1歳から2歳までで小学校6年間を経験します。

2歳は中学3年間、3歳は高校3年間で、それ以降は1歳年を取るごとに人間の年齢では2歳半加算されます。
競走馬として活躍できる年齢は2歳から長くても8歳くらいまで(9歳まで走る馬もごく少数だが存在)なので、競走馬の寿命全体で見ると非常に短いといえるでしょう。

ただし障害レースの場合は10歳くらいでも活躍する馬が出てきますし、馬術競技の場合は10歳くらいからでなければ活躍できません。
引退した競走馬は故郷となる牧場などで余生を過ごしているケースが多く、見学を許可している牧場であれば、会いに行くことができます。

しかし、牧場は見学者を受け入れる体制が整っているところばかりではありません。
小さな牧場だと車を駐車する場所すらも無いところもあります。

守るべきマナーはいろいろとありますが、特に個人的に牧場を訪れる場合はいきなり訪れるようなことはせず、必ずどのような手続きを取って会いに行けば良いかを確認するようにしてください。